熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
ご注文方法、住所、電話番号はコメントでお問い合わせください。

目次

作品 文章 写真 販売品

南帝無双

2020-09-30 19:06:52 | 作品

9月30日(水)、曇り。

きぃうの映像は「南帝無双」。
材は御蔵ツゲ柾目。昨日出来上がった盛り上げ仕上げ。

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源兵衛清安の駒

2020-09-29 19:13:52 | 作品

月は朧に東山。今日は十三夜。

映像は、昨日までに盛り上げた「源兵衛清安」。
材は御蔵ツゲ。
目に優しいプロ好みのすっきりした無地柾目で作りました。

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相変わらず、磨いたり盛り上げたり

2020-09-29 12:15:59 | 文章

9月29日(火)、晴れ。
本当に涼しくなりました。
暑くもなく、寒くもなく、この陽気はいつまで続くのでしょうか。
仕事は、このところ相変わらず、磨いたり盛り上げたり。
何組目かの「源兵衛清安」を盛り上げ開始しました。
今度の材は、堅くて深みのある薩摩ツゲ太い幹、柾目の古材。
文字はいつもよりやや細身に。
出来上がりが楽しみです。

映像は、人間賛歌「枻」の半世紀前の広告。

 

 

 

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今、アベマが面白い

2020-09-28 06:34:37 | 文章

9月28日(月)、晴れ。

今、アベマトーナメント。超早指し選手権。
全部は見切れませんが、昨晩からは4~5局見ていました。
今、アベマが面白い。

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身震い

2020-09-27 07:52:56 | 文章

9月27日(日)、晴。
またまた日曜日がやってきました。
一見、平和な朝。
気温は23℃。空には夏の終わりの綿雲。
しかし、穏やかでも身震いするような秋の風。
ということで、この後はいつものように仕事場に入ります。
「源兵衛清安」盛り上げの続きをしようと思います。

ところで、羽生さんが竜王挑戦者。
100番目のタイトルがかかっています。注目。
順位戦は、斎藤八段が3連勝。こちらも注目ですね。

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いよいよの秋

2020-09-25 19:04:02 | 文章

9月25日(金)、変わりやすい天気でした。

西瓜が終わって、梨が続き、葡萄から栗、そして柿の季節がやってきました。
そろそろ、トマトも終わりに近づいて、秋もいよいよ深まる予感。
虫の声は、マツムシ。
そんな日に、久しぶりにアゲハチョウを見つけました。
元々は珍しくなくても、最近はあまり見かけなくなりましたのは寂しいことです。

仕事は相変わらず、磨いたり盛り上げたりの「源兵衛清安」。
今度は深みある古材柾目の薩摩ツゲ。細字で盛り上げようとしています。
出来上がったら、映像でアップしようと思います。

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チョッと小さな「古水無瀬の駒」セット

2020-09-24 19:01:38 | 作品

やや小型の「古水無瀬」の駒と盤のセット。
駒の材は、薩摩ツゲ根杢。彫り埋め仕上げです。
盤は30センチ✕27センチ。ヒバ製、厚さ30ミリの柾目。

小型の実用品として、この大きさがジャストサイズ。
実戦対局はもちろん、詰将棋、棋譜研究にもコンパクトで卓上で扱いやすい。

 

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「源兵衛清安」フラッシュの影

2020-09-24 00:20:51 | 写真

9月24日(木)、外は真っ暗。闇夜です。

昨日は、75歳以上の自動車運転認知度検査。
20人ほどが集められていました。
少々緊張気味に、約一時間の検査は5問ほど。
いまの日時や、映像を見せて記憶の程度に応えるものでした。
すぐに採点されて、結果は100点満点の90点。
75点以上が認知度に問題がないとのことで、まずまずの結果でヤレヤレでした。
次は1~2月後に、実技検査があるそうです。

今日の映像は昨日までに仕上がった「源兵衛清安」の一組。
普通通り、玉将と王将に作っています。
材は、無地柾目の御蔵島ツゲ。

2枚目の左下は、接写の時に生じたフラッシュの影。

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川井さん所蔵、葵紋蒔絵の将棋盤について

2020-09-23 03:25:41 | 文章

10年前、「なんでも鑑定団」に登場した川井さん所蔵の「葵紋蒔絵の将棋盤」について、千太さんから、お尋ねがありました。それについて、私が分かる範囲で述べさせていただきます。

盤の厚みは4寸。素材は榧。4面の盤側それぞれには、輝きと色合いの異なる三つ葉葵家紋が3つずつ描かれています。
それらの輝きの違いは意図的に作られており、この内、真ん中の葵紋は通常の金粉を蒔いた金蒔絵で、右側の葵紋は金粉に銀粉を加えた金蒔絵で描かれています。これら二つの家紋は通常の蒔絵技法であり、コーテイングしてある漆の膜を通して見ることから、色合いや輝きは金そのものの輝きではなく、やや鈍い金色を呈しています。

これに対して左側の葵紋は、ピカーっとした金無垢の輝きそのものであり、模様を切り抜いた板状の金箔を漆で貼り付けて加飾する「金平文(きんひょうもん。金貝とも言う)」の技法で、金無垢の板を露出した形であり、光り輝いています。
周りにちりばめられている「唐草の葉」にも、光り輝いているものとがあって、ピカーっと輝いている葉っぱには、同じ金平文の技法が使われています。

しかし、金平文の弱点は「張り付けている土台(この場合は、カヤの木)と、張り付けた金箔との膨張率の違いによって、経年の温度変化の影響を受けて剥がれやすい」ことにあり、何十年、あるいは100年、200年が経つうちに徐々に剥がれが進行し、トラブルを起こすことです。
加えて、盤を抱えて持ち上げたり移動させるときには、盤側の剥がれ気味の家紋部分が、人体(腹や腰)に擦れたりし、一層、剥がれが促進するわけです。

テレビでは、剥がれ気味の家紋を指して、「3つの家紋のいずれかは、本来は婚姻元のものであるべきで、他家の家紋だったものが葵紋に付け替えている」という説明がなされました。しかしそれは徳川同士の婚礼もあった事実を無視して、理屈に合わない説明ではなかろうかと思うのです。

さて、この盤の出どころですが、盤はかなりの期間、ある商社のオーナーのもとにあったことがわかっています。経過をさかのぼると、もともとは水戸の徳川家にあった可能性があります。明治から昭和初期に至る時期には諸大名のお宝が頻繁に売りたてられて、そのような折に民間に流れたと考えます。

この盤は厚みや足の形、蒔絵の様式を考えると、江戸時代後期の19世紀に作られたものだと推測できます。類似品としては、名古屋の徳川美術館に、この時期の婚礼道具としての将棋盤が遺されていますが、この盤と様式的に異なる点は、それらは通常蒔絵による加飾のみであり、先述した「金平文(金貝)」の技法は使われておらず、珍しい「金平文」の技法が使われているのは、この盤のみであります。

この時代、江戸時代の工芸技術は、大名などパトロンの財力(バックアップ)により最も高められた時期であり、明治以降の現代とは比べ物にならないほどのレベルの違いがありことに加え、大変な財力も要します。
よって、お尋ねの「明治時代以降、似たような将棋盤が作成されることはないか」との質問に対しては、「それはない」と断言して間違いはないと思います。


 

 

 

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手持ちの卓上将棋盤

2020-09-22 19:53:22 | 写真

1、日本産カヤ。一枚板。すっきりした柾目。厚み8分5厘。

2、日本産カヤ。一枚板。すっきりした柾目。厚み1寸。

3、日本産(日向)カヤ。2枚継。赤みの柾目。厚み2寸。

4、日本産カヤ。4枚継ぎ。柾目。厚み2寸。


4、新榧。柾目一枚板。厚み2寸。

 

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駒の写真集

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