2月28日(月)、晴れ。
朝は氷点下でしたが、気温はぐんぐん上昇。
只今は12℃。3月の陽気になりました。
昨日の追加接種。左腕に少々の痛みはありますが、ほぼいつもの通りで、問題はありません。ワクチンは、ファイザーでした。
今日は何をするかなと考えましたが、やっぱり昨日の続き「摩訶大代々将棋」を再開。木地を揃えるところから始めました。
元々は、必要な数の2倍以上の木地を作っていましたので、その残りの木地を活用することにしました。
こんな感じです。
上が、途中段階。こちらが、さらに研磨を進めたところ。
まだまだ、この続きがあります。
2月27日(日)、曇り、小雨。
昨日とうって変わり、分厚い雲が一面に。
朝からご来客あり、1時間ほど将棋と駒の話。
最近、再び将棋に立ち返って、趣味を深めようとのことです。
ところで「摩訶大々将棋駒」。
これは、10年以上前に一組だけ作って、仕事場に展示していて、訪問者にはご覧いただいていたのですが、今回、ブログで映像をアップしたことで、何人かの方から関心が寄せられました。
多くは、以前に中将棋駒を買ってくださった方々で、外国人の大学教授もおられて、びっくりです。
ということで、急遽もう一組、作る準備に取り掛かりました。
盤は碁盤サイズ。罫線は19✕19枡に引き直して作ります。
駒は縦が2センチほど。日頃、この大きさの駒木地もストックしており、
玉将をやや大きくして、歩兵はやや小さくと。
文字は、小生の肉筆、漆書き。
行き先表示をどうするかですが、これは希望をお聞きすることにします。
あ、そうそう。今日は午後から3回目の接種。
何事もなければ良いがと思っています。
2月25日(金)、晴れ。
今日も、確定申告主体の一日。
とは言え、やっぱり駒も磨いたりで一日が過ぎました。
ところで確定申告ですが、当方は製造業なので、売り買いのみならず、「原価計算」から始めます。
原価計算は、原材料「ツゲ板」、半製品としての「駒木地」への加工、さらに進めて製品として「出来上がった駒」の数量の動きとともに、その原価格を転がしながらの作業です。
原価計算の知識はあまり深くはありませんが、昔、会社勤めでコンピューター部門にいたころ、少しカジッタ知識と自分なりの駒づくりに特化したロジックと、ワープロの表計算ソフトを利用して、駒づくりを生業にした30年ほど前から続けています。
今回は、ようやく終盤に近付き、来週には提出できそう。
それにしても、一年に1回の頭の体操。
脳に汗をかきながら、結構手間暇がかかります。
皆様は、どのようになさっているのでしょうか。やや気になる今日この頃です。
2月24日(木)、雲多きが晴れそう。
「摩訶大々象戯」。
駒の動かし方についての記述が漏れていました。
(「将棋」は「象戯」とも書き、同意であり、昔はこの字も使われていました。蛇足ながら)
駒の映像を良くご覧になると、表面、端の方に「小さな赤い点や棒線」が見えるものが有ると思います。
実は、これが駒の行き方を表していて、普段なじみの薄い駒で行き方を覚えていなくても、駒が動かせて将棋が指せるわけで、これは、水無瀬兼成さんの「象戯図」にある工夫なのです。
映像を、再びアップしておきます。
点が小さいので、分かりますかね。
どうですか。この駒なら、貴方も直ちに「摩訶大々将棋」が指せますよね。
後刻、もう少し分かりやすい映像を撮り直して、追加アップしようと思います。
例えば「夜叉」。上下、斜め方向に点が二つづつあるの、分かりますかね。
因みに「将棋馬日記」も、部分アップしておきます。
2月23日(水)、曇り。
今日は、確定申告の作業に時間を集中しました。
2月に入って、ボッチラボッチラ進めていたのですが、駒の引き渡しも終わって、気を新たにしての作業でした。
チョッと分からないところがあって、某所へ電話を掛けたのですが、今日はお休みということで、「ああ、今日は休日だったんだなあ」と。
それにしても、最近は休みが多くなっていますね。
私のように、平日も祝日も関係なしに働く者にとっては、あまり恩恵がありませんが、皆さまはどうでしょうか。
2月23日(水)曇り。
まだまだ寒い日が続きます。
駒の大きさなどについて問い合わせをいただきましたので、「摩訶大々将棋駒」を再度アップし、説明を追記します。
小生にとって「摩訶大々将棋駒」の制作は、この駒が唯一で、展示の時の透明パネル越しで撮影しました。そのため、パネルの僅かな汚れが映り込んでいるところがあります。
なお、「猛虎」あたり、盤との隙間に白いものが見え隠れしていますが、展示の時、駒がいざらないようにしている粘着テープで、これは奇麗に跡かたなく剥がすことが出来、駒には全く影響がないものです。
駒駒の大きさは「玉将」で高さ22.5ミリ、幅17.5ミリ、厚み8ミリ。
その他の駒は、これより高さが1ミリ程度小さく、厚みは0.5ミリ程度薄くなっています。
駒箱には、このような記述をしております。
2月22日(火)、晴れたり曇ったり。
強風吹き荒れています。
大阪の福島から用件を終えて、先ほど戻りました。
久しぶりのJR。
30分ほど余裕を持って出かけたのですが、あいにく、線路に竹が倒れかけているとのことで、隣の木津駅で停めおかれてしまいました。
その間、30分ほど。
おかげさまで、福島には約束の時間ピッタリに到着。
ハラハラ、ヤレヤレというところでした。
ところで、昨年のJRダイヤ変更で、大阪駅発加茂駅の本数が、昼間、半分に間引きされて、1時間に一本になりました。
加茂にお越しの時は、充分ご注意ください。
さて、今日、仕事ができる残り時間は、2時間を切りました。
私にとって、貴重な時間。仕事を再開することにいたします。
では、また。
2月21日(月)、曇り。
一昨日の土曜日は、奈良・桜井市「おおみわじんじゃ」へ。
通称は「三輪さん」。
富山の娘が「三輪さんに、お参りに行きたい」というので、連れて行きました。
ですが「みわじんじゃ」、「おおがみじんじゃ」などと、カーナビを入れようとしても検索できません。
で結局、カーナビなしで出発しました。
およそ1時間。無事到着して、近くの店で正式名称を尋ねると「三輪明神」、あるいは「三輪明神大神神社」とのことでした。
カーナビは、正式名称を入れなければ、ヒットしないのですね。
ところで、「おおみわじんじゃ」を漢字で書くと「大神神社」なのです。
「大神神社」のどこに「みわ」と読める文字があるのでしょうか。
不思議なことです。
そこで一句。
草餅や みあげる先は三輪の山
変換ミスで「摩訶大々将棋」の「摩」を、取り違えておりました。
このところ、何回か間違っていましたので訂正いたします。
なお、ある研究者が「摩訶大々将棋」を普及させるべく、「摩訶大将棋の○○」という本を出しております。普及のための行為はリスペクトするのですが、将棋の名前を間違えています。
歴史的には「摩訶大将棋」という名前の将棋は存在しておらず、単なる間違いならいざ知らず、本来の名前を、勝手に自分流の名前に置き換えて普及させようとするのは、どうかと思います。
間違いは誰にでもあることですが、大学の先生だけに信じてしまう人も少なくなく、学問(教育)上の問題としても良くないと思うのです。
正しくは「摩訶大々将棋、と呼ばなければならない」と、申し上げておきます。
本日、展示会に向け並べ直して準備した「摩訶大々将棋駒」の映像です。
19✕19枡。駒数192枚。盤の大きさは、碁盤サイズ。
駒の大きさは縦が15ミリ程度。
もちろん、小生の肉筆、漆の書き駒「良尊(花押)」と年齢が入っています。
一応、非売品としていますが、希望者がおられましたら価格はご相談の上で、盤(榧3寸盤)を付けてお譲りします。
なお、とちょっピンボケですが、玉将の横に、制作年を入れています。あれから15年ほど経過したのですね。
それにしても、汚い手でごめんなさい。