10月2日から14日までマディラ島を旅行しました。
マディラ島に行くのは2度目です。初めて訪れたのは今から33年前、1981年の12月でした。
当時記憶に残っているのは何と言っても飛行機の着陸直前にアナウンスされたパイロットの注意情報です。
以前、マディラ島の空港の滑走路はとても短く離着陸がとても危険な空港として知られていました。
そのためマディラ島へは十分な経験を積んだパイロットだけが操縦を許されていました。
その優秀なパイロットも機内放送で「着陸後ブレーキを最大にします。準備していてください」と注意する位でした。
ですから無事、着陸した後、乗客は本当に熱烈に拍手していました。
現在は新しい滑走路ができあがっています。
ご覧のように滑走路は70mの柱180本で延長されました。
滑走路が延長されたので一応安全な空港ということにはなっているのですが、「離着陸が危険な空港ランキング」で検索するとあいかわらずジブラルタル空港に次いで2番目にマディラ空港が登場するということはあいかわらず離着陸の難易度は高いということなのでしょうか?
「危険な空港」とのマイナスのイメージはありますが気候が温暖で風光明媚、色とりどりの花が咲き乱れるマディラ島はイギリス人やドイツ人に休暇保養地としてとても人気があります。
美しいマディラ島に関しては次の旅行記で綴りたいと思います。
今日本でも密かにポルトガルの人気が高まっています。
まだまだマイナーな旅行地ですが、ドイツではウアラウプで皆さん利用されるのですね。
私たちが住んでいるころはドイツ人の方はユーゴスラビア(今のクロアチア)に行かれる方が多かったです。
マディラ島というのは知りませんでした。
飛行機着陸時の拍手といえば、ドイツからプラハに向かったとき、とても貧相なプロペラ機で、
着陸と同時に乗客(殆どドイツ人)が盛大な拍手をしたのをよく覚えています(笑)。
何か昔ながらの鄙びた漁村や穏やかな生活や人情が残っているような気がして。そういえばマディラ島では日本からの旅行者を見かけませんでした。
気が向いたらさっと高尾山などに足を伸ばせる花水木さんの「山ライフ」、とても羨ましいです。