岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

ネギ農家に押しかけ入門

2011年08月22日 | 百姓
平成23年8月20日(晴れ)

葱専業農家さんが葱の収穫をするということなので、押しかけ入門してきました。

農業は机上で勉強しても自分で実践してみないと、実際はわからないので手伝いながら作業のノウハウを習得です。


先ずは畑に行きます。立派な葱ですね。お母さん(70歳以上)と息子さん(50歳以上)がやっています。




葱掘り機械が故障中とのことで、手で掘ります。葱の葉が長いので畑である程度、切ります。
自分は何をやったかというと、この葱を手で抜く作業です。これもテクニックがいるんですよ。
苗は2~3本が対になっているので1本ではなかなか抜けません。対になっているグループで抜くと楽に抜けてきます。




ここは40アール位ありますね。
1列40m位ですが、一日、3列位の収穫のようです。軽トラック2台分の量です。
手で抜くのは結構、腰といううか腿が張ってきます。




自宅に戻って根切り、葉切り、皮むきです。この機械で流れ作業でやります。
息子さんが葱をセットして流しますと、自動的に根と葉が切断されます。
この機械、2人作業用です。





根と葉が切断された葱がお母さんの所に流れて来ると、エアーで皮をむきます。
お母さん、ものすごく手際が良いです。皮を剥いたあと、太さで選別もします。



皮むきもおもしろそうだったけど、製品を作るのを邪魔しては悪いと思い、ここは遠慮して見てました。




自分はここで何をしたかといううと、皮を剥かれた葱を別の場所に運んで並べる作業です。
運ぶのもテクニックがいるんですよ。軍手を履いていたんですが、素手で持ちなさいと言われましたね。
それから、持ち運ぶときは葉を下向きにして水分を落としながら運ぶんです。
葱が新鮮なので、葉の切り口から水が沢山出てくるんですね。水分が多いと葱を箱詰めした時に、品質が悪くなるそうです。




皮をむかれた葱、奇麗でしょう。これで軽トラック1台分ですね。
軽トラック1台分の皮を剥くのに丁度2時間かかりました。



葱の収穫作業、結構面白いもんですね。でも大変な作業です。

農作業は体験してみるもんですね。いろんな事がわかり机上では分からないことが沢山あっていろいろと教えていただきました。

帰ってきて、レポートにまとめたらA4、4枚になりました。結構ノウハウを教えてくれたんですね。
迷惑そうだったけど、本当に感謝です。

その他に産直に出荷するのにも付いて行って出荷の仕方も教えていただきました。
携帯TELに売れ行き情報がメールで入るんですね。また、作業中にも注文が入ったりと結構、需要があるんですね。今が、結構、値段が高いそうですよ。秋冬より2.5倍位の値段で超びっくり。金額は書きませんけどね。

ちなみにこの葱は夏葱で「ホワイトスター」と言って、姿、形や色が良いんですよ。
帰りにたくさん頂いて、家で肉巻きにして、塩こしょうで食べたらとても美味しかった。

実践は勉強になるなーーー!




本当に頑張っているんで、プチットお願いします。
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コメント (7)
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