岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

大雪の選挙サンデー

2014年12月14日 | 生活
平王成26年12月14日(雪))
今日は朝から雪で昨日から積雪が60cm位でかなり積もっています。腰くらいまで積もっていますかね。



吹雪くと地吹雪になり嵐のようになります。選挙は期日前投票してあったし、2日間は家を出ることが無かったんで、60cm積もろうが1m積もろうが食料も備蓄してあるんで2週間くらいは特に生活に困ることはありません。ただ、除雪していないんで来客は入ってこれないし、通行した跡が無いので自分は留守と思っているかもしれませんね。



今日は選挙サンデーですが、速報を見ると全く興味の無い結果になっています。この選挙の意味は一体何だったでしょうか?投票率も過去最低で国民の期待感が無い選挙で自民党が圧勝したため、地方はますます寂れることになってしまう結果ですね。

この田舎に引っ越してきて、周りの人たちと話すと生活が苦しいし、今の政権ではだめだという話が沢山聞こえてくるんだけれども、選挙になると自民党が勝ってしまうこの現象というのは全く理解できない。これは色んな事業の役員や理事選挙についても同じことで、理事とかのメンバーはいつも同じでまともに歩けない高齢者やまともにしゃべれない老人が長年理事をやっていて事業の変革は全く無い、毎年同じ内容の事業計画ばかりで地方を変えようという声も若干出るけど、全く変わらない。もう年寄りは引退し若い人たちと交代してこの停滞感を変えてほしいんだけど、地方は多分変化を嫌うんでしょうね。

ところで面白い話を一寸だけ書いておきますか!

田舎には何処の村にも親方とか大本家とかいう名士らしい家が数件あります。地主だった家もありますが、実はそれらの名士の家が皆、廃れて建て替えもならず、ボロボロです。
かつての親方という家は、敷地も大きくて凄いんですが、建物がボロボロでも建て替えません。
何故か、旧家で名士だったというプライドで古い家を建て替えないで守っているんでしょうけど、そういう家はメンテナンスすると莫大な費用がかかるため、修繕しないのですね。なので村中ではそういうしがらみのない無いお宅は皆、立て替えて現代風に綺麗な家になっているんですが、旧家のお宅は建て替えないのでボロボロです。そういう家には嫁も来ないし、あと1世代か2世代でお家断絶になりそうです。自分とこの村には旧家が3軒あるんですが、3軒とも跡継ぎ(30代~60代)にお嫁さんはいません。まあ、40代~50代男性で独身はごろごろいますけどね。
有る旧家の人と話していたら、旧家なので付き合いが広くて冠婚葬祭で通知を受けるといろいろとお金がかかるので辛いと言っていましたね。付き合いが広いと言うことは、善しあしがあって大変だということなんでしょうね。
この現象は隣村でも同じです。また他の隣村でも同じです。数キロ離れた村でも同じ現象がありました。
なぜこの話を掲載したかというと、実は旧家や名士が色んな事業の役員や理事をやっていて村でも自治会の役員や会長は名士が長年、無選挙でやっているんですね。そういう人たちは村人を上から目線で物を言うし、葬式でも上座が与えられたりと一寸時代錯誤が有るように見えますから笑えます。自分は若手(?)ですから若い人たちと話すとかなり不満があるようですが、波風立てたく無いからともの言わないそうです。市会議員なんかもその名士(?)たちの中から出ます。例えば、自分が一寸、頑張って会社設立して成功を納めてその資金で選挙に立候補しても受かりません。何故なら何処の出だという事を調べられて名士で無いんで悪い噂を立てられて全く戦えないのです。

つまり、これが日本の風土なんですね。この大型版が総選挙なのではないかと思った次第ですね。田舎は変わらない!変えれない!ということを改めて思ったということを書いてみました。

自分とこの選挙区は呂律の回らない自民党前職に地元出身で無い若手が挑んだんですが、地元出身で無いということで投票前にもう、決着がついていましたね。残念でした。

テレビはどこも選挙速報ばかりで20時にはほぼ結果が出ているので興味が無く、結局、ネットでドラマを見ています。

今回の選挙で多分、何も変わらないだろうと思っていたし、若干、変化があるかもしれないと一寸期待はしていたんですが、前より悪くなりそうなので政治には期待をしないことにして、韓流ドラマを見ましょうかね!

明日は一寸だけ、外に出て、除雪やJAに資料を届けたりして動きます。動かないで食べてばかりだったので更に体が重い。


一寸ばかり頑張ります。


頑張っているんで、プチットお願います。
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