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2024.6東京 上野deクラシック 島田璃音

2024年07月23日 | 旅行

日本を歩く>  2024.6東京 上野deクラシック 島田璃音

 上野の東京文化会館(写真)小ホールで定期的に「上野deクラシック」が開催されているのを知った。会館内のチケット売り場でもチケットを購入できるがしばらく上野まで出かける用がないので、オンラインで「」のチケットを予約した(ポスターweb転載)。
 いろいろの催しでオンラインチケット予約が広まっていて、便利になった。劇場や映画館では発券機でチケットが発券されることが多いが、東京文化会館のオンラインチケット予約ではいくつか選択肢があり、コンビニでQRコードを読み取り、チケットが発券される方法を選んだ。
 
 島多璃音は第21回東京音楽コンクールピアノ部門第2位及び聴衆賞を受賞している。
 東京音楽コンクールとは、東京文化会館、読売新聞社、花王株式会社、東京都の四者が主催し、芸術家としての自立を目指す可能性に富んだ新人音楽家を発掘し、育成・支援を行うことを目的として実施するコンクールで、あわせて聴衆の投票による「聴衆賞」も贈られる、日本を代表するコンクールだそうだ。島多氏はピアノ部門2位と聴衆賞を受賞した若手である。

 曲目は、リスト作曲 超絶技巧練習曲 第1番 ハ長調 「前奏曲」 S139-1と3つの夜想曲『愛の夢』 S541
 シューベルトによる12の歌 S558より、第7曲 「春の思い」、第8曲 「糸を紡ぐグレートヒェン」、『巡礼の年』 第2年「イタリア」 S161より、第6曲 「ペトラルカのソネット 第123番」、第7曲 「ダンテを読んで~ソナタ風幻想曲~」
 アンコールで、ヴェルディ(島多璃音編曲)オペラ『椿姫』より「乾杯のうた」が演奏された。

 若手・島多氏は、曲のあいまに話を織り込みながら全身でピアノを弾く熱演だった。演奏の技巧については分からないが、およそ60分、若手の熱演に包まれた。若手の活躍は年寄りを元気づけてくれる。拍手。  (2024.7)

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