熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

東大寺と水無瀬

2012-11-30 05:17:42 | 文章
11月30日(金)、曇り。

昨夜は斑模様の雲間に満月でした。
11月も今日でお終い。
明日からは、師走。

今日は、午後からお客様。
このあいだ島本町でお会いした方です。
島本町には、珍しい町名があります。
「東大寺」や「水無瀬」もあります。
「東大寺」の由来は知りませんが、古い町であったようです。

制作中の自分用の「小振りな中将棋駒」。
「行き先表示」を刻み始めました。
一部、気に入らないところがあったので、数枚を作り直しています。
明日に間に合うかどうか。
間に合わなければ、このまま持って行くことするかです。

ーーーー
昨日の検索キーワード 上位20.
1 中将棋駒
2 熊澤良尊
3 中将棋だけにある駒
4 将棋字母紙
5 将棋駒
6 原田泰夫書
7 奥山正直
8 NHK村上アナウンサーは
9 摩訶大将棋
10 入木筆
11 雛駒
12 水無瀬兼俊 駒
13 将棋駒 木地
14 ツゲ駒 
15 将棋駒 峰書
16 将棋の駒
17 将棋 駒 冶具 
18 将棋 駒配列
19 熊澤良尊 将棋駒工房
20 将棋チェスト

気になるのは「摩訶大将棋」のキーワード。
少々気になっています。
正しくは駒数192枚の「摩訶大々将棋」ではないかと。
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思うこと

2012-11-29 05:19:32 | 文章

11月29日(木)、晴れかな。

霧で近くの山も島のように浮かんでいます。
昨日の朝の冷え込みは格別。
フロントガラスが凍りついたのは、この冬、2回目。

以前勤めていた会社から、1年に1度の「退職者会報」が届きました。
上は100才。下は50半ばで早期退職された人までの何百人。
小生は、丁度その真ん中ぐらい。

早速眼を通したのは、一人ひとりの「近況報告」。
同年輩か年上の方々は、大体分かります。
名前と顔がマッチングするのは、半分くらい。
年配の先輩で、元気に活躍している人も多く居られます。
同年輩や若い人の中にも、体調がすぐれない人も居ます。
後ろには、この1年で亡くなった方の名簿もありました。

人、それぞれなんですが、その差は何なのか。
そんなことをつくづく考えてしまうのですね。
とにかく、息災で居られることは有り難い事。
健康に産んでくれた親と先祖に感謝。
まわりで支えてくれる家族に感謝。
そして森羅万象、環境や世間にも感謝、感謝。
そんな思いで、会報をじっくりと読ませてもらいました。

ーーーー
この間の水無瀬神宮でこんな写真も撮りました。
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中将棋の心得

2012-11-28 05:33:12 | 写真
11月28日(水)、晴れのよう。

北海道は大荒れとか。
送電線が倒れて、長時間停電のところも。

中将棋名人神崎七段が「中将棋の心得」を書いておられます。
ご本人の許可を得て、こちらにも転載させてもらいました。


ーーーー
制作中の自分用の「中将棋駒」。
朱漆を2回塗りこんだところ。

今週中には作って、12月1日(土)の島本町「中将棋教室」に持参しようと思っています。
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奈良県立橿原考古学研究所博物館と脱原発

2012-11-27 05:37:47 | 文章
11月27日(火)、曇り。

先日の読売新聞日曜版をアップします。
西條記者が担当されたものです。

地方によって、日曜版は内容が変わることがあるとのことです。

旧興福寺の出土駒は、確か平成5年に発掘されたと記憶します。
その時の発掘責任担当が将棋好きの清水康二さん。
清水さんが将棋に興味が深かったことは、ラッキーでもありました。

ーーーー
今度の選挙。
原発問題をどうするか。
今度の選挙の大きな焦点に浮上しています。

景気浮上にも期待せねばなりませんが、どこへ期待するのかは、まだ分かりません。
TPPも同様で、どうするのかの判断は良く分かりません。
しかし、原発はハッキリしています。

日本の国土と住民の生活を根こそぎ奪うのです。
3.11で、多くの国民はそれが分かったと思う。
しかし、分かっていても、原発を続けなければと言う人もいます。
続けなければ、経済が立ちいかないという電力会社と経済人。

いろいろな政党もあれこれ言う中で、今度の投票は「脱原発」が最大のキーワードになりそう。
小生自身は、脱原発を推進してくれるところに決めようと思っておりました。
ただ、いろいろ言っても、口先だけのところもあるので、その辺は見極めなければなりません。

その意味で、目標が20年先とか、議論をするのは5年先とかと言っているのはマヤカシ。
本当の姿勢は隠して、国民には耳触りの良い言葉だけのマヤカシなのでしょう。
期待していた「維新の会」も、馬脚が見え始めました。
そんな中で、信用出来るのはどこか。

よく見極めなければなりませんね。
もう少し、様子を眺めたいと思います。
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出てきた蒔絵筆

2012-11-26 05:31:21 | 文章
11月26日(月)、曇り。

昨日は、ポカポカ。
陽ざしは暖かく空気が澄んでいました。
まさに、小春日和(こはるびより)。
15時頃には澄み切った東の空に上弦の月が出ていました。

仕事場で探し物をしていると、思わぬ発見。
密閉したビニール袋に入った「黒軸の漆筆」が6本出てきました。
そう言えば去年、白軸を10本買い足したときに、もう少し黒軸があったはずだがなあ・・。
そう思ってはおりました。

今回出て来たのは25年くらい前に、東京の新橋で買った10本の内の6本。
早速1本1本、水毛が健在であることを確認。
水毛は虫にやられやすい。
やられてしまっては元も子もありません。
すべてOK、ヤレヤレ良かった。

四角い缶に保管してあったものと加えると、手付かずのままが31本。
取りあえず、その様子を写真にしました。
大阪の「角岡」は一昨年でしたか、廃業してしまったので、今では貴重品。
否、昔からも貴重品でした。
漆の世界では、これに勝る筆は無いと言うことを聞いています。

なので、新しい樟脳と一緒にビニール袋に入れて、ブリキの缶へ。
31本あれば、大事に使えば30年間使えると言うこと。
つまり、100才になるまで駒づくりが出来ると言うことかな。

今日はそんなお話。
では、これで失礼します。
また、明日に。
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やっぱり中将棋

2012-11-25 05:34:17 | 文章
11月25日(日)、晴れ。

今朝はグッと冷え込んでいます。
2日前の中将棋公開対局の写真に、少し「コメント」を追加しておきます。
確認していただければ幸いです。

今日は何をするか、未だ考えておりません。
ソウそう、昨日は「小型中将棋駒」に、一度目の朱と黒を塗りこみました。
乾き具合では、2回目の塗り込みが出来るかどうか。
okなら先ずは、これですね。

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昨日の検索キーワード 上位20.

1 熊沢 木津川 将棋
2 将棋駒
3 熊澤 駒
4 将棋 赤柾
5 熊澤良尊
6 中将棋公開対局
7 中将棋 島本町
8 将棋駒 東陽書
9 将棋 駒
10 婚礼調度三面
11 摩訶大将棋
12 年頭状
13 中将棋 対局
14 大将棋
15 寝屋川 将棋
16 将棋の駒のひともじ
17 原田泰夫 書
18 熊澤良尊将棋駒工房
19 熊澤 良尊
20 熊澤 家紋
コメント (4)
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島本町は今年も雨でした

2012-11-24 07:07:39 | 文章
11月24日(土)、曇り。

昨日の島本町は、今年も雨でした。
中将棋公開対局は、開始30分前の情景と、終盤の写真をアップしました。
途中の写真は、小生「根付け駒づくり」をしていて、撮れなかった次第。

珍しいショットがあります。
「玉将が盤上で立っている場面」。
これは、「中将棋特有の玉将が詰んでしまった」時の作法と言うか何と言うか。
話には聞いていましたが、実際にその場面に出くわすのは、珍しいことなんだそうです。

昨日は、寝屋川でも将棋のイベント。
そちらでは、関西駒の会の何人かが応援。
朝はそちらで、午後はこちらと言う人も何人かありました。

「根付け駒づくり」には、大人と子供を合わせて75人が参加。
予定していた会場は2回の入れ替え。
こちらは、撮り忘れてしまいましたので写真はありません。

ーーーー
小生の駒づくりは、このところ資料整理はおっぽり出して、数日間を駒彫りに専念。
やっとこさ「小振りの中将棋駒」92枚を彫り終えました。
写真は、その様子。

材は、薩摩ツゲ。
目止めが乾いたら、裏に赤と表に黒漆。
仕上げは簡単に、彫りっぱなし。
これには行き先の標を刻もうかな。
そんなことを思ったりしています。
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島本町の中将棋公開対局

2012-11-23 22:09:32 | 文章
島本町から帰って参りました。
チョッとお疲れ気味です。
ですが、皆に喜んでもらえたのは良かった良かった。
そんな気持ちです。
帰りがけに、中将棋の皆さん9人と隣町の高槻に。
今日の反省やら良かったこと、面白かったこと。
ワイワイガヤガヤ。
こちらも有意義な時間でした。
写真を何枚かアップしておきます。
開始30分前。

地元「高槻ケーブルテレビ」のクルーが入っています。


中盤は映像がありません。
終盤の様子。

対局は、牧野光則四段と伊藤明日香女流。
普通「獅子」1枚のところを、伊藤さんは3枚のハンデ戦。
具体的には、「麒麟」が最初から裏向け。
あとの1枚は、どうしたのでしょうか。

解説役は神崎健二中将棋名人、聞き役は北尾まどか女流。
ソレニシテモ、神崎名人の解説は絶妙。
気配りも中々、いつも観客を引き込んでいます。

もう最終盤。
解説役の神崎中将棋名人に呼ばれてのアドバイシングタイム。

暫くして牧野さんの「玉将」が伊藤さんの手で、立たされました。

劣勢だった牧野さんの玉将が「詰み」。詰まされました。

使われた駒は、水無瀬神宮にある兼成「八十二才」の駒のレプリカ。
駒の形と大きさ、文字もオリジナルに倣って作った書き駒。
二年前に、文化庁の予算補助で、島本町に収めたものです。

牧野さんの色紙。
この日は6枚が、抽選に当たった観客に渡されました。


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今日は何を話そうか

2012-11-23 05:04:35 | 文章
11月23日(金・祝)、雨模様。

先ほど目が覚めました。
今日は島本町で「根付けづくり教室」。
どうやら、寝ながらそのことをぼんやりと考えていたようです。

「根付け教室」で何を話そうか。
教室に集まった年齢も経験も気持ちもいろいろ。
手順や作り方だけでは、あんまりおもしろくもないな。
そこで何を話そうか、です。

共通するのは、手作りの楽しみ、作る楽しさでしょうか。
集まった皆さんは「どんな文字を書こうか」と、そちらに気が行っていることでしょうね。

しかしその前に、素材の「ツゲ」の良いところも知ってほしい。
磨けば、磨くほど「ツゲ」の良さが引き出せること。
「ダイヤモンドやルビーも、磨くからあのように美しい」。

少し手を加えることで、「ツゲ」も宝石のようになる。
文字を書く前に、「ツゲの良さを引き出すのが大切」だ、と言うこと。

だから、今日の教室はツゲを磨くところから始めます。
モノづくりには、事前の作業が大切。
それを実感して貰う、と言うことですね。

今日はこんな話をしようかな。
では、また。


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島本町での「根付け駒づくり教室」

2012-11-22 05:27:40 | 文章
11月22日(木)、曇りか雨か。

外は暗く様子はイマイチ。
夜明けは遅くなりました。

明日は島本町に。
「中将棋公開対局」と小生は「根付け駒づくり教室」。
昨日も島本町の方がお見えになって、材料の追加分をお渡ししました。
用意したのは200個分ですが、何人来てくれるかはトンと分かりません。

スタートは13時から、15時まで。
参加者は出入り自由。
1個200円で自分だけのストラップを作ります。

1つ作るのも良し、3つ4つ作るのも良し。
キャッチフレーズは「親子の」ですが、本当のターゲットは大人。
親の方が夢中になればと思っています。

明日が楽しみです。
では、また。
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駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726