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気がつけばふるさと離れて34年

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映画「大河への道」

2022-09-25 07:12:00 | 日記
帰独フライトの機内で視聴しました。



日本地図を初めて作成した伊能忠敬は実は地図の完成を見ずに亡くなってしまったこと。
忠敬の死を隠して弟子たちが地図を完成させるまでのことが描かれています。
並行して忠敬の郷里佐原市では町おこしのため忠敬を主人公とする大河ドラマを作成してもらうよう奔走するという現代のストーリーもコミカルに描写されます。
志の輔師匠の落語が原作ですが、森下佳子さんの脚本が素晴らしいです。
森下さんはあの名作ドラマ「仁」の脚本家でもあります。

映画の中では特に以下のシーンが印象に残りました。

忠敬の死をふせて地図を完成させ草刈正雄演じる将軍(第11代 家斉)に披露した時、将軍が
「余の国はかようなかたちをしておったのか、美しいのう」と語る場面。

そして高齢の忠敬が地図作成に着手した理由のひとつは「蝦夷地測量の際、ロシアからの侵略で身近な人間が死んでしまうと聞いたこと」ではないかと佐原市のメンバーが考察する場面。

「ロシアからの侵略」は現在のウクライナ侵攻のこともあり身につまされました。

今回の北海道旅行では宗谷岬から樺太、知床峠からは国後島、根室の納沙布岬からは歯舞群島の島影を見て、あらためて北方領土について考えさせられました。

羅臼の展望台で北方領土返還の署名を募っていたグループの方々は今日もあそこにいらっしゃるのでしょうか?
署名した時頂いた品々は大切に使わせていただきます。





コメント (2)
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