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日野原先生100歳

2011-10-24 06:00:38 | 文章
10月24日(月)、晴れ。

東の空が赤く染まって、夜が明けました。

昨日の午後、テレビを点けると、聖路加病院名誉院長の日野原先生の映像。
100歳を超えて、今も患者と向かい合って、なお現役。
終末医療に取り組んで、70年以上。
最期を看取った患者数は、7000人以上とのこと。
耳も眼も、そして頭も体も矍鑠たる姿。
ご自分では「110歳までは現役で働く」とおっしゃる。
そのためには、ストレッチもする。

周りの人に「有難う」と語る余命いくばくかの終末患者の笑顔。
重い病で力のなえていた人が、先生の一言で俄然、元気とやる気がよみがえる姿。
それを観て、人の命の尊さと不思議さを感じました。

子供のころ、病弱だった母を助けてくれたお医者さんの姿。
それが医者を志したのだと言う。

医者になって初めての患者に、鞭打つようなカンフル注射をしてしまった悔やみ。
それらが、日野原さんの今の原点なのだそうです。
見ていて、聴いていて涙腺が弱くなった小生ですが、改めて人生を考えさせられました。

村上信夫さんの「ラジオビタミン」でもしばしば登場。
そこで知った全国各地小学生への「命の教育」の様子も映像で拝見。
内容は「心の教育」。
それを、立ちっぱなしで1時間。
心も体力も「100歳の超人」日野原先生でした。
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