熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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進捗状況、中将棋大盤と駒

2011-10-15 05:50:15 | 写真
10月15日(土)、雨。

昨日は昼ごろから雨。
今日も、その続きと言うところでしょうか。

この辺りは、シトシト雨ですが、紀伊半島や四国地方は大雨とか。
被害が無いといいのですが。
ソレニシテモ、地球規模であちこちに大雨、大洪水のニュース。
以前は、あまり聞かなかったと思うのです。
天空のタガが壊れてしまったのかどうか。
それとも、これが自然と言うものでしょうか。


中将棋の大盤と駒。
昨日もほぼ一日中の作業。
升目の数字も入れ終わりました。
駒は「歩兵」とその他を含め30枚近くが進捗。
中央付近の駒は、出来上がり少し手前。
8合目半、くらい。
天気の悪い日は、16時を過ぎると手元が暗くて能率もイマイチ。
注意力も低下。
晴れた日に比べると、1時間くらい夕闇が早いですね。

駒が出来上がったら、見慣れない駒には行き先表示を「朱」で入れます。
解説会で集まる方々には、初めて見る駒も多いので、行き先表示してあれば分かりやすい。
本当はこれまでの工程で「朱」を入れればよかったのですが、ついつい先を急ぎ過ぎてしまいました。
全部出来上がった後で、まとめて落ち着いて「朱」を入れることに。

ところで、「朱」の行き先表示は、古人の智恵なのです。
江戸時代の中将棋駒にもそれは刻してあり、安土桃山時代の兼成筆「象戯図」にもあり、そのアイデアを拝借します。
しかし、強力な「獅子」については、行き方が複雑すぎて表すことが不可能。
これは覚えるしかありません。










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