風の記憶

≪記憶の葉っぱをそよがせる、風の言葉を見つけたい……小さな試みのブログです≫

ネットが遠くなった

2019年12月12日 | 「新エッセイ集2019」

パソコンが不調になった。
インターネットにつながらない。
パソコンは立ち上がっているのに、インターネットだけがつながらない。
ネットにつながらないと何もできない。こんな単純なことを今さらに思い知った。

OSが壊れたのかと思って、修復ディスクを入れてみたが回復しない。新しいソフトをインストールしたが、それでも駄目。ウインドウズを更新中に不調になったので、古いバージョンに戻してみたが駄目。
あれこれ同じような操作を繰り返している。先週から今週にかけてずっと。

つい最近まで、さくさくと快調に動いていた。長く使ってきたパソコンなので愛着がある。簡単に手放すこともできない。大して器械の知識もないが、出来る限りの手は尽くしている。
DELLやOCNにも電話したが、話し中ばかりで埒が明かない。どうすればいいのか、パソコンばかりか、こっちまでパニックになってしまいそうだ。

ここ数日、眠ってみる夢の内容まで変わってきた。古い自分や古い生活ばかりが現れる。さほど苦しい夢ではないが楽しくもない。
ぼくの頭の中にもハードディスクがあって、古いセクションにアクセスしてるみたいだ。もはや、壊れたパソコンに同化してしまったのかもしれない。
いよいよ愛機とも訣別しないと、こっちまで壊れてしまいそうだ。

こうなったら最後の手段とばかりに、パソコンを初期化してみた。だが症状は変わらない。
これはもしかしたら初歩的なミスもありえるぞと、突然ひらめいて、モデムとケーブルが断線していないか、最後の最後に望みを託して新しいケーブルでチェックしてみた。だが、これも駄目だった。
万事休す。

慣れないのでやりにくいが、スマホで現況だけ残しておきます。


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