熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

大盤駒は試作中

2011-09-30 05:12:14 | 写真
9月30日(金)、曇り。

昨日はほぼ1日中、中将棋の大盤駒作り。

設計図を見ながら大小3つ4つ試作して、これならいけそうと、本番用の成形を進めました。
手前が台形、向うが元の四角い板。
大盤用の駒は、今回が初めてなので試行錯誤続きです。
出来れば土曜までに、ある程度まで進めようと、急遽時間を割くことにしました。


写真は、試作品「玉将」の姿。

高さが約8センチ、幅が7センチ。芯の厚みは6ミリ。
両面に磁石シートを貼りこんで、総厚さは8ミリ。
全体は、普通サイズの玉将と比較すると、こんな感じ。

想定している大盤は、幅が90センチ、高さが110センチ。
これなら、車での持ち運びが出来るという考えですが、2つ折りにするのも一案。
人力での持ち運びを考えて、大盤は平板でなく、手軽なロール式という手もあります。
そのあたりは、駒を操作する人の意見も聞こうと思っています。
脚をどうするか。
どこかで聞いたセリフで恐縮ですが、これには「腹案」があります。


本番用の材料。
工作の途中段階。
それを写真にしました。

上に乗っかっている「玉将」は、大きさを吟味するための雛型。
大きいのと小さいのとを作って確かめて、大きいのに決めました。
サイズは駒の性能に応じて、大・中・小、そして香車・歩兵・酔象の6段階。
香車と歩兵は、少しタテ長。
文字は、水無瀬兼成卿筆跡の写しが似合いますかね。

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バッタの脱皮

2011-09-29 05:14:41 | 写真
9月29日(木)、晴れ。

良い天気が続いています。

昨日、裏のブースで中将棋大盤の「駒」を作っていると、草むらで珍しいものに出会いました。
地表から60センチぐらいの高さ。
そこで、何やらおとなしいバッタ。
ジッと見ていると、脱皮が始まったところです。

頭の皮が開いて、やがて初々しい頭が出てきました。
綺麗な色です。
ソレニシテモ、バッタにとって無防備な時間。

剥けた皮には触覚もシッカリついています。
徐々に胴体、そして足先、最後には尻っぽ。
ここで、台の上に乗せて撮影をしました。



羽根は未だ小さいです。
やがて徐々に元のように。
そして、どこかへ行ってしまいました。
この間約10分。

蝉の羽化やトンボの羽化はこれまでにも見ていますが、バッタの脱皮は初めて。
自然の営みのホンの一部の出来ごとですが、驚くべき精密さでことが行われているこいとに、今更ながらの感嘆。

小学生のころの理科の観察を思い出したひと時でした。


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これは何だか、パートⅢ

2011-09-28 18:33:46 | 文章
9月28日(水)、晴れ。

今日もまずまずの陽気。
「古水無瀬」の盛り上げが一応終わりました。
一応というのは、完全に終わった訳でも無いということで、漆がシッカリ固まって出来上がりをチェック。
漆がシッカリ固まるには、数日かかります。


中将棋大盤の材料の一部が届きました。
盛り上げが終わって、早速、大盤用駒のサンプル作りに着手。
先ずは磁石で「玉将」と「飛車」、「歩兵」の3枚。
それぞれ1枚づつを土曜日までに作ることにします。

ーーーー

写真は、飛車の盛り上げ前(左)と盛り上げ後(右)。


真ん中のものは、何んでしょうか。
分かる方は分かると思います・・。

では、また。
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ゴウヤ

2011-09-27 18:38:43 | 写真
9月27日(火)、曇り。

昨日より気温はやや高いですが、それでも過ごしやすい一日でした。

昨日、神崎七段から電話を戴いて、中将棋解説用の大盤について意見交換をしました。
実は作るかどうかとか、どのようなものを作るかあれこれ考えていたところでした。
丁度、良い電話を戴いたので、今は作る方向で設計図を描いて、本日、材料の調達を始めました。
完成目標は、仮に10月25日としておきます。

次の土曜日には、宮居中将棋チャンピオンとともに、加茂の工房を訪ねていただけるということで、それまでに駒の2~3枚でも実物サンプルを作っておいて、感想など意見を聞こうと思っています。

ということで、今日は国会中継を聞きながら、中将棋大盤の件と「古水無瀬」の盛り上げ。
盛り上げは本日現在未完ですが、残るは香車・桂馬・銀将の10枚程度となりました。
明日にでも終えることでしょう。

ーーーー

国会中継では、野党から現閣僚の尋常でない行動前歴の追及。
その前歴とは何かですが、総理は「それは知らなかった・・」とお寒い答弁。
「適材適所」ではなかったのですか。

勿論、信頼できる大臣も居ます。
しかし、尋常でない人が今、真逆の何々大臣をやっているという出鱈目さ。
聞いていて、今日の日本の危うさを感じました。

ーーーー

今日の写真は、熟れきったゴウヤ。
種の周りは、甘いのです。
コメント (1)
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加古川青流戦

2011-09-26 05:24:43 | 写真
9月26日(月)、曇り。

めっきり寒くなりました。
空は黒く、雨になるようです。

ーーーー

「加古川青流戦」。
実行事務局から届きましたチラシです。

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駒サロンと国民文化祭

2011-09-25 12:46:36 | 文章
次回駒サロンの告知



駒サロン各位
H23.9.25
                                熊澤良尊
       次回「駒サロン」について(ご連絡)

 先日来、検討しておりました次回「駒サロン」は、11月を希望される方が多く、
 11月の第3土曜日11月19日に、弊工房にて次のとおり開催することに致します。
 よろしくお願い致します。

                  記

1、実施日・場所
        11月19日(土)
        小生の加茂工房にて、いつもより時間を少々延長して、
       ・13時30分より16時30分頃まで、「コーヒーと談話」
       ・16時30分より19時頃まで、「ビールと寿司パーテイ」

        概算費用=3500円

2、関連事項
   作品やコレクション、日ごろ使っている道具など、お持ち下さい。
   それを見ながら、意見交換出来ればと思います。
   そのほか、何かリクエストがあれば、お知らせ下さい。
   小生のコレクションも、幾つかご覧いただけるように準備しておきます。

3、参加連絡
   参加可否は10月15日頃までにお知らせドさい。
   なお、変更がある時は、その都度お知らせ下さればOKです。

4、その他
  「ニューアワジ」は、土日なので、あまり安くはなりませんでした。
  温泉はすばらしいのですが、今回はパスして、来年の棋聖戦(平日)の折りに、
  希望者を募ることも考えます。

  また、いつもの宿泊旅行は、今後、皆さんの意向をお聞きしながら、改めて考え
  ることにしたいと思います。

5、別件
  1)、10月29日と30日。京都伏見区竹田パルスプラザでの「国民文化祭」
     は、関西駒の会も参加し、小生も30日10時から「京都と将棋の歴史」
     を短時間ですが、お話しさせて頂きます。
  2)、10月30日は、水無瀬神宮にて「中将棋公開対局(対局者:牧野四段対
     宮井中将棋名人)」が13時から開催。
     小生は、少しの時間を見つけて駆けつけるつもりです。

             電話・FAX  0774-76-5911
                                  以上

ーーーー

国民文化祭

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松虫

2011-09-25 05:40:39 | 写真
9月25日(日)、曇り。

昨日は、盛り上げを少々。
写真は、盛り上げる前の2組分の映像。
裏側はすでに済ませていて、今度は表側。

実際に写っているのは、左のクジャク杢と、右側の柾目の分をあわせて1組半ほど。
左奥の一群は盛り上げが終わっています。

この日は右側の手前12枚ほどが終わって、残りは右の1組分。

ーーーー

秋の虫が、大きな声で鳴いています。
声は鈴虫のようですが、覆いかぶさるような鳴き方ではないので、鈴虫でないことは分かります。

近づくと、幼い葡萄の木。
眼の高さあたりからです。
眼を凝らして見ていると、いましたいました。
葉っぱと同じ緑色の虫です。
そっとカメラを構えて見ていると、3匹います。
1匹は、羽を立てて鳴き出しました。
羽には薄い茶色の筋。
しかし、その写真は上手く撮れませんでした。
代りにもう一枚。
これは全体がミドリ。

あとで調べると「松虫」だと知りました。
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墓参り

2011-09-24 06:09:27 | 文章
9月24日(土)、晴れ。

めっきり涼しくなりました。

昨日は、昼前から枚方へ墓参り。
現地とその途中の車の混雑ぶりに驚きました。
連休ということもあるのでしょうが、遅がけのレストランでも家族連れが目立ちました。

どこに行っても満員だろうと、10組ほど待ってやっと着席。
その間際、食事を済ませてすれ違いに出てきた老夫婦の会話。
小声で、「あれだけ待たせて、料理は冷たいし・・」。
たまたま、そんなこともあったのでしょう、運が悪かったんだろうと思いました。

個室に通され、和食を注文しました。
扉が閉められて、その部屋の寒いこと。
10分程我慢して「もう少し温度を上げてください」と。
多少は良くなったような・・。

それでも5分くらいして、個室の扉を開いておけば、多少、暖かくなるんだろうと、自ら扉を開放。
それでも寒いので、再度温度を上げてくれるように依頼。
料理はまだ出てきません。

遅いなあと思って、見渡せる席を見ると、5~6組が料理待ち。
こちらより早く入った人も何組か待っています。
これで先ほどの老夫婦の会話が理解できました。
ははーん「料理人が休んでいて人数が足らないんだ」ということで、通りがかりの接客係に聞きました。

答えは、口ごもって「・・・」。
只今、13時30分すぎ。
あれから25分ぐらい経過しています。
募る空腹に寒さ。
意を決して「注文は取り消し。帰ります」。

そんなこんなで加茂に向かって再び運転を開始しても、軽度の悪感。
それを払拭せねばと、熱いラーメン。
これで生きかえりました。

時に、帰着は14時30分の小旅行でした。







個室の扉を

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菰野町のイベント

2011-09-23 05:26:15 | 写真
11月の催し。
仕掛け人は尾崎さん。
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台風の爪痕

2011-09-22 17:57:50 | 文章
9月22日(木)、曇り。

西から東方向に、鉛色の雲。
台風は、北海道付近に去り、外気温は只今20℃。
幾分の寒さを感じます。

首都圏では、台風の影響で交通マヒ。
勤め人や、旅行者の足止めがテレビに。
大木が根元から折れたりで、自然の猛威を改めて知る次第。
近年の大雨と言い大風と言い、自然現象が、各段に横暴になってるように思います。


ーーーー

今日は家内の実家の墓参り。
その前後は仕事です。

ーーーー

墓参りの帰り途に、八尾市内のかねてから知り合いの骨董屋さんに。
店内の一角には、碁盤と将棋盤が10面ほど。
古い駒もあるとのことで、拝見すると「仙佳作」が3点ほど。
いずれも戦前戦後の作で、大阪彫り。

30年くらい前までは、中級品の彫り駒としての良い雰囲気があった。
それがいつの間にか大阪で作られなくなって、今は天童で作られているらしい。
それで、似ても似つかぬものになってしまった。

今日の3点は、本当の手作り。
昭和の良き時代の雰囲気そのものです。

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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726