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今年も突然春が来た

2023-03-14 06:18:57 | Weblog
春になると白く可憐な花を見せてくれるハクモクレンの木が近所にある。
金曜日、帰宅時に見上げると、蕾が今にも咲かんと膨れていて、お休みには一輪二輪咲いているのを見ることができそうだと思っていた。
しかし、このお休みに様子を見に行ったら、ほぼすべての蕾は花開かせ、満開状態。
土曜日曜と暖かかったからなあ。
てことで春が来ましたよ、春が。




啓蟄

2023-03-08 06:23:01 | Weblog
この前の土日は車の通行量がいつにも増して多かった気がした。
朝晩は冷えるが、日中は暖かい日が多くなって、そろそろみんな外に遊びに出かけ始めたのかな、と連れと話した。
いつもなら帰省はお彼岸なのだが、妹の都合で少し早く帰ることになった。
今回は車で帰省。
自分も交通量増加に一役買ったことになる。
妹と近況を情報交換して、土産に持って行ったウイスキーを酌み交わした。
ハイボールで飲んでみたいウイスキーだったのに、炭酸水を買うのを忘れた。
仕方なくビールをチェイサーにロックでちびちび。
翌日の予定もあり、過ごす事なく早々に就寝。
どちらも歳をとったな。




鳥たちも知っている

2023-02-24 07:01:33 | Weblog
これまた通勤道の途中にある柿の木の話し。
毎年小降りの実が大量になるのだが、食べられる柿ではないようで、収穫されずに放って置かれている。
鳥が食べないのかと思うがそんな様子もなく、実を付けたまま秋が終わる。
ずっと木についたままなのでどんどん熟れて色も濃くなっていく。
しかしある時から枝から実が無くなっていく。
鳥たちが食べにやってくるようになったのだ。
柔らかくなったのもあるだろうが、多分冬の寒さで柿の渋が抜け、食べられる甘さになったのではないかと思っている。
天然の干し柿状態だな。
食べられ出すと早い。
あんなに沢山付いてた実が、あれよあれよと無くなって、すっかり皮とヘタだけになってしまった。
秋には見向きもしなかったのに、鳥たちも食べられる柿と食べられない柿が分かるんだなと感心。

<残り柿>



冬咲く花は春を呼ぶ

2023-02-22 06:23:21 | Weblog
1月の終わりの寒かった時、2月もこんなに寒いのかな、春はまだまだ先だな。
と思っていたが、仕事に少し余裕ができたせいか、2月に入ったらあれ一日また一日と日が過ぎるのをただ見送っていた。
忙しくて日を忘れるというのが多かったが、なんとなく日を過ごし、いつの間にか過ぎた日を虚しく?振り返るというのもあるんだな。
2月ももう22日だ。
駅に向かう道に梅の木があって、ちらほらと花をつけていた。
梅の花の咲く季節になったんだなあ。

冬に花を咲かせる木にビワがある。
昨年初めて知った。
これも駅に向かう途中、立派なビワの木が一本あるのだが、今地味な花をたくさんつけている。
雪の降った日の前にはもう咲いていたから、ひと月も咲き続けている。
花持ちがいいのか、次々と新しい花をつけるのか。
きちんと実のなる木で、実がなる頃は毎年持ち主が収穫予定の実に果樹園で見かける紙の袋を被せている。
あれだけたくさんの花が咲いたら、沢山実もなるんだろうけど、多分大きくなるように一個だけを残して後は間引いてしまうんだろうな。
今後は実の成り方を観察していこう。

<枇杷の花>



食べるまでもお楽しみ

2023-02-14 06:21:57 | Weblog
今年も連れからバレンタインのチョコレートをもらった。
14日当日ではなく、いつも直前の週末にフライングして渡される。
美味しいチョコは酒を飲みながら食べたいことを知っているので、お酒の飲める週末にくれるのだ。
毎年感謝である。



いつも普段食べられない特別な奴をいただく。
今年は二つもくれた。
まあ、ひとつは自分も食べてみたいからのようなので、一つ半だな。
純粋に私用のはリキュールを中に仕込んだチョコレートボンボン。



これがまた凝った包装で、写欲が疼く。
いろんな角度で記録を残し、さてご開帳。
箱の中には丸いチョコがコロンと五つ入っていた。
包み紙に中に入っているリキュールが何か書かれている。



まずは一個、シャンパンのを食べてみる。
中身の具合を知りたくて前歯で半分に割ると、中身はサラサラの液体で、こぼさぬよう啜ることになった。
酒とチョコレートそれぞれの甘さが絡み合ってとても美味しい。
食べるのは一回一個にして、残りは次週以降にとって置く。
これからしばらく週末は美味しいアテでお酒が飲めますな。




M/E

2023-02-08 06:27:04 | Weblog
滋賀県立美術館で川内倫子の写真展をやっているので観に行ってきた。
写真展が大きな普通の美術館で行われることは少ない。
滅多にない機会だから、見逃さないよう会期中早めの予定を入れた。
川内倫子は淡くて光溢れる感じの写真を撮る写真家だ。
自分は暗めの、明暗のはっきりした写真が多いので対照的だが、参考にできるところはないかと開催を楽しみにしていた。



展示は過去の発表作毎にグルーピングしてあり、映像作品もあって変化に富んだ構成。
映像作品を除いて写真撮影可という嬉しいもの。
額装の方法が凝っていて、厚みのあるボードにプリントされた写真を、さらに透明なプラスチックで覆って展示されていた。
作品の透明感をより引き立てる効果があるように思った。



また、どういう構造になっているのか目を凝らして見たのだが、よくわからない額装も。
アクリルだろう厚みのある透明な直方体の内側に写真がプリントしてあり、底面から仕組み不明の照明装置が光を放ち、写真が透明な直方体面に反射して、見る角度により平たかったり、重層して見えたりする面白いものがあった。
20cm四方くらいでテーブルに立てて置かれていたので、洒落た写真立てとして売れそうだ。



倫子調と勝手に名付けている写真は、ピントの深さが絶妙だった。
階調は自分の写真と対照的だが、浅い被写界深度での撮り方は同じ。
自分はパンフォーカスの写真をあまり撮ることはなく、見せたいところのピントを如何に合わせ、如何に外すかで見せたい派。
なのに大抵開放で撮ってしまって、ピントの合う深さが足りないことが多い。
彼女の写真は必要な範囲にピントが合い、それ以外のところはきれいにボケていた。
芸術作品としての評価は自分には難しいので、そんな技術的なところに目が行く。



川内倫子は出身が滋賀で、その繋がりもあって滋賀県立美術館での開催となったよう。
企画展と併せて常設展として滋賀の福祉施設の様子を撮った作品も見ることができた。
企画展に比べて小ぶりの写真が多かったが、施設の人たちの表情がよく捉えられていた。
施設の生徒?が作ったアートが写真と一緒に飾られていて、手間暇かけないと幅や厚みを感じさせる作品にはならないのだと再認識させられた。