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握る度に思い出す

2022-02-03 06:19:49 | テニス
この冬は外でテニスする時、風が穏やかで助かっている。
空気は冷たいが風が無ければ体温を奪われず、動いた分だけ暖かくプレーできる。
メンバーと、今日は暖かくて良かったねえ、と会話する事しばしば。

先週末もそんなテニス日和に練習したのだが、度々やってるテニスなのに、久し振りに筋肉痛になった。
前腕外側が痛い。
原因はスマッシュの練習。
スマッシュもよくミスするショットだから張り切って練習していたらこうなった。

勢いよくボールを叩きつける腕の使い方を練習。
腕力ではなく肘を柔らかく可動域を大きくとって脱力してパーンとボールを離す。
力を入れて打ったからでなく、肘から先を如何に使ってボールを弾くか何度も練習していたら、練習後半にはラケットが重くなった。
普段そんなところは使わないのだろう、ぱんぱんだ。

変な打ち方をして傷めた痛さとは違うので、日を置けば治るのだろうけど、その日の夜はグラスに注ごうと何気に持ったワインの瓶を取り落としそうになった。
ようやく握力回復したが、今もまだ物を持つ度に思い出すのである。


改造対象アプローチ中

2021-12-26 23:38:05 | テニス
テニスしても汗をかかなくなった。
寒い季節の到来だ。
ボールは硬くなって飛ばないし、風は強くてボールが流れるし、プレー環境が著しく悪くなる。
冬はやっぱり嫌だなあ。

それはさておき、最近のプレーはどうなのか振り返ってみた。
夏の初め頃から取り組んだフォアハンドストローク改造は、ようやくここにきてスイング変更が身体に馴染んできたようだ。
今までネットを量産していたが、最近は高く浮くボールが増えてきた。
特にリターンでそれが顕著。
昔の感覚で下から上にスイングしてしまって、上体を起こして振る事ができるようになってきたから、上に飛んでいってしまうのだろう。
試しにネット直上を狙って真横に振ったら、鋭いリターンが返っていった。
ちょっと嬉しい。
でもそれはいい時の話で、いつも意識してないと上体が前傾してしまいネットするので、引き続き要意識。

フォアハンドストロークに光明が見えてきたので、他のショットも改善対象に上げることにした。
まずはボレー。
対象はローボレーとハーフボレーのどちらで打とうか迷う高さと勢いのボール。
迷いなく身体に引きつけて打てるボールはいいのだが、対象のボールは腕を前に出して処理してしまい、打点を引きつけられないのだ。
ラケットをボールに近づけるのではなく身体からボールに近づかなくてはいけないのだが、これがなかなかできない。
待ってボレーするのはまだできるほうなのだが、踏み込んでのボレーでボールを引きつけられない。
コーチには歩いてボレーする感じと教わるのだが、ヒットするときは右足か左足どちらかに重心が来ている時でないといけない理解だから、重心移動中にヒットすると打点がぶれてうまく返らない。
やはりタイミングの取り方が下手なんだなあ。
これもフォアハンドストロークと同じく、時間をかけてじっくりと身体に覚え込ませるしかないですな。

ま、来年も怪我せずに、テニスが続けられますよう。


過去の遺産を身に付けろ

2021-10-01 00:52:58 | テニス
お休みの日、テニスコートに入りボールを打ち始めるまでは上手くプレーする予感に満ち溢れている。
しかしボールを打ち始めた途端うまくいかない現実に直面する。
前回掴んだコツなり、好調子を引き継いでプレーしてやろうと始めるのだが、前回の調子が維持できた試しがない。
良いスイングイメージはしっかり残っているのに、それを再現しようとしても似ても似つかぬスイングになってしまう。
週末プレイヤーだから一週間という間が開くのも理由の一つだろうが、イメージはしっかり残っているのでできないはずはない。
たぶんイメージの残り方が良くないのだろうと思う。
ある身体の一部分の動きのイメージだけが残っていてそこにだけ注意が向き、うまくいってた時にできていた身体の他の部分の正しい動きができていないのだ。
それらが合わさってこそ一体化したスイングとなり思うようなショットになるものなのに。

例えば苦手の高いボールを理想のスイングで何度も打ち返せたとする。
イメージとして高く上げた右腕で力を入れずにレベルスイングできた感触が残っている。
翌週再現しようと同じように打とうとするが、大きくオーバーしたりネットしたり定まらない。
これは腕の動きに意識を集中しているので、スイング前のラケットセットが前回より低かったり、上半身だけのスイングになって脚が動いていないなど、正しいスイングに足りない部分があるということ。
これに気づかず腕の振りの相違点ばかり探そうとするので時間をロスするのだ。
なので前回どんなに良いショットが打てたとしても、身体の各部の動きをひとつひとつチェックして、毎回一から始めるつもりで練習に入らないと、アンバランスなスイングのまま練習を終えてしまうことになりかねない。
なんとか平均的に動けるようにしてから、前回の良いイメージの動きをプラスするよう意識しよう。


通り道に上げていなかった

2021-09-19 18:22:03 | テニス
テニスの練習なりゲームをする際、今気をつけているのは、脚から腕まで無理なく力を伝え、思い描くスイングで脱力してきちんとボールを飛ばすこと。
頭でイメージする理想のスイングに一球打つごとに近づけていけるよう、思うように動かない身体の動きに修正に修正を加えて頑張っている。
練習の主体はフォアハンドストロークだが、ゲームをするとなるとサーブを打たないと始まらない。
不安定なサーブも目指すスイングは同じ。

特に腕の力で打たないようラケットダウンからフォロースルーまで、遠心力でラケットが飛んでいかないくらいの握力だけ加え、脱力状態で可能なだけ速く振り上げる。
昔はうまく上がらず苦労したトスも、2、3回上げ直せばまずまずの位置に上がる状態は続いている。
それでふとトスはラケットのスイング軌道上に上げるものだという事を思い出し、ラケット面がどこを通っているのか再確認してみた。
すると思っていたより右前を通過している。
あれ?こんなところだったかな。

それでトスを少し右前に上げて打ってみると、なんといいサーブが行くではないか。
サーブのとき後ろ側のフレームに当たる事が多かったのだが、トスの位置が合っていなかったからなのか。
サーブ時のチェック項目に、ボールを最後までよく見るというものがあったが、トス位置を右前にしたらボールを見なくてもきちんと真ん中に当たるようになった。
軌道の変な微調整がいらなくなったからか、スイングが安定して、フォルトしたとしてもその理由が分かり修正しやすい。

今まで私は何をやっていたんだろう。
そうか、同じトス位置で球種を打ち分けたいという思いから、トス位置を変えるのは前後だけで、左右にずらすというのは試した事がなかったんだ。
まずはニュートラルな自分のスイングのトス位置を把握することから考えねばいけなかったのに。
打ちたい球種が打てるかは次の課題として残るが、ダブルフォルトを無くすため確率良く入るサーブを手に入れるという第一の目標達成は近づいてきた気がする。
他にも思い込みで上達を阻んでいる何かがないか、再確認してみなければ。


何をしたいんだろう?

2021-08-26 06:20:50 | テニス
最近のテニススクールはジュニアクラスがあるところがほとんどである。
にしこりくんや大坂さんに続くプレイヤーを目指す?、期待の新世代達が集う。
普段は一緒に練習することはないが、幸運にも手合わせをする機会があった。
中一の女の子だが、ラリーでは鋭いストロークを打ってきて、フォアならなんとか対応できたがバックハンドでは対処不能。
小三からテニスしてると言ってたから、若いとたった5年で小さい身体なのにこんなに打てるようになるんだと感心。
こちとら30年近くやってるのに、不甲斐ないこと甚だしい。
ただ、普段はシングルスの練習メインらしく、ダブルスの肝となるボレーはあまり得意では無さそうだった。

私はといえばストロークよりボレーの方が得意なので、対抗するには前に出ていくしか無い。
ストロークは相変わらず試行錯誤を繰り返す日々。
いつまで経ってもうまく打てなくて、ストレスが溜まる。
ふと、私はどうしたら満足できるのかと疑問に思った。

そう、ボレーならたまに思う通りに打感よく、コースや深さをコントロールできる。
あの感覚をストロークでも体感したいんだ。
プレーする日によって好不調の振れ幅が大きいストローク。
振れ幅の小さなボレーのように打ちたいんだ。
その事、うまく打てるイメージをまず持てないと、現実にするのは難しい。
この間、運動神経について解説してるテレビ番組があった。
あまり真剣に見ていなかったからうろ覚えだが、運動神経が良い悪いというのはなく、繰り返し正しい動きを体に覚え込ませ、成功体験を得ることが出来れば、誰でもうまくプレー出来るようになる、と言っていたと思う。
私に今必要なのはこの成功体験だな。
こう打たねばと思いスイングするのだが、なかなか上手くいかない。
極たまに、上手く打てる時があるのだが、事前のイメージとつながらず、その場限りのナイスショットになってしまう。
思う通りに打って、イメージ通りのボールがいく経験をしないといけないんだな。
これが出来れば試しているスイングが疑う事なくできるようになり、気持ちよく打ち返せるようになるのだろう。
やはり練習あるのみということですな。


重心移動

2021-06-30 06:19:59 | テニス
頻発するストロークのネットミスを無くす方策を、これまでずっと考えては対応してきたが、一向にミスが減らない。
自分勝手に理由を付けて対処してきたから上達しないのだといいかげん悟り、根本からスイングを見直そうとコーチの言葉を真摯に受け止め練習している。
昔から言われてきた事で、そんなしんどい事はやっていられないと疎かにしてきたのが、足腰を使ったスイング。
基本とされる体重移動という奴だ。
誤解していたのが膝を曲げ、後ろから前へ大きく踏み出して打つというイメージ。
毎スイングそんなことしてたらそりゃあしんどい。
今理解しているのは軸足上に体重を乗せた状態で重心移動すればいいと言うこと。
目に見えるような体重移動は不要で、自分の身体の中でしか分からない僅かな重心移動で良いと思っている。(これが間違っていませんように。)
そしてその重心移動は後ろから前なんだけど、下から上でもある。
この下から上へ力を向かわせるのが難しい。
どうしても上体で押そうとしてしまい、下半身が後ろに残り、上体が前のめりになってしまう。
結果、ボールが持ち上がらずネットする事になる。
加えて重心移動をボールを打つ時に合わせるのがこれまた難しい。
ショートラリーだとまずまず合うのだが(ショートラリーのネットミスが少なくなった)、ロングラリーやボレストとなると、まったくタイミングが合わない。
腕の力でなく、身体の回転のスピードと重心移動でボールを飛ばそうとしているので、タイミングが合わないと全く飛んでくれない。
ロングラリーの練習で打つ度に、「違う、違う」と言いながらスイングしている。
しかし不思議なのは、重心移動がスイングスピードに貢献するのは微々たるもののはずなのに、腕を振るだけで飛ばすボールより威力が乗るように思うのだ。

他のコートの練習やゲームをしているのを見ていると、大して力を入れているように見えないのにいいショットを打ってる人がいる。
重心移動のタイミングがスイングとピッタリ合ってるんだろうなと眺めている。


今後もあるかどうか分からない

2021-05-21 00:23:09 | テニス
先月だったか、テニスをしていて自分のラケットに初めての出来事があったことを思い出した。
忘れないうちに書いておこう。

その時、ストリングスはラケット面の真ん中部分が丸く毛羽立ち、いつ切れるかなーって状態だった。
ボレストの練習をしていて、自分はボレー、対するストロークはパワーヒッターの方だった。
何度か打ち合う中、ストローカーの強烈なショットがネット上ギリギリを越え、それをフォアボレーでうまく捉えたと思った瞬間、打球音とともに鈍くストリングスが切れる音が聞こえた。
手応えでもそれと分かり、あっ、いっちゃったなーと思ったが、うまくボレーできたボールはきれいにストローカーの元に戻っていく。
ストリングスが切れた音はストローカーに聞こえなかったようで、再び強烈な一打をお見舞いしてきた。
途切れるまで打ってやろうと同じ場所に来たボールをボレーすると、再びいい打球音とともにストリングスが切れる鈍い音と手応えが。

ありゃ、また切れた。
しかしボールはまたまたきれいにストローカーの前に戻り、またまた強烈な三撃目がやってきた。
もう一回返せるかとボレーしたが、さすがにテンションが足りなかったようで、弾き返せずボールはネット。
ラケット交換しようと後の人にボレーを譲りストリングスを見ると、真ん中の縦糸一本を残し、その左右の一本づつが切れていた。
三撃目もど真ん中に当ててたら返ったかな。
ワンプレーで二度ストリングスを切ったのはこれが初めてである。


道具を使うスポーツだから

2021-04-21 06:18:23 | テニス
このところの自分のテニスの調子はあまり良くなく、フォアもバックもストロークが不安定なままで、ストレスがたまる。
毎週、今週こそはコツを掴むぞと臨むのだが、毎回うまくいかずに終わる。
前はプレー後、次回に向けたヒントを何かしら得ていた気がする。
それがここのところ思いつかない。
愚直に基本と信じている打ち方を頭でなぞって繰り返している。

今取り組んでいるのは腕力だけでなく、身体全体を使っていいショットを返すこと。
脚を動かして体軸を意識しテイクバックを小さく力を抜いてポンと打つ。
これを全て揃えて打てるよう今までのスイングを忘れて、身体に覚え込まそうとしている。
時々、と言うほど多くは無い、千回に一回くらい、何も力を入れていないのに無茶苦茶いいボールが行く事がある。
あれを毎回打ちたいのである。

そうやってスイングに意識を持っていくと目が疎かになる。
ラケット面の真ん中でボールを捉えられず、ミスヒットした打感が非常に悪い。
当然飛んでいかない。
大昔からの注意事項であるラケット面の真ん中にボールを当てる工夫を忘れている。
先週末はとりあえず打感だけでも良くしようと、ボールを真ん中で捉えることだけに意識を集中して練習した。
真ん中で打てるとボールの飛びがいい。
スライスがネットするので高めに打っていたのが、真ん中に当たると浮き玉になってチャンスボールになってしまう。
スイングが悪かったのではなく、真ん中に当たってなかっただけなのだと気付く。
ネット上を通す高さに手を加えず打って、狙う高さに行かない時は、単純な何かがおかしいのだ。
それを探し修正しよう。

打感がいいだけでもだいぶストレス解消される。
ホームランしてもその原因が分かり易いので、なんでうまく打てないんだと頭を抱える事がない。
感触の良い打球感を求めるのが気持ちよくテニスするためのポイントなのかな。
今はプレーしてヘトヘトになって、身体を動かした満足感を得ることがテニスする目的になってしまっている。
スパーンといいショットを打って気分良くなりたいものである。


ロブの練習

2021-01-24 16:45:38 | テニス
ロブがうまく上げられない。
トップスピンロブみたいな難しいのでなく、フラットにポンと上げる一番簡単なやつが。
大抵浅くなりチャンスボールを提供している。
浅くならないようしっかり打つと今度はオーバー。
これはひとえにラケットの弾き具合を自分のものにできていないということ。



ポイント間にサーバーにラケットでボールを送るとき、方向と深さがバラバラになる。
そんなでロブをコントロールできる訳もない。
前にポイント間のボール送りも練習にできると考えたが、最近おろそかになっている。
手出しのボールを自由にできなくて、ゲーム中のボールを制御できる訳がないのだ。
もう一度ボール送りを完璧にできるよう意識してやろう。
送るボール軌道を思い描き、そっくりそのまま現実のボールが飛んで行くように。
相手の胸元にワンバウンドで届くように。


フォアハンドストロークその後

2020-10-20 06:26:03 | テニス
季節は進み始めると、どんどん進むなあ。
ベランダから洗濯物を取り入れるのに、一歩だけ外に足を踏み出す必要がある。
下はコンクリートでたいして汚れていないので、不精してサンダルを履かずに素足で踏み出すと、これまで足の裏がアチアチだったのに、日曜日はキンキンに冷たかった。

雨の土曜日、屋内コートで夏の格好でテニスしていたら、身体の芯は暑いのに、腕が冷たくて仕方なかった。
寒いのではなく、冷たいのだ。
念のため長袖のフリースを持ってきていてよかった。
着込んで練習した。
身体は汗をかいているのに、腕が温まるまでずいぶんと時間がかかった。
風邪をひかないように心がけのいる候となってしまったな。

さて、フォアハンドストロークのお悩みからはまだ脱していないが、ひと月前に比べると幾分かマシで、光明が見えつつある気がする。
お悩みはその時々で変わるのだが、代表的なのは、きちんとスイングしているつもりなのに、ボールにパワーを乗せられない、ネットする、ホームランする、果てはスイングが歪む、などスランプの谷は深い。
コーチのアドバイスをもとにそれぞれに対処するが、ひとつを解消しても別の問題が表面化して、お悩み事が一回りも二回りもする。
それでも何回りもしていると、前回の対処方法をすぐに思い出し、解決までにかかる時間が短くなり、安定したフォアハンドストロークを手に入れるまで、もう少しなのではというふわっとした予感が湧いてきた。
というわけで、今の問題の対処方法を書いておこう。

ネットする時は上体が前に突っ込んでいるから、上体を起こして反り返るくらいのつもりで腹からぶつかっていく。

ホームランする時は、上体はしっかり起きているのに、スイングに小細工してボール軌道をさらに上げようとしているから。
狙った高さに行くと信じて、余計な高さ調整をしない。

ボールが失速する時は腕の力が抜けていない。
腕でラケットを押すのでなく、体幹の捻りの回転力でボールを弾くようラケットをぶつける。

そうだ、以前とボールのヒットの仕方を変えたのだった。
昔はコントロールを良くするために、ボールをラケット面に長く乗せてラケットのしなりで打ち出すイメージだった。
しかし、コーチからそれは昔のウッドラケット時代の打ち方で、今のラケットは性能が上がっているのでそんなことをしなくてもボールは飛んでくれるから、球離れを良くして弾くように当てるべきと教えられた。
確かにその方がボールは勢いよく飛び出す。
苦手のふんわりボールもネットすることなく飛んでいく。
コントロールのことを考えての事だったが、ボールの勢いにも影響を与えていたのね。
長年の癖を抜くのに、意識して対処しなければいけないことの一つになっている。