goo blog サービス終了のお知らせ 

壷坂寺を経て山へ

2025-04-17 06:28:48 | その他旅行き
前回の続き。
車道から山道への入口には「ハイキングみち 壷坂寺へ」と書かれた錆びた標識が立っている。
すぐに林内に入り、ようやく山行きっぽくなったなと思ったら、その道の周りはゴミだらけだった。
歩いてきた道路が斜面の上の方にあり、そこから不法投棄されたもののよう。
ハイキング道は谷底にあり、廃棄物は上から転がり落ちてきた散らばりようで、あちこちにTVやらパソコンやらタイヤやらストーブが散乱している。
ずいぶん昔に投棄されたものばかりらしく、表面の汚れ方に年季が入っている。
そこになにかアートなものを見てしまうのは廃墟好きの性のなせるものか。







斜面の上の道路が遠くなると廃棄物は無くなった。
道端に石仏が祀られている。
比較的新しく、お地蔵さんかと思ったら赤い前掛けに南無観世音菩薩と書いてあった。
観音様のようだ。
山道だがこの先にある壷坂寺への参道でもあり、お寺が近づいてきた感が高まる。
傾斜が急になり、ジグザグと登ると突然壷坂寺の駐車場に出た。







境内の広いお寺で、奥の方までお堂が見える。
拝観する時間はないので外から覗き見つつ通り過ぎる。
壺阪山駅で見たポスターの大仏様が見えた。
道は再び車道となり、歩いていくと壷坂寺の境内のすぐ横を通っている。
上り坂なのでお寺の様子を上から眺められた。
道の対岸にはさっきの大仏様とは違う観音様の大きな石像があってこれまたビックリ。







この後再び山道へと入っていく。
五百羅漢遊歩道と名がつけられた道で、岩に掘られた五百羅漢像があった。
いつの頃掘られたのか説明書きなどはなし。
像は風雨ですっかり丸くなり苔むしている。
一ヶ所だけにあるのかと思っていたら、歩いていくと次々と現れ驚いた。
仏様ではなく神様が掘られたものもあった。
珍しい。








奈良の土佐街道

2025-04-15 06:29:57 | その他旅行き
山に登るのに良い季節となった。
暑くなったら登れない低山を歩くのはいつも今頃だ。
近場の山でお手頃なところをガイドブックで探してみると、奈良県の高取山が目に止まった。
これまでも気になっていた山だが登っていないのは、たぶん車道歩きが長いから敬遠してきたのだろう。
でも地図を見るといろいろ見どころが書かれていて、町歩きと山歩きを兼ねてできるところのよう。
ここに行くことにした。







最寄駅は近鉄吉野線の壺阪山駅。
ちょうど吉野山の桜が見頃のようで、吉野行きの電車は花見客やハイカーのグループで賑わっていた。
壺阪山駅で降りるのは自分くらいかと思ったが、他にも数名。
改札の外に出ると壷坂寺のポスターが貼られていて、桜大仏と呼ばれる石造りの大仏様と桜の写真があった。
へえ、こんな大仏様がいるんだ。
自分以外に降りた人はここが目当ての人たちなのだろう。







さて、まずは町歩き。
駅を出て国道を渡るとその先に土佐街道と案内のある道に出る。
土佐?
こんなところから高知まで道が繋がっているのだろうか。
不思議に思っていたら、土佐街道の謂れの説明書きがあり、読んで納得した。
その昔、6世紀の初め頃、都造営の為に土佐国からやってきた人たちが、仕事が終わった後、国に帰ることができずこの地で暮らすようになったそう。
町の名だけでも土佐の名前をつけて故郷を偲んだそうだ。







街並みは古い作りの家と今の作りの家が混在しているが、なかなかいい雰囲気。
道の両端に側溝があり、その横が石畳になっているのがいい。
駅前の町の紹介に観光とくすりの町と書いてあった。
石畳の部分に薬草を紹介した焼物?がいくつも嵌め込まれている。
薬草というより身近な雑草の名前もあるので知っているものがほとんどだ。
昔から作られている薬を扱うお店や、最新の医薬品メーカーと思われる企業の小さなビルがあったりする。







自分にはなかなかフォトジェニックな通りで歩みが進まない。
土佐街道から外れて山へと向かう町外れの道にも撮りたい被写体が次々と現れる。
車道から外れて林に入るまでに2時間弱を消費していた。
こんなペースで山頂まで行けるのかなと心配になったが、とりあえず進もう。






フロンティア

2025-04-13 18:31:42 | お酒
思い返せばこのところ、洋物の蒸留酒は甘いモノを主に買ってきた。
ウイスキーはバーボンに偏っていたし、ラム酒も好んで買った。
それでなのかどうなのか、昔よく飲んだ辛口の?スコッチウイスキーに浮気してみたくなった。
それで目についたのがニッカの新製品「フロンティア」。
少し前に発売されて気になっていたものだ。
スコッチではないがポスターのコピーのひとつに、余市蒸溜所のスモーキーな原酒をキーモルトにしてる、ようなことが書かれていた。
スモーキーなのもしばらく飲んで無い。
いいんでない?と買ってみた。



飲んでみて、その第一印象は「甘い」だった。
最近飲んでいたのと遜色ない甘味を感じた。
うーむ、狙ったのとまったく相違する味わいにビックリ。
もちろん不味い訳でなく、これまで甘い奴を好んで飲んでいた訳だから、とても自分好みではあるのだが・・。



肝心の楽しみにしていたスモーキーさはあまり感じられず。
これだけ予想を裏切られた味わいは過去にないな。
あ、驚いたと言う意味では少し前に記事にしたキャプテン・モルガンのバニラ味もあるか。
ここのところ面白い酒に出会えていると言う意味では運がいいのかも。
がっつりスモーキーなウイスキーは再度探すとして、ボトルを空けるまでこの濃厚な甘さを甘受して、平安なひとときを手にしよう。




竹林横の道

2025-04-11 23:15:21 | Weblog



大阪の桜は散り始め

2025-04-09 06:26:40 | Weblog
土曜日はテニ友とお花見宴会を楽しんだ。
これがまた素晴らしい巡り合わせでベストな日程となり、みんなで喜んだのである。
出席者の予定を合わせるため、4/5という開催日は3月中旬に早くも決定されていた。
本当にその日でいいのか、早過ぎないか、遅過ぎないか、開花状況を注視してきた。



公式な大阪の開花日は3/27だったか。
とても暖かくなった頃だったと思う。
開花後の最初の週末、近所の桜はすでに三分咲き。
これでは来週末までに一気に満開になってしまうぞ。
そしたら半分散った桜を見ながらの花見になるのかな、と心配していた。



ところが花冷えというのか、再び寒い日が続き、花の開きが鈍る。
そして大阪は土曜日の前日満開になるという幸運に恵まれた。
もう一つの心配事、お天気の方も好転した。
一週間前の天気予報は雨だったのが晴れのち曇りに変わり、当日は花曇り。



風が吹くと少し寒いが上着を着れば全然問題のない絶好のお花見日和だった。
日程を決めた幹事さんの念が強かったのか。
参加者の日頃の行いが良かったのか。
ホントにとても良い巡り合わせのお花見の日となった。




YouTubeのバイアス

2025-04-07 06:24:20 | Weblog
旧パソコンからのデータ移行など進め、ようやく新しいパソコンを本格的に使い始めた。
新パソコンを使い出したらなにやら旧パソコンの動きが怪しい。
外付けのデバイスを認識しなくなったり、インターネットに接続するのにやたら時間がかかったり。
いよいよ寿命が尽きるのかもしれない。
残っているデータの移行を急がなければ・・。

画面で見る写真の明るさの違いについて前回記事で触れたが、新パソコンを使う事でそれ以外にも色々と新しい発見?があった。
YouTubeの動画鑑賞は後方に置いた旧パソコンの大画面に映し、BGMまたはBGVとして引き続き視聴している。
ところが先に書いたネットへの接続に時間がかかり、繋がってもインデックスの画像が表示されなかったりとストレスを感じるので、新パソコンでYouTubeにアクセスしてみた。
すると見たことのないコンテンツがズラリと表示されたのだ。
へえ、こんな分野の動画が一般的には人気あるんだと気付いた次第。

旧パソコンの提示するコンテンツは映画音楽とテニスとクラシック音楽と昭和の音楽と野球ばかり。
AIが使用者の嗜好に合ったモノを選択表示すると聞くので、旧パソコンはバイアスがかかりまくっていたらしい。
いつも見た事がある動画ばかり視聴提案してくるので、目新しいモノはないかとページを繰るのに時間を使っている時がある。
1/3くらいは関係ない分野の動画を交えてくれるとうれしいなと思ったりする。

それで新パソコンに表示された、見たことの無い動画を見てみた。
選んだのはボロボロに錆びたバイクや車をレストアする動画。
パーツに分解し、錆を落として穴を塞いでグラインダーで磨き、時には部品を手造りし、塗装して再度組み上げる。
どんどん再生されていくのを見てるのは面白いのだが、自分の作業をしつつ見るにはとっても不向き。
バックグラウンドで作業の背景として居てくれる奴がいい。
そのうち新パソコンの方にも新たなバイアスがかかるから、出来るだけ分野を絞らず視聴して世界を広げよう。




明るさの基準が分からない

2025-04-05 00:01:02 | Weblog
過去にブログにアップした写真を新しいパソコンで見てギョッとした。
なんかやたらと明るいぞ。
明るいというのは写真の雰囲気ではなく、文字通り明度が高い。
パソコン画面の設定が明るすぎるのかと輝度を下げてみた。
それでもなんか白っぽく見えるような気がする。
もっと下げてみるとようやくイメージに近い明るさになった。
それで疑問ができた。
自分が標準と思っている自分のパソコンが表示する「明るさ」は本当に標準なのだろうか。
いままで写真を現像してきた旧パソコンは暗めに表示していて、実は他のパソコンではもっと明るく映っているのだとすると、自分の表現意図が正しく反映されていないことになる。
正しい色味をチェックするには専用のモニターを正しくチューニングして見なければいけないと聞いたことがある。
自分が写真現像する際パラメータを触るのは明るさだけで、色味を変更することはほぼない。
なのでそこまでする必要はないと思っていたが、明るさだけでもずいぶん雰囲気が変わる。
新しいパソコンで最適に現像したのを古いパソコンで見るとどう見えるのだろう。
いろいろ試してその差の現れ方をまずは把握するしかないな。




春と飲むビール

2025-04-03 06:22:41 | お酒
オリオンのホワイトビールを買ってみた。
普段飲んでるお安いホワイトビールとどう違うのだろう。
テニスから帰ってきてシャワーを浴び、さあ飲もうと思ったら、連れが和菓子を買ってきてあると言う。
さくら餅だった。
さくら餅食べたい。
でもお茶でなくビールが飲みたい。
合わないだろうなと思いつつ、さくら餅を食べてホワイトビールを飲んでみた。
うーむ、微妙。
考えもしなかった意外なマリアージュとはいかず。



それはそれとして、オリオンのホワイトビールはまるい味わいだった。
尖ったところがないやさしい口当たり。
それでいて物足りなさは感じない。
少しお高いだけあって良い原材料をふんだんに使っているのだろう。
冬は濃いビールをちびちびと飲む季節だったのにそのことをすっかり忘れて、節約してあまりクラフトビールを買わなかった。
失敗。
もうすぐビールはぐびぐび飲む季節がやってくる。




童話の森

2025-04-01 06:18:21 | Weblog



お菓子なお酒

2025-03-30 17:50:42 | お酒
ずっと気になっていたラム酒がある。
キャプテン・モルガンという奴だ。
酒屋のPOPにスパイシーな香りにバニラの味わいと書いてあった。
スパイシーはいいとして、バニラってなんなんだ?
時々購入するバカルディの横に大抵置いてあって気になる気になる。
変な味だったら困るなあと二の足を踏んでいたがとうとう買ってしまった。



飲んでみてビックリ。
本当にバニラの味がするのだ。
サトウキビからどうやってこんな味を出すことが出来るのか不思議で調べてみた。
なるほど、熟成させる時に香り付けにバニラを一緒に漬け込んでいたのだ。
それでもそれだけでこんなにバニラにできるものなのか。
不思議だ。
なんとなく分かる気がしていたスパイシーな香りはあまりよく分からない。
前に記事にしたスッキリした感じがスパイシーと言うなら、確かにモッタリした甘さではなく爽やかだ。
モノ珍しくて気に入った。



瓶のラベルには海賊の船長の絵が描いてあって、ラム酒だから船乗りを絡めるのは分かるが、バニラとは海賊らしからぬ味わいだ。
こんな風な、一般の商品とは一線を画す特殊な味わいの酒で思い出すのにズブロッカがある。
大昔に一度買ったことがある。
なかなかクセが強くてボトルを空けるまで結構な期間がかかった。
よく売れている銘柄の場合、スタンダードな製品にフレバーを加えた変わり種がラインナップされてる事がある。
当たり外れがあることを覚悟して買ってみるのも面白いかもと考えだした。