熊澤良尊 将棋駒工房

元将棋博物館顧問。将棋駒研究と制作。

JR加茂駅、徒歩2分。
見学訪問は、0774-76-5911へ。

目次

作品 文章 写真 販売品

原田流表現

2011-10-31 06:36:18 | 文章
10月31日(月)、曇り。

昨日は午後から生憎の雨でした。
只今は曇り、気温は昨日よりやや高そう。
目覚めはいつもより1時間ほど遅かったのは、チョッと疲れたせいでしょうか。

京都の国民文化祭での小生の受け持ちは25分間。
時間厳守なので、田中さんから時計を拝借してポケットに。
20分くらいお話して、聴衆の皆さんから質問を出してもらいました。
一方的にこちらが話すより、この方が聴きたい話になると思うのです。

会場で久しぶりにお会いした人、初めてお会いした人の何人かと名刺交換。
小生にとっても、楽しく意義あるひと時でした。
お招きいただいた皆様に感謝、感謝。
聴いていただいた方にも感謝、感謝。

間もなく平生の生活に戻ります。


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京都国民文化祭と水無瀬神宮での中将棋公開対局

2011-10-30 04:30:31 | 文章
10月30日(日)、曇り。

只今、外は真っ暗なのですが、今日のお天気が心配。
今日の「国民文化祭」と「水無瀬神宮での中将棋公開対局」。
小生は、両方に行きます。
午前中が、国民文化祭。
午後が、水無瀬神宮。
前者は、パルスプラザ。大きな会館の中。
後者は、対局そのものは客殿で行われますが、観客席はその前の境内のテントの下。
と言うことで、去年もそうでしたが、今年もお天気が心配です。

国民文化祭には、昨日午後にも行きました。
将棋以外には、囲碁・カロム(彦根で良く遊ばれている木製の駒を使ったオハジキのような遊び)・源氏カルタ・コントラクトブリッジなども。
ベッタン(めんこ)・オハジキ・ベーゴマなど、小生も子供のころに良く遊んだ昔の遊びを、何人か若い学生さんが説明しています。
その説明ぶりに、「本当にやったことがあるのかなあ・・」と、少し苦笑です。

将棋は、壇上で本日行われた交流大会の決勝戦。
解説は、阿部隆八段。
これが一番の賑わいでありました。

この催し「将棋の部」の縁の下の力持ちは、将棋連盟京都府支部連合会(小野巌連合会長)の皆さん。
「御苦労さま」、お陰さまで、昨日・今日の開催となりました。


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今日は10時過ぎから「京都と将棋の駒」という題目でお話しさせていただくことになっています。
演題は早々と決まりましたが、中身はあれこれと考えて、数日前にやっと決めました。

キーワードは、「京都・1200年・庶民と貴族・400年・水無瀬駒・大橋宗桂・霊光寺と本法寺・駒形墓碑」。
京都の駒形墓碑巡りは、来年、名人戦関連ツアーも検討されているとか。
「百聞は一見に如かず」。
短い時間ですが、南口先生のお墓のことも触れておこうと思っています。

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本日午後の水無瀬神宮の中将棋公開対局。
写真を2枚ほどアップしておきます。



局後の説明会。
左から、アシスタント役の伊藤明日香さん、対局者の宮居さんと牧野さん、解説役の神崎さん。
結果は、牧野さんの勝利となりました。
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国民文化祭

2011-10-29 06:03:16 | 文章
10月29日(土)、晴れ。

素晴らしいお天気。
今日から京都で「国民文化祭」が開催します。
将棋の部は、南部の見本市開花会館でも知られる「パルスプラザ」。
最寄駅は、近鉄・地下鉄の「竹田」、徒歩10分です。

京都府総合見本市会館 京都パルスプラザ
〒612-8450 京都市伏見区竹田鳥羽殿町5

小生は、14時に。
その後、尾崎さんと落ち合って大橋宗桂の墓のある「霊光寺」にもう一度行くことにしています。

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午前中は、駒づくり。
これしか能がありません。
その昨日までの進捗です。


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業務連絡。
愛知県の竹内さん。
進行中の写真を送りたいので、メールアドレスをご連絡ください。

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小春日和と駒

2011-10-28 05:17:28 | 写真
10月28日(金)、晴れ。

旧暦でも10月にはいった昨日は、まさに「小春日和」。
今日も全国的に良い天気のようです。

駒づくりは、一日おいて2度目の漆を入れ込みました。
その様子です。


もう1組の方もここまでは同様の進行ですが、チョッと変った仕上げで頼まれており、ここで工程を変えました。
その様子は、出来上がるまでのお楽しみ。

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京都新聞。
先日、島本町にお渡しした「中将棋大盤と駒」のことが今日の朝刊に掲載されている模様。
昨日の夕方、電話取材があって、質問に答えておきました。

10日の水無瀬神宮での公開対局も、紹介するとのことでした。
そもそも島本町は大阪府(摂津)なのですが、すぐ北の大山崎町は京都府(山城)。
つまり、府境の町なのですが、電話番号も「075」で始まる地域で、歴史的にも経済的にも京都の一部見たいなところがありますね。

と言うことで、郷土の話題として取り上げられたようです。
記事は、後刻、アップさせていただこうと思います。

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夜、例によって目を覚ますと、テレビから漆の里「浄法寺」の名前。
これはと思って眼を凝らすと、「漆掻き」の映像でした。
つい先ほど始まったようで、春は種を撒いて苗に育てる農家。
そして、今年(平成10年の映像)の漆掻きに先だって新しい道具と作業着で、神様に手を合わす漆掻き職人の姿。
こうやって、浄法寺の漆掻きを始めるベテランKさん。
今年で54年。父親も漆掻きだったそうです。

道具は、漆鉈と漆鉋。それに漆桶。
漆鉈で幹を均し、漆鉋で幹をすうーっと掻く。
さすが、淀みの手の動き。
幹を掻いた溝(瑕)からは、乳のような漆液が滲み出す。
それを掻き取るという動作の繰り返し。

漆の木は400本。
1年で一本の漆の木から採れるのは、コップ1杯の量。
春に始まった漆掻きは、10月半ばまで。
夏は最盛期。
この時期の漆は「盛り漆」と呼んで、質量ともに一番。

最盛期は200人ほどだった漆掻き職人は、今は28人。
最年長は80何歳とか。
その大ベテランに教えを受けている輪島からやってきた若い見習い職人も。
漆液が浸み出すのは、表皮から1センチ程度。
それより深く掻くと、木を傷める。
若い職人は意気軒昂ながら、力が入りすぎ。
どことなくぎこちなさが映像を見ていても分かる。
だれでもこうやって一人前になるのでしょう。

秋に浄法寺中の漆が集められて、輪島やその他の消費地へ。
Kさんが1年で掻き取ったのは90キロだそうだ。

この年は、日光東照宮の修復があった。
浄法寺の漆の多くが東照宮に集められた。
以前の修復では、浄法寺の日本産のほかに、中国産が使われた。
安いからであろう。
しかし今度は、中国産は使わないという。
理由は、質に大きな差があったから。

中国産漆で塗られた門は、10年で赤い漆がはげてしまって無残な姿。
一方、50年前に塗り替えた門の日本産漆は、全く健全。

塗師曰く「違いは2~3年では分からなかった。成分はそう違はなくても中国産は、日本の気候風土には合わない」とのこと。
小生も、その映像の違いに驚いた次第。

テレビ映像は、1時間半。
3時過ぎの終了時間まで、ズーット見てしまいました。
漆のことを知る良い番組でありました。
ただ、終わりかけにアナウンサーが、映像に出てきた「輪島」のことを「金沢」と言っていたのは、チョッと艶消しではありました。








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中将棋大盤と駒

2011-10-27 17:46:30 | 写真
中将棋大盤と駒は、昨日お渡ししました。
公開対局に間に合って、ホッとしています。

出来上がりの様子をアップしたつもりでしたが、未だのようなのでアップしておきます。

レンズ収差で、直線がカーブ。
もう少し、離れて撮影すれば、良かったですね。


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西空に「イワシ雲」。
今朝の「かぎろひ」に対して、今の「夕焼け」もアップしておきます。
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かぎろひ

2011-10-27 05:32:15 | 文章
10月27日(木)、晴れ。

夜が明けました。
東の空に、雲はありません。
冷え込んでいるのでしょう、稜線は「かぎろひ」。

昨日あたりから、一段と気温が低下。
この辺りの冬場の風。
その冷たさが身に浸む季節がもうすぐやってきます。

と言うことで、先日、埃が出る粗仕事の作業場に風除けの「ビニールカーテン」を取り付けました。
屋外の作業場はL型の窪みにあって、建物で北風と西風を防ぐようにはなっています。
しかし、建物を巻いて吹きこむ西風。
これが結構冷たいので、透明なビニールカーテンで出来るだけ防ごうという考えです。

幅は2メートル70センチ。
寒い時は、これを南側の解放部に垂らせば温室の如く暖か。
東側は、これまで通り解放したままですが、太陽の恩恵は大いに享受。
不要な時にはロープで巻き上げる構造です。

結果は上々。
「もっと早くやっておけばよかった。来るなら来てみろ・・、冬よ来い」。
冬を迎える準備の一つが整いました。

写真は、風防とは無関係ですが、漆仕事の机から見た昨日の空。




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竜王戦第2局の控室

2011-10-26 05:31:39 | 写真
10月26日(水)、晴れ。

昨日は、昼過ぎに大阪・千里に到着。
レストラン入り口でメニュー定めをしていると、阿部先生やNHKBSの皆さん。
眼があって、ご挨拶。
当方は、ビーフカレーを注文。

昼食を済ませて、3階の控室に。
局面は角替り。
進行が早いようで、41手まで進んでいました。
控室の画面。
誰も居なくなった一瞬、こんなショットも面白いかなとシャッターを切りました。


対局再開の10分前の控室。
井上先生の次の一手は、「1二香」もありとのこと。

再開直後、予想はぴたり的中でした。

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出来上がった「中将棋大盤」。
対局で使う「中将棋盤」。
その二つを、今日の午後、引き取りに来られます。
盤は、昨日の朝、出かける前に押し入れの奥から出しておきました。
中将棋盤は昨年、2面を準備しておりました。
どちらも戦前の古い榧製の碁盤を、中将棋用に升目を引き直したものです。
二つを比べると、厚みと盤面の大きさに幾らか違いがあって、どちらが良いか考えました。

昔の資料では、幅は「碁盤と同じ(1寸4分)」と言うものや、「1尺3寸5分」とするものもあります。
と言うことで、去年は、やや小さいくて薄い4寸5分の方を提供しました。
この方が見た目にも昔の雰囲気に近いし、指しやすかろうとの理由。

今回も、こちらをお渡しするつもりでいます。









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チュッとだけ小さな駒

2011-10-25 05:52:34 | 文章
10月25日(火)、曇り。

曇り模様の只今の夜明けの空。
良く見ると道路が光っていて、先ほどまで小雨が降っていたらしい。

今日は、昼前に仕事を切り上げて大阪へ。
訪ねる予定は、難波のTさん事務所、心斎橋の東急ハンズ、それに万博公園の竜王戦会場。
出かけるまでは、「チョッとだけ小さな駒の木地」揃え。
薩摩ツゲです。
盤とセットで、6組ほどを追加で作ります。





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埋め始め

2011-10-24 17:41:59 | 写真
先々週からボチボチ彫り始めていた水無瀬兼成卿筆跡の駒。
2組の内の1組です。
それを埋め始めました。

「歩兵」から埋め始めて撮影したのですが、何か物足りない。
と言うことで、「玉将」1枚を加えて撮影しました。


玉将の駒尻にある「H.7.9.30」は、山川さんという木地師から購入した日付。
退職した年の秋、天童に遊んだ時に入手した材料です。
16年ぶりに駒に彫り上げました。

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今日のNHK「クローズアップ現代」は、タイの大洪水。
アユタヤの工業団地で始まった洪水は、首都バンコックに迫っているとのこと。
洪水面積は日本列島の広さに匹敵。
被災企業は500社以上。
被災していなくても、国内外で操業停止の影響も。

優遇税制によってタイに進出している日本の会社は、大小合わせ4000社。
これは、東南アジア最大の規模だそうです。
すでに進出すさまじい自動車産業の各社。
電気製品、精密機器、メガネのレンズなどなど。


特に東日本震災以後は、日本からの投資が月間でこれまでの2.4倍に急増とか。
そんな折の大洪水。
洪水のリスクは、今までも言われていたそうですが、誰も真剣に考えていなかった。
「水は低きに流れる」。
「行き所のない水は留まる」。

我が国の原発も、目先の経済だけ考えてイケイケどんどんでした。
おまけに、事故後の政府(官房長官)は「直ちに健康への影響はない」の詭弁。
裏を返せば「その内に健康被害は出てくる可能性がある」と言うこと。
「放射チリは、何百キロを風によって運ばれる」。
チェルノブイリでは350キロ。
それを実証しているのです。

ソレニシテモ、日本が輸入する養殖エビの半数はタイ産だそうです。
その恩恵で、安いエビを食すことが出来る我が日本人。
世界は一つなんですね。

しかし、日本で踏ん張る企業もあるはず。
そんな企業を応援したいものです。

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日野原先生100歳

2011-10-24 06:00:38 | 文章
10月24日(月)、晴れ。

東の空が赤く染まって、夜が明けました。

昨日の午後、テレビを点けると、聖路加病院名誉院長の日野原先生の映像。
100歳を超えて、今も患者と向かい合って、なお現役。
終末医療に取り組んで、70年以上。
最期を看取った患者数は、7000人以上とのこと。
耳も眼も、そして頭も体も矍鑠たる姿。
ご自分では「110歳までは現役で働く」とおっしゃる。
そのためには、ストレッチもする。

周りの人に「有難う」と語る余命いくばくかの終末患者の笑顔。
重い病で力のなえていた人が、先生の一言で俄然、元気とやる気がよみがえる姿。
それを観て、人の命の尊さと不思議さを感じました。

子供のころ、病弱だった母を助けてくれたお医者さんの姿。
それが医者を志したのだと言う。

医者になって初めての患者に、鞭打つようなカンフル注射をしてしまった悔やみ。
それらが、日野原さんの今の原点なのだそうです。
見ていて、聴いていて涙腺が弱くなった小生ですが、改めて人生を考えさせられました。

村上信夫さんの「ラジオビタミン」でもしばしば登場。
そこで知った全国各地小学生への「命の教育」の様子も映像で拝見。
内容は「心の教育」。
それを、立ちっぱなしで1時間。
心も体力も「100歳の超人」日野原先生でした。
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駒の写真集

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