9月30日(日)、雨。
朝は、台風24号襲来に備え、戸外の什物を片づけ、午後からは部屋の中を整理整頓。
本棚で、40年前の「将棋讃歌・枻」を20冊ほど見つけました。
「枻」は、エイと読み、船の舵のことです。
映像は、その内の一部です。
発行は、昭和50年代前半。
このころの表紙は、小生が担当しておりました。
発行は、東京の枻出版でしたが、印刷は大阪・京橋の印刷会社で行われていました。
各号の表紙には、名駒が大写しで鮮やか。
全体の構成は小生が担当し、撮影はカメラマン・川中啓一君。
というわけで、表紙の色校正は、我々が担当し、出来上がった本、毎号の複数冊は小生に届けられていました。
それが、本棚から出てきました。
何せ、40年ほど経っていますので、古くはなっていますが、ほとんど昔のまま大きな傷もなく出てきたというわけです。
各冊、複数冊ありますので、欲しい方は、ご連絡ください。
9月26日(水)、晴れ,午後から雨。
朝は晴れていたのに、午後からは本降りの雨。
午前中は木地仕事、お昼前後はご来客。
その後は雨で今日も漆仕事はお預けでした。
明日は、吉野山、塔尾山如意輪寺行き。
吉野山は案外近く、片道1時間半程度の距離なのです。
後醍醐天皇以来、南朝歴代天皇の勅願寺でもある如意輪寺。
しばらく途絶えていた後醍醐天皇正辰祭と御忌法要が、昨年に引き続いて、今年も執り行われます。
今回もお招きに預かりましたのは,誠にうれしいこと。
昨年は吉野山で一泊して、明日は日帰りなのですが、天気がやや気がかりではあります。
朝は晴れていたのに、午後からは本降りの雨。
午前中は木地仕事、お昼前後はご来客。
その後は雨で今日も漆仕事はお預けでした。
明日は、吉野山、塔尾山如意輪寺行き。
吉野山は案外近く、片道1時間半程度の距離なのです。
後醍醐天皇以来、南朝歴代天皇の勅願寺でもある如意輪寺。
しばらく途絶えていた後醍醐天皇正辰祭と御忌法要が、昨年に引き続いて、今年も執り行われます。
今回もお招きに預かりましたのは,誠にうれしいこと。
昨年は吉野山で一泊して、明日は日帰りなのですが、天気がやや気がかりではあります。
9月23日(日)、晴れ。
久々の晴れ。
秋晴れの空です。
昨日までは秋雨続きで、高湿度の毎日でした。
漆仕事は敬遠していましたが、今日から、ぼつぼつ再開しようと思います。
やりたいのは、2組の「古水無瀬」の盛り上げと、漆の肉筆で書く駒。
後者は駒木地と正対して、「玉将」「歩兵」などと肉筆の文字を書き上げます。
塗り絵のごとく、何回か筆を書き重ねて作る盛り上げ駒とは違い、文字は一筆で書く。
下手な文字ならいくらでも書けますが、素養が必要で、気に入った文字を書くことが結構、難しい。
でも、生き生きした文字を目指し、これを「活筆駒」と名付けています。
久々の晴れ。
秋晴れの空です。
昨日までは秋雨続きで、高湿度の毎日でした。
漆仕事は敬遠していましたが、今日から、ぼつぼつ再開しようと思います。
やりたいのは、2組の「古水無瀬」の盛り上げと、漆の肉筆で書く駒。
後者は駒木地と正対して、「玉将」「歩兵」などと肉筆の文字を書き上げます。
塗り絵のごとく、何回か筆を書き重ねて作る盛り上げ駒とは違い、文字は一筆で書く。
下手な文字ならいくらでも書けますが、素養が必要で、気に入った文字を書くことが結構、難しい。
でも、生き生きした文字を目指し、これを「活筆駒」と名付けています。
9月18日(火)、曇り、一時晴れと雨。
変わりやすい空でした。
仕事は、相変わらずのあれやこれや。
主に木地仕事、極小駒の書き仕事、根付の書き仕事。
この内、映像は、吉野・如意輪寺さんの根付書き。
変わりやすい空でした。
仕事は、相変わらずのあれやこれや。
主に木地仕事、極小駒の書き仕事、根付の書き仕事。
この内、映像は、吉野・如意輪寺さんの根付書き。
9月17日(月)、曇り一時雨。
今日は、勤労感謝の日だったのです。
ポストには夕刊がなく、休日だったことは、それでわかりました。
新聞がないのは、少し寂しい気がします。
今日は、根付と極小雛駒の文字書きでした。
「南朝」の裏には、小さく「瀧川寺」と。
雛駒は「歩兵」と「香車」。
5組分ほどあります。
大きさがわかるように、レギュラーサイズの「玉将」と対比しておきます。
神田さんから、電話をいただきました。
「名古屋の某所で子供さん向けに、駒づくり教室を開きたい」と。
その協力要請でした。
「わかりました、素材とか道具とかを準備しましょう」。
ということで、お貸しできる彫り台や彫刻刀を調べることにします。
今日は、勤労感謝の日だったのです。
ポストには夕刊がなく、休日だったことは、それでわかりました。
新聞がないのは、少し寂しい気がします。
今日は、根付と極小雛駒の文字書きでした。
「南朝」の裏には、小さく「瀧川寺」と。
雛駒は「歩兵」と「香車」。
5組分ほどあります。
大きさがわかるように、レギュラーサイズの「玉将」と対比しておきます。
神田さんから、電話をいただきました。
「名古屋の某所で子供さん向けに、駒づくり教室を開きたい」と。
その協力要請でした。
「わかりました、素材とか道具とかを準備しましょう」。
ということで、お貸しできる彫り台や彫刻刀を調べることにします。
9月15日(土)、晴れたり曇ったり時々は雨。
目まぐるしく、変化する空。
そんな一日でした。
平箱への漆塗り。
24~5個あるので、今日も朝一番に始めました。
立ち作業なのですが、途中、塗り終わった一つを、手が滑って作業台から落としかけました。
とっさに、右腕の柔らかな内側で受け止めたので、下に落とすことはありませんでした。
しかし、腕の内側の柔らかなところに、漆が20センチほど、ベットリ。
ということで、それから半日ほど経った今、案の定、痒く被れてしまいました。
精製した黒漆なら、ベットリついても被れることはほとんどないのですがね。
しかし、生漆なのですね。
精製していない、生漆は強力で、ひどく被れるのを経験から知っています。
今回は、これまで50グラムのチューブ入りを、5本くらい使いました。
あと2本ぐらい使うと、漆塗りが終わると思います。
ので、明日もこの続きです。
被れても、痒くても、止めることはできません。
ーーーー
あ、そうそう。今日のタイトルは「タバコの臭い」でした。
これは、漆とは関係がありません。
先日のことです。
奈良のあるシテイホテルに、家内と昼食に行きました。
和食の店に入ってテーブルにつこうとしたのですが、臭い。
臭いのです。
確か、禁煙の店だったはず。
とっさに店員(女)に聞きました。
「これは、タバコの臭いではないですか」。
ですが、なぜか返事がありません。
で、「せっかくの料理が、この臭いで不味くなるでしょう」と、宣言して別のレストランへ移りました。
ちょうど、お昼なのに、私たち以外に客はいません。
流行らないお店だったのでしょうね。
昼食後、フロントに向かいました。
で「総支配人の〇〇さんはいらっしゃいますか」。
〇〇さんとは、10年くらい前からのお知り合いなのです。
〇〇さん、あの和食の店の臭さ、御存じなのでしょうか。
あれはいけません。
やがて、禁煙社会が常識になるのです。
目まぐるしく、変化する空。
そんな一日でした。
平箱への漆塗り。
24~5個あるので、今日も朝一番に始めました。
立ち作業なのですが、途中、塗り終わった一つを、手が滑って作業台から落としかけました。
とっさに、右腕の柔らかな内側で受け止めたので、下に落とすことはありませんでした。
しかし、腕の内側の柔らかなところに、漆が20センチほど、ベットリ。
ということで、それから半日ほど経った今、案の定、痒く被れてしまいました。
精製した黒漆なら、ベットリついても被れることはほとんどないのですがね。
しかし、生漆なのですね。
精製していない、生漆は強力で、ひどく被れるのを経験から知っています。
今回は、これまで50グラムのチューブ入りを、5本くらい使いました。
あと2本ぐらい使うと、漆塗りが終わると思います。
ので、明日もこの続きです。
被れても、痒くても、止めることはできません。
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あ、そうそう。今日のタイトルは「タバコの臭い」でした。
これは、漆とは関係がありません。
先日のことです。
奈良のあるシテイホテルに、家内と昼食に行きました。
和食の店に入ってテーブルにつこうとしたのですが、臭い。
臭いのです。
確か、禁煙の店だったはず。
とっさに店員(女)に聞きました。
「これは、タバコの臭いではないですか」。
ですが、なぜか返事がありません。
で、「せっかくの料理が、この臭いで不味くなるでしょう」と、宣言して別のレストランへ移りました。
ちょうど、お昼なのに、私たち以外に客はいません。
流行らないお店だったのでしょうね。
昼食後、フロントに向かいました。
で「総支配人の〇〇さんはいらっしゃいますか」。
〇〇さんとは、10年くらい前からのお知り合いなのです。
〇〇さん、あの和食の店の臭さ、御存じなのでしょうか。
あれはいけません。
やがて、禁煙社会が常識になるのです。
9月9日(日)、曇りがち。
今日も一日が過ぎようとしています。
昨日からの仕事、その一つは、桐の平箱。
砥の粉塗をしていたところ、思わぬトラブル。
くっついていた接着部分が、剥がれだしたりして慌てました。
原因は、砥の粉塗の水分を吸った天板が幅方向に伸びて、伸びなかった横枠との接着部分が剥がれて、分離してしまったのです。
昨日から、その修復作業に取り掛かり、今朝からもその続きでした。
でも、夕方になって、ほぼ修復作業も終わって、今は全て、元に戻りました。
明日以降は、次の工程、漆拭きに取り掛かります。
ーーーー
根付駒、表は「南帝王」。
裏はこれからですが、南帝王墓がある吉野上北村の古刹「瀧川寺」と書き入れて、出来上がり次第届けます。
今日も一日が過ぎようとしています。
昨日からの仕事、その一つは、桐の平箱。
砥の粉塗をしていたところ、思わぬトラブル。
くっついていた接着部分が、剥がれだしたりして慌てました。
原因は、砥の粉塗の水分を吸った天板が幅方向に伸びて、伸びなかった横枠との接着部分が剥がれて、分離してしまったのです。
昨日から、その修復作業に取り掛かり、今朝からもその続きでした。
でも、夕方になって、ほぼ修復作業も終わって、今は全て、元に戻りました。
明日以降は、次の工程、漆拭きに取り掛かります。
ーーーー
根付駒、表は「南帝王」。
裏はこれからですが、南帝王墓がある吉野上北村の古刹「瀧川寺」と書き入れて、出来上がり次第届けます。
9月8日(土)、曇りがちでした。
昨日、注文していた桐の平箱が届いたので、研磨と砥の粉塗りを始めました。
作業は、そのほかに根付づくりの継続。
天に金具を取り付けたり、駒尻に銘を書き入れたり、太字で表書きしたり。
そのほかに、孔雀杢の木地を何組かセットしたり。
今日も、あれやこれやでした。
映像は、その孔雀杢の内の一組。
下から上部に向かって広がるような木目。
逆に上部から下に向かって広がる、稲妻杢も数組できました。
昨日、注文していた桐の平箱が届いたので、研磨と砥の粉塗りを始めました。
作業は、そのほかに根付づくりの継続。
天に金具を取り付けたり、駒尻に銘を書き入れたり、太字で表書きしたり。
そのほかに、孔雀杢の木地を何組かセットしたり。
今日も、あれやこれやでした。
映像は、その孔雀杢の内の一組。
下から上部に向かって広がるような木目。
逆に上部から下に向かって広がる、稲妻杢も数組できました。
9月6日(木)、曇りがち。
本日未明の北海道大地震。
夜が明けて、ニュースで見ると、ものすごい被害。
土砂崩れや、家がつぶれたり、倒れたり。
中には、倒れた家具で亡くなられた方もあり、大変な状況です。
発電所が故障して、北海道全域では停電。
先日の台風といい、今度の大地震といい、自然の猛威を改めて実感。
亡くなった方、被災者の方々には、今は、本当にお気の毒だとの言葉しか出てこない状態です。
『地震、雷、火事、おやじ」といいますが、自分の身にも災害が襲ってくるか分からない。
そんな、自然の恐怖です。
本日未明の北海道大地震。
夜が明けて、ニュースで見ると、ものすごい被害。
土砂崩れや、家がつぶれたり、倒れたり。
中には、倒れた家具で亡くなられた方もあり、大変な状況です。
発電所が故障して、北海道全域では停電。
先日の台風といい、今度の大地震といい、自然の猛威を改めて実感。
亡くなった方、被災者の方々には、今は、本当にお気の毒だとの言葉しか出てこない状態です。
『地震、雷、火事、おやじ」といいますが、自分の身にも災害が襲ってくるか分からない。
そんな、自然の恐怖です。
駒の写真集
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