熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
ご注文方法、住所、電話番号はコメントでお問い合わせください。

目次

作品 文章 写真 販売品

セミの声

2011-07-31 05:29:33 | 文章
7月31日(日)、只今は曇り、やがて晴れるかも。

今年も残すところ、150日あまり。
7月はもう終わりです。


先日は、「日本沈没」を書いたSF小説の草分け、小松左京さんが亡くなりました。
享年80才。
ソレニシテモ、最近の自然災害と、それを引き金にした人災・原発事故。
自然災害のみならず、経済的にも近年はまるで「日本沈没」。
小松さんが健在なら、これらを見てどのように続編として書かれたであろうか。

信念の政治家、そして多くの民衆。
皆が結集して、一歩一歩脱却しようとする姿。
以前の日本のように、皆が希望と確信が持てる社会に。
それに向かって甦らせようとする人々の力。
そんなストーリーが望まれる昨今です。


蝉の声がだんだん強くなってきました。
昨日は、あぶら蝉、ミンミン蝉、ヒグラシ。
あちこちで一斉に輪唱です。
昔は、小さな「チイチイ蝉」も見掛けました。
そんな中、作業台上で、あぶら蝉の近撮です。



「時事放談」が始まりました。
では、また。
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これは何んだか、パートⅢ

2011-07-30 18:05:31 | 作品
7月30日(土)、曇り。

日本には「戻り梅雨」という便利な言葉がありますね。
この1週間は、戻り梅雨なんだそうですが、いつまで続くのでしょうか。
ソレニシテモ、福島と新潟の豪雨。
数年前にも大きな被害がありましたが、この地域にお住まいの方にお見舞い申し上げます。
原発事故も怖いですが、地震、大津波、豪雨、土砂崩れ、河川の決壊と、自然災害も恐ろしいです。

素人なりに気象レーダーを見ていると、今回の新潟地方の大雨の起点は、どうやら佐渡島辺りでは。
朝鮮半島から伸びた梅雨前線。
その気流が、佐渡島に当たって乱気流を起こして上昇。
それがやがて新潟や福島に大雨を降らす雲となる。
そんなメカニズムではないでしょうか。

ーーーー

今日の映像。
これは何んでしょうか。
ノーヒント。
分かる人は多いでしょう。
蒸し暑いときには好都合。
と言う訳で、昨日はこれを使って仕事をしました。
ただそれだけですが。

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睡蓮2連発。
今朝の様子。


本日、初めての開花。
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良尊駒色々

2011-07-29 19:08:23 | 作品
良尊駒色々
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今日も曇り

2011-07-29 06:28:57 | 文章
7月29日(金)、曇り。

このところ、夕方になると雨。
お陰さまで、寝やすい夜が続いて、朝方は曇り。
湿度が高いので、今日も漆仕事の盛り上げは敬遠。
何かほかのことをしようと思います。
何をするかは5つ6つある中で、例によって、その場で眼についたもので決めることになります。

ーーーー

玄関先のメダカ鉢に、姫睡蓮の花芽が伸びています。
ピンクの花になるはずですが、開花するのが楽しみ。
その内、写真でもと思っています。

今日も何気ない話題。失礼しました。

今日のメダカ鉢の様子です。
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古水無瀬

2011-07-28 17:59:52 | 作品
7月28日(木)、曇りと豪雨。

昨日だったか一昨日だったか、夜明けにセミの初鳴きを聞いたと書きました。
今日は日中、前の街路樹にセミの声。
セミたちは一斉に羽化するのでしょうか。
今日はアブラゼミのようでした。

夕刻の一時は、土砂降り。
北隣の城陽市辺りでは1時間に100ミリを超える大雨警報も出ました。
梅雨明け近い時期には良くある「ゲリラ豪雨」だそうです。
ソレニシテモ、梅雨は未だ開けていないような気がしてきました。

ーーーー
写真は、去年からボツボツと作っていた「古水無瀬」。
注文品ではないので、他の駒を優先して、時間のあるときに作り進めておりました。
最後に先週、最後に「玉将と王将」2枚を盛り上げて、ようやく完成状態にまでなりました。
材は、御蔵島ツゲ。
八厘(約2.4ミリ)柾目とでも言いましょうか。
駒の幅にハッキリした年輪が7~8本から10本程度通っています。
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蝉の声

2011-07-27 05:43:35 | 文章
7月27日(水)、曇り。

先ほど、薄暗い時間帯に「コケコッコー」に交じって「カナ、カナ、カナ・・」の声。
今年初めてのセミの声を耳にしました。
今年、セミは聞かないなあ、と思っていたところです。

ミンミンゼミとかアブラゼミまだ聞いておりません。
あのやかましいクマゼミはどうしたのでしょうか。

今年のセミは全国的に出だしが遅いそう。
どうやら、春先の低温の影響が大きいようだとのことを聞きました。

只今の外気温は26℃。
今日も熱帯夜でありました。
昼間は太陽が出ない分、幾分涼しいいのですが、高湿度続き。
開けたはずの今年の梅雨は、ひょっとすると未だだったと思うばかりの毎日です。


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左馬

2011-07-26 05:09:26 | 作品
7月26日(火)、曇り。

只今の外気温は24℃。
開け放っていた窓は、少しを残して閉めたくなるほどの涼しさです。
昨日は、雨が降ったり曇ったり。
今日は晴れるかもしれません。

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写真は、昨日書いていた「左馬」の根付け。
縁起が良いとされています。

大きさは、いつもよりやや大きいサイズで金将ほどの大きさです。
金具の取り付けも自分仕事。
文字も一つ一つの漆書き。
肉筆なので、較べれば微妙に違います。
書いたばかりを撮影しました。
表面は濡れて光っています。
1日経って漆が乾くと、鈍い蝋色に変化します。

「記念品に」とのことで、70個ほど作り始めました。
この後、反対側には「悠楽」あるいは「飛翔」の文字を入れることになっています。

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今日は結局、晴れたり曇ったりの曇りがち、時には雨も降りました。
と言うことで、めまぐるしいお天気の今日は、漆仕事を避けて、「古水無瀬」を彫ることにしました。

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近作、原田泰夫書

2011-07-25 06:29:53 | 作品
7月25日(月)、曇り。

昨日はチョッと疲れました。
朝からご近所の集まりに3時間半。
昼食を兼ねての買い物に2時間。

暑さがぶり返して、チョッと疲労ぎみと言うことで、夕刻から録画していた読売テレビの「何でも委員会」と「NHK将棋」を見ながらの昼寝。

「何でも委員会」は、どうやら関西でしか見ることのできない番組のようですが、パネラー同士が本音で時事問題に切りこむことの多い上質のトーク番組。
「NHK将棋」と同じく毎週欠かさず見ることにしています。

ーーーー
写真は新作の「原田泰夫書」。
2年ほど前から、そう急がないからと頼まれていたものです。
ついついそれに甘えて出来上がりが遅くなっておりました。
木地は、うっすらと穏やかな斑模様で落ち着いた印象の御蔵島ツゲ絹柾。
目に優しいのは、プロ好みと言えましょう。


箱書きは「平成廿三年作」としました。
もうひと磨きして、完成です。
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34年前の特集、大山康晴千勝の足跡

2011-07-24 07:02:16 | 文章
7月24日(日)、晴れ。

只今の外気温は24℃。
台風が過ぎ去ってからは、昔の北海道のような気温続き。
しかし、今日からは暑さがぶり返すという予報です。

北海道と言えば、30何年か前、真夏の札幌辺りの最高気温は、30度をチョッと超える程度でした。
35度を超える日は、年間でも5日間程度。
それも、決まって8月の上旬だったように思います。

北海道に住まいしたことが無い小生は、札幌出張の折には、郊外の定山渓温泉に宿泊することが多かった。
クーラーの普及しだした頃、「真夏の北海道は涼しい」と実感した時の極めて断片的な記憶です。
今はどうだろうかと、突然思った次第。

さて、30何年か前、「人間讃歌」という将棋雑誌(季刊誌)がありました。
昨日、たまたま探しものをしていると本棚の隅で、「特集、大山康晴千勝の足跡」とあるのを見つけました。
昭和52年7月の発行です。
大山特集関連では、加藤治郎・原田泰夫両先生と永井英明さんの鼎談。
作家・倉島竹二郎さんが書かれたものなど。
懐かしくパラパラと読み返していると、後ろのページで忘れていた記事を発見しました。

そう言えば、昭和52年は「駒づくりを楽しむ会」を立ち上げた年です。
記事は4ページほど。
中心はこの年の5月22日に開いた東京での「駒づくり講習会」。
参加者は約20名。

参考に、記事の内容を掲載しておきます。



小生の若かりし頃の姿もあります。


懐かしい中村新太郎さんや、息子の順二(香順)さんとともに初めて駒づくりを体験した木村茂夫さんの姿も。


中村さんを除いては、この日が初めての駒づくりの方ばかり。
増山雅人(酔棋)さんもこの日に参加されて、とにかく、熱気満々。
名古屋(松尾仁任さんなど、10名参加)、大阪・奈良での講習会とともに、この日の講習会がアマチュアによる駒づくりの原点となる一日でもありました。

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今日は昼過ぎにかけて、ご近所との集まり。
そろそろその準備に取り掛かります。
では、また。


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豊島龍山が使った字母紙

2011-07-23 07:30:04 | 写真
7月23日(土)、曇り。

このところ涼しい日が続いていています。

お陰さまで、昨日もそう大汗をかくことなく外で仕事が出来ました。
と言うより、涼しいので外で、木地のアレンジ作業を、夕方まで行いました。
今日もそのつもりです。

ーーーー

豊島龍山が実際に使った字母紙。
30年近く前に、豊島とみさんから譲っていただいた中に、先日の駒の字母紙がありますので、写真をアップしておきます。
左側に見えるのは、数次郎の字母帳です。
下に少し見える赤いのは、駒型の字母。赤いのは朱肉でスタンプ代わりにしてい
た証でもあります。
とみさんから、このような豊島家で使用していた駒づくりの遺品を、段ボール一杯譲っていただきましたが、字母帳だけは豊島家に残したいとのことで、コピーのため一時拝借して、お返ししました。
それらのほんの一部は、「名駒大鑑」に写真で載せておりますが、この字母紙は機会がなかったので今回が初公開です。





同じものが3枚あり、いずれも一部の駒が切り抜いてあります。
紙は、そう薄くはありませんが、謄写版で印刷したものです。
太郎吉か数次郎かも不明で、文字自体もあまりあく抜けはしておりません。
しかし、とにかく豊島龍山が実際に使っていたもので、補充(作り直し)のために一つだけ切り抜いた残りのようです。
その中の1枚には、墨書で「水無瀬大納言兼俊卿筆跡」とありますね。
この文字ですが、数次郎の筆跡に比べ、チョッと違うようなので、父親の太郎吉さんのものではないかと思っています。
そのことを、とみさんから聞いておけば、ハッキリしたのです。
慶之助さんでしたか、数年前に息子さんから電話と手紙を戴いているので、その内に聞いておこうと思います。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726