旧五輪教会堂

2019-05-26 08:09:22 |  五島列島と長崎
奈留港で待っていた船に再び乗り込み、次は久賀島へ。
久賀島では旅客港ではなく、見学先の旧五輪教会堂の目の前にある漁港で降ろしてもらった。
島内を移動する時間が不要で、非常に効率的。
個人で見に来ようと思ったらこうはいかないな。



旧五輪教会堂は廃堂となった教会堂で、建物は文化財として残されているものだそうである。
長崎では大浦天主堂の次に古い教会堂で、その昔老朽化したため取り壊して新しい聖堂を建てようとしていたところ、県だか国だかの調査が入り文化財に指定され、保護されてきたものらしい。
それが今や世界遺産の構成資産の一部である。



信徒の間では実用的な聖堂が必要ということで、隣に新しく新五輪教会堂を建設。
その話を聞いて、頭につく「旧」の意味が分かった。
ずっと「旧五輪」と言う地名かなにかの名称だと思っていた。
旧五輪教会堂の中に入ると、ガランとしている。
後から気づいたのだが、他の教会堂には並べてあった机と椅子がなかったのだ。
それは現在礼拝に使用されていない教会堂だからで、信仰の場では無くなったため堂内の撮影をしても良いのだそう。



それを聞いて皆んな写真を撮り出す撮り出す。
私も撮る撮る。
ようやく堂内の状態をお伝えできる。
正当な?教会堂の建築様式を使用しているらしく、いろいろ説明してくれたけど覚えられない。
ガイドブックでよく読んだのがリブ・ヴォールト天井。
こんなの。












見学時間が終わり、漁港に戻る。
やっぱり海がきれいだ。
時間があれば漁村の風景なんか撮影したいところだが、こういう時はツアーの時間割が足枷になる。
旅客港じゃないから舷側から乗り込めず、船の舳先を岸壁に押し付けてもらっているところから乗り降りする。
ちょっとスリリング。



これにてクルージングツアーの見学対象は全て見学終了。
あとは福江島へ渡るだけ。
福江島への船内でもガイドさんが何やら説明してくれていたが、マイクの音量より船のエンジン音の方が大きくほとんど聞き取れず。
半分眠って福江島は福江港に到着。
港の事務所でツアーの料金を支払って(なんと後払い)解散である。



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