本日の映像は、たまたま「歩兵」のみが手元にあった、原田泰夫先生筆跡の駒。
木地は「ィ」(左)と「ロ」(右)をピックアップしました。
嶋ツゲの斑入りです。
12月30日(月)、雨。
ソボソボと雨。寒空です。
午前中は中将棋駒の作成と正月の食材購入。午後は二人のお客様。
一人は盛上げ駒づくりにチャレンジ中の方。どんな駒を作っておられるのか、拝見しようと思います。もう一人は小生の駒に関心があるそうです。どちらもウエルカム。ということで、お待ちします。
月に何人か、小工房に訪問してくださる方がいます。
関心分野は様々で、駒づくりのこと、小生作の駒のこと、駒の歴史や資料のことなどと、いろいろあるので、出来るだけその方が興味をお持ちに副う資料や品々を準備して、お迎えするようにしたいと思っています。
例えば、完成後の駒は、工房にはおいていないことが多いです。
その場合、せっかく来ていただいたのにご覧いただけないことになりますので、訪問の数日前に、どんなことを知りたいとか、どんなことに興味があるのかを、お知らせくださると助かります。
先ほど、小生作成の中将棋駒について質問をいただきました。
質問者にはメールでお答えしましたが、同じ内容を掲載しておきます。
中将棋駒は、10年少し前から作るようになりました。
それまでは、駒数が多い中将棋なんてという気持ちがあり、見向きもしなかったのですが、
水無瀬神宮で、中将棋を指される棋士の神崎健二さんや中村巧さん、中将棋連盟の皆さんを招いて
「中将棋大会」を企画することになり、この時の大会で使う駒を、水無瀬神宮に残る400年前の手法=書き駒=にこだわって一組の中将棋駒を作りました。これが私が作った最初の中将棋駒で、後に、文化庁補助金で地元の島本町がお買い上げになり、今は同町資料館に常設展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4a/f6b2532816ef2b50ec13cba94b92c5df.jpg)
12月28日(土)、雲多き晴れ。
今朝は氷点下0℃。風は冷たく、フロントガラスは凍えるばかり。
今年も残り少なくなりました。
昨日、年賀状は130枚購入。以前より大分少なくなりました。
細かな文字のあいさつ文は、昨日考えました。
朱文字の「謹賀新年」と、あて先は、元旦に一日かけて一枚一枚書くことにします。
今日の仕事は、中将棋駒の続き。
どれだけ進むかは、夜にでも。
12月26日(木)、大体晴れ。
昼間は、暖か。おかげ様で中将棋駒の裏、朱漆の漆書きは好調に進みました。
残りは「香車、反車、歩兵」など、300枚ほど。書き終わりは年内目標です。
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12月25日(水)、晴れ。
午後は、お一人のお客様。そのあと使っていた2台目のワープロがプリントできなくなりました。もう一台は、ひと月前に画面が見えなくなって、30年以上使い続けていましたが、そろそろ寿命なんでしょうね。
それでも、2台それぞれの使えるところを組み合わせて、見ようと思い立ちました。
で、その様子です。
1時間ほどかかりましたが、2台、それぞれの健全な部品を組みかえた結果、使えるようになりました。もうしばらく少し使えそうです。
貧乏人の性でしょうか。「なんでもできそうなことはしてみよう」。それが長年の習慣です。
12月14日(火)、晴れあったか曇りだったか。
今日の天気は失念。日中は所用で大阪。その前後は、中将棋の駒書きでした。
まだ残っておりますので、完成には数日かかりますので、年内が目標です。
思えの文字は、水無瀬兼成さんの筆跡を基調としておりますが、裏の文字はわかりやすく、ということで、私流の肉筆でアレンジしています。