日本酒を飲み残す

2023-12-08 06:26:40 | その他旅行き
日本酒を買った後、ながせ商店街で見つけていた居酒屋へ。
引き戸を開けて席が空いているか聞いてみた。
7時前までで相席でよければ、とのこと。
5時過ぎだったから充分時間はある。
食べさせてもらう事にした。
カウンター席と小さなテーブル席と大きなテーブル席があった。
我々は大きなテーブル席で、相席ではあるが、お隣とは一席空けて座れたので窮屈感はなし。



大皿のお惣菜から三品と、生ガキ、サワラのオイル焼きだったか、を注文。
飲み物は日本酒が売りのようだが、まずはビールから。
出てきたお惣菜はとてもおいしかった。
いわゆるおふくろの味というのとも少し違い、料理の修行をしてきた人の作る手間をかけた味付けだった。
後から出てきたモノもどれも美味しく、いい店を見つけたなと連れと頷きあった。



生ガキとサワラには日本酒を合わせた。
燗の温度を指定できるというので人肌のぬる燗で注文。
中津川のだったかな、「鯨波」というお酒だった。
美味しかったのは覚えているが、味わいをメモしておくのを怠ったのでここに表現できない。



お惣菜を二つ追加注文し、日本酒も追加。
三種飲み比べセット(一合強)というのがあったのでそれを注文。
一升瓶を三本並べ、きっぷのいいお姉さんが紹介してくれた。
秋田と愛知と広島のモノ。
なみなみと注いでくれたグラスに口から迎えに行き、順に飲んだ味わいは、スッキリしたのとさっぱり甘いのとガツンと骨太な三品だった。



美味しい美味しいとチビチビ飲みだしたのはいいが、三回り目になって急に酔いが回りだした。
あれれ?
日本酒なのにチェイサーの氷水を添えてくれてたので、その水ばかりに手が伸びる。
ビールとぬる燗一合しか飲んで無いのに、どうしたことだ。
もうそこからは少しでもグラスに口をつけたらひっくり返って起き上がれなくなりそうだった。



期限の7時前になったので、そこでギブアップ。
それぞれ半分くらい残してしまった。
ああもったいない。
お姉さんに飲めなくてごめんなさいしてお店を出た。
思うに体調が悪かったのではなく、体内の水分量が少なかったのだろうと推測。
その日新幹線に乗った後とった水分は、廃線跡を歩いた時飲んだペットボトルのお茶300mlくらいと、カフェのホットコーヒーだけだ。
せっかく美味しい料理とお酒だったのに、残念なことをした。
お酒飲む前は水分をたっぷり摂るよう再度心に留めたのだった。