ドージーズ!

2022-12-10 18:07:49 | その他旅行き
水間観音駅から水間観音までは少し距離がある。
だからかどうなのか、昔の故事に従い道案内してくれる童子達がいた。
水間観音を開いた行基をこの地に案内した16人の童子がいたそうで、それにちなんで陶器で作られた童子の人形が水間観音までの道端に置かれているのだ。



童子には脇導師がついていて、2体が対になって座っている。
それぞれ名前があって、それぞれの得意分野の物事をお導きくださるそう。
みんな合わせてドージーズ!という名前がつけられているようだ。



水間鉄道ではマスコットキャラクターとしてこれら十六童子のミニフィギュアを作って販売したり、車内広告に童子を紹介するマンガを掲載したり、童子の絵が描かれた自動販売機を置いたり、いたる所で彼らを目にする。
私はお酒を楽しく飲ませてくれる酒泉童子にあやかりたい。



水間観音に向けて、現れる童子を順に写真に収め歩いた。
ドージーズのパンフレットを駅で入手していたのだが、どこにいるかは確認せず、自分が見つけた童子だけを写真に撮ったら、十二の童子しか写っていなかった。
四童子とは縁がなかったということで。




水間鉄道

2022-12-08 00:28:04 | その他旅行き
水間鉄道を撮影してきた。
水間鉄道は全長5.5kmの小さな鉄道である。
南海電車の貝塚駅に接続している。
反対側の終着駅は水間観音駅で、大正時代に水間観音への参拝者を運ぶ目的で敷設されたそう。



貝塚駅は水間観音の様々な看板で溢れていた。
どれくらい参拝者を運んでいるのだろう。
路線は街中をずっと走っているので、今は参拝客より住民の足として利用されていそうだ。



事前にネットで一日乗り降り自由な乗車券は無いかと調べたが載っておらず。
しかし貝塚駅の改札に行くと、1日フリー乗車券があると書かれていた。
これ幸いと購入、600円也。



まずは水間観音駅まで乗車して、水間観音にお参り後、少しずつ貝塚駅の方へ戻りつつ撮影した。
水間観音駅の駅舎は天井が高くて、レトロな雰囲気。
引き込み線にはボロボロの古い車両が残されていた。



走っているのは気動車ではなく電車。
東急電鉄の中古車両が二両連結で運用されていた。
東急の車両っていろんな地方鉄道で活躍してるなあ。



何か理由があるのだろうか。
長持ちするとか。
新車への車両更新が早いとか。



貝塚駅と水間観音駅以外は無人駅。
ワンマン運転なので、無人駅では三扉の先頭車両の前側二つの扉しか開かない。
真ん中の扉から乗り、一番前の扉から降りる。



運賃は車内にあるICカード読み取り機を使用するか、乗車時に整理券を取って降車時現金を運転台後方にある支払機に投入するか。
手に入れたフリー乗車券は紙でできたカードで、裏面に日付が黒々と押印されていた。
降りるときに運転士さんに日付を見せる。



線路は単線で、名越駅で列車交換する。
交換場面は当然の事ながら撮影。
貝塚駅行きの電車の方が先に駅に到着するようだ。



ずっと街中を走っているが、水間観音駅に近づくに連れ建つ家の密度は低くなる。
駅間を歩いて撮影場所を探していると、沿線に立派な家が並ぶ所があった。
板塀の上から覗くお屋敷は黒々とした瓦が葺かれた昔ながらの農家の造りのようだ。



電車の運行本数は日中は1時間に2本、朝夕は3本。
撮影場所を移しつつ撮るのに適当な間隔だった。
しかし、撮影場所の選定には苦労した。



ずっと平坦で、ほぼ直線に伸びる線路。
同じような町の景色。
事前のリサーチなしでやってきたからというのもあるが、あまり変化がつけられないのだ。



途中で疲れてしまい、清児駅から貝塚駅間の撮影はスルーしてしまった。
体力も無くなってきたし、時間や季節を変えて何度も来ないと、全ての魅力は捉えきれないな。
といういつもの感慨に到達して撮影を終えた。




もう30年もテニスしている

2022-12-04 18:15:36 | テニス
長くテニスしてると通ったテニススクールも数あれば、教わったコーチも多数に上る。
通ったスクールの数を数えてみた。
なんと9校もあった。
なかなかの数ではないか。
コーチの人数も数えてみようと思ったが、流石に振替先のクラスのコーチまで覚えていないのでやめた。

過去に通ったスクールの特徴をそれぞれ思い出してみた。
レッスン内容をコーチに一任しているところ。
その月の練習テーマを決めているところ。
どのコーチもある程度メニューが決まっているところ。
大手のスクールはコーチのローテーションが入り、他校のコーチと定期的に入れ替わるところがあったり。

コーチによっては毎回同じ内容の練習しかしない人がいた。
それでもなんでか人気があったり。
反対に引き出しの多いコーチもいて、あれやこれやいろんなメニューを織り混ぜ楽しませてくれる人も。
アルバイトコーチで、指導内容は一般的なポイントを何点かボソボソっと話すだけ、あとは生徒と打ち合って、自分がテニスするのを楽しんでるだけじゃないかと思う人がいたり。
なかなか多彩である。

ある時、新しくやってきたコーチの練習メニューがなにやら懐かしく、話を聞くと昔通っていたスクールでコーチしていたそう。
そこは先に書いたある程度メニューが決まっているスクールで、そのメニューを今も続けていたので気がついたのだった。
コーチがスクールを変わるのはままあることのようで、新しくできたスクールの体験レッスンにいったら、昔教わったコーチが担当していて、お互い「ここで何やってるの」と言い合ったり。

今はもうどうでもいいが、コーチと相対して形式練習なんてする時、昔はコーチから何とかしてポイントをとろうと頑張っていたのを思い出す。
若かったからパワーでやっつけてやろうとしたのだ。
まぐれの一発を打ってコーチにミスさせれば、上手くなった気分でいたものだ。
そうか、今は技でコーチを負かして喜んでるな。
あまり精神的に成長していないことが判明。

スクールは知らない人とテニスできるのもいい。
生徒はコーチよりもっと個性的な人がいて面白い。
中にはプレースタイルが嫌味な人がいたりして、ため息ついたりもするが。
まあそんなこともあるが、スクールはお金をとって教えているだけあって、なんかかんか楽しくテニスさせてくれる。
仲間内でテニスするのとまた違う楽しみがあるから、お金が続く限りやめることはないんだろうな。


こんなの見つけた

2022-12-02 06:06:10 | お酒
最近は発売されるクラフトビールが百花繚乱状態。



大きな酒屋でなくとも、近くのスーパーに見たことのないクラフトビールが置いてあったりする。



写真のものも初めて見たもので、缶のビジュアルで購入。



使われてる6種のホップはヒーローだ。



ビールらしくないデザインだけど、きちんとIPAしてた。



私の鼻と舌では6人の特徴を区分けできず。



しかしチームとなった彼らの香りと味を受け止めたのだった。