岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

今年の農業振り返り(水稲部門)

2014年12月11日 | 百姓
平成26年12月11日(雨)
今日は朝から雨で寒くは無いですが、仕事するモチベーションが上がらないので朝からyoutube(エレキ演奏)見てマッタリです。

農作業は作業場の片づけ、コンバインの格納、蒸気発芽器の組み立て設置を昨日やっちゃったので後はハウス内の片づけとネギの播種準備すれば良いだけなのでお天気がよくてモチベーションが上がった時にやりましょう。

さて、このマッタリの時間を利用して、今年の農業の振り返りをしてみましょう。
今回は水稲部門です。

①栽培面積 190a(不耕作地23a復田する)
②収穫(出荷ベース) 10.6トン 10a当たり 558kg 標準(600kg/10a)より若干少ないですね。植え株を少なくしているのと倒伏が厭なので基肥料も少なくした影響の様です。
・品質は 加工用米含めて全て1等米でした。
・復田した田んぼの奥地上が圃場のデコボコがあり除草剤が一部効かないところがあって、さらにイモチ病が付いたようで収穫が少なかったこともありました。
・桂清水下圃場は収量が多くて、周りからも褒められる位でしたが、本宮本田が若干、収量が少なかったですね。圃場が疲れているような気がします。
・復田した田んぼの周りは、他所の不耕作の田んぼなので、カメムシの影響があるかと思ったんですが、幸いにも虫害は無くてホッとしました。
奥地下は一部、ヒエが生えましたが、影響は余り無くて、病気も無かったので全圃場の一番多くの収量てビックリしました。
・復田の田んぼには全く肥料を与えないで地力のみで栽培したんですが、良く実ってくれましたね。復田した田んぼから収穫したお米は全て加工用米に回しました。

③まとめ
・収穫は品質も良く、想定通りでした。米価が暴落したのは想定外でしたね。
・圃場は秋のお天気も良かったし、排水を徹底してやったのでヌカルムところも少なくて稲刈りは順調でした。
・病気は奥地上以外は無くて、良い栽培状況でした。虫害が全圃場とも全く無くて良かった。
・コストは、苗については植え株数を少なくしたので、概ね妥当な費用でした。肥料は基肥を少なくしたり、復田を無肥料にしたので、コストが少なかったが、単価の高い肥料を使ったので意外とコスト削減になっていなくて、来年は単価の安い肥料を使ってみたいと思います。
・農薬は除草剤中心に使用していますが、上手く使うと使用量を減らせるので来年はもう少し減らそうと思っています。殺菌剤は、ここのところイモチ病などが10数年以上無かったので、若干、減らしてもいいかなと思っています。
・機損料については、コンバインの修理が昨年修理したところがまた故障して修理代が想定外でした。コンバインンもそろそろ更改時期にあり、自分の規模と米価暴落で更改は難しいですね。田植え機の側条用のポンプが壊れてこの取り換えも想定外でした。
・全てひとり作業としては規模も成果も妥当なところでしょうね。収入はコスト計算していないので正確のところは判りませんが、赤字にはなっていないと思いますね。

④来年に向けて
・米価の低迷もあり、コスト削減で肥料や農薬をJA以外からの購入も検討します。
・田植え機を更改したいので農器具屋さんに中古の良品の出物があったら連絡をくれるように言ってあります。米価の低迷で農家を廃業する人が結構いるようだということです。
・来年もこの規模で栽培して、米価の推移を見てから、規模拡大か縮小か検討することにします。

※想定外の農器具の機損料以外は、概ね、予定の経営状況でしたね。それと米価の暴落も想定外でしたね。

来年もこの様な状況で頑張れるかな? 頑張るよ!



頑張っているんで、プチットお願います。
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