東西ドイツ統一前の西ドイツの首都で、
ベートーベンの生地としても知られる都市ボンにあるドイツ連邦共和国美術展示館で
9月12日まで「ドレスコード−着る人たちのゲーム」という展示会が開かれています。
この展示会は昨年の7月から8月にかけて東京オペラシティアートギャラリーで開かれ
大変好評だったそうです。
☆「装う」ということは、単に自分が「着る」だけで済むことではなく、
他の人に見られるということを意識するので他者との関わりが生ずる。
☆「装い」はその人の所属や役割を表す。
☆「装う」ことは「なりたい“私”」を実現する手助けとなる
このようなテーマで「装い」の変遷、「よそゆき」に対する価値感の変化などが展示によって表現されているようです。
新聞記事でも「白いTシャツが自己主張(ステートメント)となることもある」とタイトルが付けられています。
展示作品から二点だけご紹介します。
(写真はネットから拝借しました)
まずシャネルのスーツ(1966年と1969年)です。
そしてココ・シャネルと同じく、女性の社会への参画をアピールした川久保玲さんの
コム・デ・ギャルソンの作品です。
そういえばコロナ禍で自粛生活が多くなり「着た切り雀」化していたので、
「よそゆき」とか「晴れ着」からは程遠い暮らしをしていたことに気付きました。
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