なかなか収穫の多い日になった

2021-07-12 22:34:51 | 音楽&本&映画
鑑賞した写真展は「鷹野隆大 毎日写真 1999-2021」。
大阪で本格的な写真展が見られるのは国立国際美術館の展示くらい。
見逃すわけにはいかない。
鷹野隆大の写真を見るのは初めて。
いろんなテーマで撮影する人のようで、パターンの違う写真が展示されていて、部屋ごとで視点が変わり面白かった。
実験的撮影を行い考察している、と解説されていたが、それの芸術性をどのように評価すればいいのか分からない。
こういった芸術はやっぱり私には理解がむずかしいのである。



観覧後、ミュージアムショップを覗いてみた。
写真展の期間中だからだろう、写真に関する本や雑誌のバックナンバー、写真集がたくさん置いてあった。
普通の本屋さんには置いてない特殊な?本ばかりで、もしやと思い順にチェックしていったら、書評かなにかの情報から読んでみたいなあと思いメモしていた本があった。
「沈黙とイメージ - 写真をめぐるエッセイ 竹内万里子 赤々舎 3300円」
よい写真とはどんなものなのか知りたくて、説明してくれている本かネット記事はないかと昔探していたとき目をつけた。
パラパラと拾い読みするとそれらしき事を書いてありそう。
うーん、3300円か。
単行本をあまり買ったことのない私にはなかなかの値段である。
しかもこの本、右からも左からも読めるようになっていて、左からの記載は英語である。
章立てを比べると右からの日本語表記と同じなので、英語でも同内容を読めるような凝った造りになっているのだ。
英語側の半分は読まないなあ。
日本語だけで作ってくれたらもっと安く出来たろうに。
などと文句を心の中で呟きつつ、買う事にした。
大事にカバンにしまい、家に帰る前、コーヒーを飲んで一服するとき少し読んでみた。
序文に、欲しかった答えのひとつが載っていた。
おお、いいぞいいぞ。
この後の本文を読むのが楽しみである。



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