5月27日(土)、曇り。
今日は、ワクチン接種。6回目です。
接種会場で、担当医に「どうやら毎年永久に接種することになりそうですね」と言いましたら、「集団接種は今回でお終いになりそう」とのことでした。
ホントかしら? 声には出さず、そう思いました。
さて今日は、「将棋馬日記」の原稿(版下)造りが中心。
「日記」は、ハガキを少し大きくした大きさ。全部で60ページほどあって、本には、日記の4ページ分の写真と、その「読み下し文」で1ページにすることで、その16ページ分を完全版下に近い形を目標に作業しました。
「読み下し」は私も何度も重ねているのですが、中々決定版とはゆきません。今回はこれまで
5月23日(火)、晴れ。
少し膚寒さを感じる一日でした。
今日の映像は、30年前、川崎市にある平成5年度カリタス小学校、萩原千加子先生教室、4年3組の出来事。
その「学年文集」より抜粋したページです。
この年、女の子ばっかりの35人が選んだ総合学習のテーマは「将棋」でした。
初めは「将棋」のルールと実戦、詰将棋の勉強をして、中には親に連れられて天童へ行った人、東京の将棋連盟会館に行った人もいて、とにかく熱心な子たちの多い学級でした。
2学期からは何を学習するかということで、子供たちが選んだのが「駒づくり」。とにかく、駒づくりがしたい一念で、手探り状態で学習が始まったとのことでした。
ある時、その萩原先生から「小学4年生の生徒たちが、総合学習で駒づくりをしたいと言っています。どうすれば分からないので・・」という電話がかかり、へーっと思いました。
「とにかく、私が書いた駒の本がありますので、それを送ります。どうすればよいかは、その本をご覧になった上でお話ししするのが良いでしょう」。
その後の事は放ってはおけず、仕事で東京出張のついでに、川崎に立ち寄ることにしました。
本日の映像は、半年後の年度末に、この1年間、心に残った出来事を生徒たちが書いた「学年文集」で、これには、35人中、20人が「駒づくり」の体験を一番の思い出として書き遺して、今回はその中からほんの一部、生の2ページを拝借して紹介いたします。
(注・日本将棋連盟に川崎の小学校のこの子達の取り組みを伝えたところ、文中の4人が将棋指導に訪れられて、その様子が将棋マガジンで報道されました。真田さんは後の日本将棋連盟理事、駒野さんは当時将棋マガジン担当、大庭さんは後の女流棋士の美夏さん美樹さん姉妹)
この子たちは、今は40歳ほど。30年前のことを、きっと覚えているはずだと思います。小生の半生にとって、この体験は、つい先程のように思い出される記憶です。
5月13日(土)、曇り。
今日の映像です。
一つは、戦国武将と、新選組の駒。
それぞれの裏に、親玉の名前を書き入れました。
もう一つは、欠落していた駒の補充分。金将と歩兵。
いずれも頼まれていたものですが、出来上がりましたのでアップしておきます。
本日の映像は、「戦国武将、変わり駒」。
この間のお越しになった親子連れの追加作成リクエスト駒。
何でも、小学4年生が歴史好きで、戦国武将と幕末「新選組」の大ファンだということでした。
それで正規の駒のほかに、追加作成リクエストがありました。
それが、本日の映像です。
「織田」あり「武田」あり。そして「上杉」「豊臣」「徳川」あり。加えて、新選組の「誠」と「近藤」あり。
これらは「玉将・王将」に変えて、盤上で戦わせようというもので、
小学4年生の遊び心は、すばらしい。
文字は漆で、ぶっつけ本番の肉筆書きです。
ところで、これらを作っていて思いついたのは、裏側に「親玉の名」を書き入れることで、先ずは一枚、見本として特徴ある文字で「信長」と、書いてみました。
リクエストさん、いかがでしょうか。このブログを見ていますか?
こんな感じでよろしければ、その他の駒にも武将名を書き入れます。
ご連絡、お待ちする次第。
こちらも、ピント少々甘いですが。
6、源兵衛清安、御蔵島ツゲ杢、盛り上げ駒。
7,源兵衛清安、御蔵島ツゲ杢、盛り上げ駒。
(第50期王位戦第3局使用駒)
8、源兵衛清安、御蔵島ツゲ柾目、盛り上げ駒。
5月3日(水)、晴れ。
本日の映像は、チョッと、ピントが甘いですが、「水無瀬兼成卿(兼成卿水無瀬)」中心で、5品。
1、水無瀬兼成卿、薩摩ツゲ、孔雀杢 盛り上げ駒。
2、水無瀬兼成卿、御蔵島ツゲ、杢 盛り上げ駒。
3、兼成卿水無瀬、御蔵島ツゲ、杢 盛り上げ駒。
4、兼成卿水無瀬、御蔵島ツゲ、杢 盛り上げ駒。
5、錦旗、御蔵島ツゲ 柾目、福ら駒