菊池渓谷から再び阿蘇のカルデラへと戻る。
今度は大観峰までは行かず、その手前で右に曲がり、外輪山を南に下るミルクロードという道路を走る。
再び草原の広がる高原地帯をドライブだ。
ところでそろそろ午後3時である。
普段の朝食はパンとヨーグルトにフルーツという軽いものなのに、その日は温泉旅館の朝食にデザートも食べるという豪勢なものだったので、お昼を過ぎてもまったくお腹が空かず、この時間になってようやく何か食べたくなった。
ミルクロード沿いに軽く食べられるお店はないかと探していると、兜岩展望所という所に良さげなところを見つけた。
この時間に普通に食事すると、夕食が食べられなくなってしまうので、ジェラートを食べて少しだけお腹をもたせることにした。
その辺りは朝に走った外輪山の北の方の景色とは少し違うが、なだらかな高原地帯であるのは一緒。
カルデラ内に横たわる涅槃像も少し角度を変えてよく眺められる。
その日の宿は南阿蘇にあるペンションで、そちらに行くのに阿蘇五岳辺りを上って降りる阿蘇パノラマラインという展望道路を通る。
そこはどんな景色を見せてくれるのだろう。
ミルクロードを離れ、カルデラの底まで一旦降り、阿蘇パノラマライン赤水線を上り返す。
前方には阿蘇五岳の杵島岳と思われる山が茶色い山肌を見せて迫ってくる。
途中に米塚という小さな墳丘があるはずで、どこにあるのだろうと探しながら運転する。
と、思いもよらない大きさで米塚が現れた。
ガイドブックの写真は小さく見えたのだが、火山墳丘なんだからそんなに小さいわけはないよな。
緑が柔らかく覆った円錐形がとてもきれいだ。
人が歩くとやはり荒れてしまうようで、今は近くに立ち入るのは禁止されていた。
写真には山頂への道が写っていたので登れるのかと思ったが、それはできないようだ。
ここまでどこも快調に走ってこれたが、草千里ヶ浜を前にとうとう渋滞につかまる。
そんなに長いものではなかったが、草千里の駐車場まで続いていた。
当初は草千里も見学する予定にしていたが、菊池渓谷で時間を取ったし、渋滞に並んでまでして遊ぶ時間がなくなってしまった。
駐車場への長い導入路入口を過ぎると渋滞解消。
道路は草千里横を通っていたので、どんなところか一望できた。
少し窪んだ原っぱに青く草が生い茂り、水を湛えた池がある。
馬がいて小さく周回するコースで乗馬体験できるようだ。
ここは原っぱを好きに歩けるようで、たくさんの観光客が三々五々、散策していた。
残念ではあるが車上から見学することで済ませることにした。
その先で道は二つに分かれ、真っ直ぐ行くと中岳火口へ、右へ曲がると阿蘇パノラマライン吉田線へと続く。
中岳火口は明日行く事にして右折し、パノラマラインを吉田線へと入る。
途中、遠く牛が草を喰む牧場が見え、少し寄り道。
とても広いのに牛は数頭しか見えず、贅沢な住処だ。
この牧場には狐が住んでいるようで、連れが遠くにいる狐を見つけて教えてくれた。
この狐、だいぶ人慣れしているよう。
遠くにいたと思っていたのに、気がつくと近くの牧場の柵まで来ていた。
なんの躊躇もなく柵をくぐりすぐ足元までやってくる。
観光客に餌でも貰っているのか、こいつは食べ物くれるのか?って顔でこちらを伺う。
しゃがんで写真を撮りたいところだったが、野生の狐だし、咬まれたら嫌なので愛想悪く振る舞ってると、諦めて隣で眺めている別の観光客の方へ歩いていった。
あー、びっくりした。
車に戻り、阿蘇パノラマラインをそのまま南下して麓へと下る。
宿泊予定のペンションへ予定時間に無事到着し、チェックイン。
広い敷地に離れがいくつもあり、一組一棟に泊まるタイプの所だった。
とても疲れていたようで、部屋で落ち着いたら夕食の時間まで眠ってしまった。
今度は大観峰までは行かず、その手前で右に曲がり、外輪山を南に下るミルクロードという道路を走る。
再び草原の広がる高原地帯をドライブだ。
ところでそろそろ午後3時である。
普段の朝食はパンとヨーグルトにフルーツという軽いものなのに、その日は温泉旅館の朝食にデザートも食べるという豪勢なものだったので、お昼を過ぎてもまったくお腹が空かず、この時間になってようやく何か食べたくなった。
ミルクロード沿いに軽く食べられるお店はないかと探していると、兜岩展望所という所に良さげなところを見つけた。
この時間に普通に食事すると、夕食が食べられなくなってしまうので、ジェラートを食べて少しだけお腹をもたせることにした。
その辺りは朝に走った外輪山の北の方の景色とは少し違うが、なだらかな高原地帯であるのは一緒。
カルデラ内に横たわる涅槃像も少し角度を変えてよく眺められる。
その日の宿は南阿蘇にあるペンションで、そちらに行くのに阿蘇五岳辺りを上って降りる阿蘇パノラマラインという展望道路を通る。
そこはどんな景色を見せてくれるのだろう。
ミルクロードを離れ、カルデラの底まで一旦降り、阿蘇パノラマライン赤水線を上り返す。
前方には阿蘇五岳の杵島岳と思われる山が茶色い山肌を見せて迫ってくる。
途中に米塚という小さな墳丘があるはずで、どこにあるのだろうと探しながら運転する。
と、思いもよらない大きさで米塚が現れた。
ガイドブックの写真は小さく見えたのだが、火山墳丘なんだからそんなに小さいわけはないよな。
緑が柔らかく覆った円錐形がとてもきれいだ。
人が歩くとやはり荒れてしまうようで、今は近くに立ち入るのは禁止されていた。
写真には山頂への道が写っていたので登れるのかと思ったが、それはできないようだ。
ここまでどこも快調に走ってこれたが、草千里ヶ浜を前にとうとう渋滞につかまる。
そんなに長いものではなかったが、草千里の駐車場まで続いていた。
当初は草千里も見学する予定にしていたが、菊池渓谷で時間を取ったし、渋滞に並んでまでして遊ぶ時間がなくなってしまった。
駐車場への長い導入路入口を過ぎると渋滞解消。
道路は草千里横を通っていたので、どんなところか一望できた。
少し窪んだ原っぱに青く草が生い茂り、水を湛えた池がある。
馬がいて小さく周回するコースで乗馬体験できるようだ。
ここは原っぱを好きに歩けるようで、たくさんの観光客が三々五々、散策していた。
残念ではあるが車上から見学することで済ませることにした。
その先で道は二つに分かれ、真っ直ぐ行くと中岳火口へ、右へ曲がると阿蘇パノラマライン吉田線へと続く。
中岳火口は明日行く事にして右折し、パノラマラインを吉田線へと入る。
途中、遠く牛が草を喰む牧場が見え、少し寄り道。
とても広いのに牛は数頭しか見えず、贅沢な住処だ。
この牧場には狐が住んでいるようで、連れが遠くにいる狐を見つけて教えてくれた。
この狐、だいぶ人慣れしているよう。
遠くにいたと思っていたのに、気がつくと近くの牧場の柵まで来ていた。
なんの躊躇もなく柵をくぐりすぐ足元までやってくる。
観光客に餌でも貰っているのか、こいつは食べ物くれるのか?って顔でこちらを伺う。
しゃがんで写真を撮りたいところだったが、野生の狐だし、咬まれたら嫌なので愛想悪く振る舞ってると、諦めて隣で眺めている別の観光客の方へ歩いていった。
あー、びっくりした。
車に戻り、阿蘇パノラマラインをそのまま南下して麓へと下る。
宿泊予定のペンションへ予定時間に無事到着し、チェックイン。
広い敷地に離れがいくつもあり、一組一棟に泊まるタイプの所だった。
とても疲れていたようで、部屋で落ち着いたら夕食の時間まで眠ってしまった。