熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
ご注文方法、住所、電話番号はコメントでお問い合わせください。

目次

作品 文章 写真 販売品

いよいよ6月

2010-05-31 06:26:34 | 文章
5月31日(月)、晴れ。

東側の障子に太陽の光。
南側の障子をあけると空はうっすらと雲。晴れています。

昨日は、午前は仕事。
午後は、昼食を兼ねて買い物。
昼食は「そば」にしようと信楽(しがらぎ)へ。おいしいそばやさんは「黒田園」。
30分後、13時過ぎに前まで行くと、お客さんがいっぱいです。
待つ考えはないので、その先の喫茶店で手早くすませました。

信楽は、つい10日ほど前の最低気温が氷点下を記録。
昨日の昼は、加茂で23度でしたが、信楽では20度。やはりここは少し寒いようです。
この後、ちょっと回り道をして伊賀上野へ。伊賀上野では22度。
ここで買い物をして帰宅は、16時丁度。この後、夕食時間までは仕事の続き。
そんな日曜日ではありました。

今日の仕事は、仕事場に入ってから決めます。
今週は、土曜と日曜以外は訪問者の予定はありません。仕事に専念です。
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オークション、水無瀬形の駒

2010-05-30 21:48:35 | 文章
オークションで、「宗桂作・水無瀬形」が出ています。
出品は東京からですが、山形県酒田市にあったものです。
明治時代の当時は、同じような駒は、何組か他にもこの地に存在し、内1組は昭和50年代の半ばの30年ほど前に訪問したとき拝見して、「名駒大鑑」にその一部を載せさせていただきました。

オークションの駒は、それと瓜二つ。
というよりも、まったくそのもの。竹内淇洲の祖父・伊衛門から渡されたという西田半三朗の名前もおぼろげながら記憶していたので、念のため、名駒大鑑60ページの写真とみくらべてみました。
すると、銘の漆の僅かな残り具合など、まったく同じであることが確認できました。
駒の表裏とも彫り埋め状態のようになっているので、名駒大鑑には「彫り埋め駒」としましたが、銘に残された僅かな漆の痕跡もあることから、元々は「盛り上げ駒」だったのかもしれません。
なお、この字母紙は、大橋家文書の中にあります。

そのことをブログに書くのを控えておりましたが、オークションの終了予定時間も過ぎた頃なので書くことにしました。
名駒大鑑をお持ちの方、見比べてください。
誰に落札されるのでしょうか。どのくらいの値段になりますかね。

ーーーー
先ほど確認したところ、落札額は43万5100円でした。
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シベリア

2010-05-30 21:44:25 | 文章
5月30日(日)、快晴。

朝から太陽が力強い光。昼ごろには真夏日に近い暑さになる予感がします。

先ほど、起きがけの1時間、9年前の映像「NHKアーカイブス、彫刻家・伊藤忠良」を見ていました。
小生は、この世界のことは全く知りませんが、佐藤さんは彫刻の道に入って間もなく、徴兵された大陸の地で終戦を迎えました。
過労と栄養失調のなか、死者は毎日。
ソ連の捕虜として過酷な日々を生き抜き、3年後、日本へ帰還されたそうです。
究極の捕虜生活では、捕虜同士、生身の人間性がそのまま出るといいます。
過酷な状況下では、かっては会社社長であろうが、大学教授であろうが、名もない労働者であろうが、農民であろうが関係はありません。
みんな同じ環境の下に、鉄道建設のために、それぞれのノルマを課せられて労働の毎日です。
体力のある人、ない人。ずるい人、真正直な人。自分のことだけを考える人、相手を労われる人、助ける必要が無くても他人を助けてやれる人とそれぞれ。
3年間、心の中で人間というものを思い刻んできたといいます。

戦後は、あこがれのパリで仕事の勉強をしたそうです。
佐藤さんが作るのは、リアルな人間の姿と顔です。

佐藤さんの出世作は「群馬の人」。
ともに捕虜時代を生き抜いた群馬県出身の戦友の首から上の塑像であった。
作品には、何んとなく生きてきた男の過去がにじみ出ているようである。
後の話題作「帽子を冠った女」で、メジャーになり、同じような作品が飛ぶように売れたという。
しかし、このときはいい気になって「世間に媚びた」と反省したそうだ。
「世間に媚びている自分に気がついて、作るのを止めた」。

そんな内容のテレビでした。
後になって新聞のテレビ欄を確かめたら「心の時代」とあった。

ーーーー
この間の「Kテレビ」の話。
京阪神、各沿線駅前の面白いところを探して、それを放送するというものでした。

20日に取材をしたいということで、聞けば5分程度と短い。
撮影は「タレントとのシーン」と「タレント抜きのシーン」の2回に分けて、それぞれを時間をおいて取材をしたいとのことでした。
途中、待ち時間が2時間ほど。
当方にとっては、その間は仕事にならないので、「中抜きにせず連続して取材するようにしてほしい」と求めましたが、プロデューサーは、「それは難しい」。理由を聞くと、タレントのスケジュール優先で考えていることがわかりました。

「高いギャラを払っているだろうが、当方の都合も考えてほしい。それに以前、奈良の友人の工房にテレビ番組がやってきて、タレントのオチャラけギャグに激怒して帰らせた。オチャラけ番組なら困るヨ」。

ということで、3回も下調べに来たのですが、この話は無くなりました。
先方の最後の言葉は、「お宅もメリットがあるはず・・」でした。

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蒼い花

2010-05-29 02:14:33 | 写真
5月29日(土)、曇り。

昨日の気温は20度を切って、風が冷たく寒むい一日。
腰痛は幾分改善はしましたが、立ったりしゃがんだりの筋肉痛は残った中、一日中仕事でした。
遅くなっている「古水無瀬」。
昨日は漆を埋める作業を繰り返しました。
それに、1週間前にTさんから頼まれている「島つげ根杢」2組の木地揃えの作業。
いずれも、家の中での仕事でした。

写真は、蒼い花。
名前は知りませんが、先日、風が強い中、苺ハウスの近くで撮りました。
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ハニカム

2010-05-28 02:09:41 | 写真


写真は、少し前のものですが、ミツバチが飼育箱の中で作ったハニカム。
先日の「苺農家」で見せてもらいました。
自然の力で作られた6角形。それがが見事に並んでいます。
あまりにも見事なので、接写しました。

よく見ると、巣、一つ一つは本来は「円形」で、それが規則正しく並ぶと、自然に6角形の繰り返しになることが見てとれます。
フラッシュを発光させたので、丸い底が見えます。

只今、曇って「お月さま」は見えませんが、月齢14日なので、明日ころには満月が見えるかもしれません。

昨日、島本町からメールで、出来上がった「提出書類」が届きました。
決済が終わって、明日、提出するとのことです。
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影響

2010-05-27 06:38:49 | 文章
5月27日(木)、曇り。

昨日は涼しい一日。
昼過ぎまでの「苺狩り」は、お陰さまで涼しい風が通るハウスの中で、沢山採らせていただきました。
しかし慣れない姿勢で腰痛。
ついつい頑張ってしまいましたが、来年はどうしますかね。

昨日の午後は、珍しい方が突然訪ねてこられました。
お会いするのは10年ぶりくらいになりますか、関西で碁盤師です。
例によって、コーヒーを飲みながら、昔の業界のこととかの世間話に花が咲きました。
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「棋聖戦・ホテルニューアワジ」 バスツアー

2010-05-26 19:47:39 | 文章

           棋聖戦‐第2局 観戦バスツアーのお誘い

サンケイ旅行会による「バスツアー」は、無くなりました。

                   以上
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苺狩り

2010-05-26 06:25:15 | 文章
5月26日(水)、曇り。

怪しい空模様。午前中は郡山。
知り合いのイチゴ農家からの招待で「いちご狩り」をします。
今年は不作だそうですが、ご近所に配るとて、たくさん採ってこようと思います。

昨日は、島本町で打ち合わせの後、報告を兼ねて水無瀬神宮に立ち寄りました。
丁度、開かれていた神宮保存会の役員会議に招き入れられて、現在の動きなど経過報告をしました。

話は変わって、今日、神宮には「何でも鑑定団」から取材の申し込みFAXが来たそうで、「他人の持ち物とはいえ知らないところで、ご先祖が作った駒にやたらに値段を決めつけられるのは・・」と、困っておられました。

小生も同感です。
世の中には、値段が付けていいものと、付けられないものがあります。
それを興味本位で、すべてに値段を付けて喜んでいる風潮はどうかと思っています。
小生も駒の鑑定はしますが、物の来歴とか品質、真贋、ものの善し悪しは言っても、商売人ではないので、値段は分かりませんし言えません。
ましてや他人の物の値段を決めつけて、軽々しく言うのは控えることにしています。
持ち主にも、それを幾らで買ったとかも聞かない。それが、小生のポリシーでもあります。

「象牙の水無瀬駒」も、同様でした。小生に言わせれば重要文化財です。
持ち主から、自主的に示された手付け金の領収書は見ましたが、買われた値段は知りません。
もちろん野次馬的な興味はありますが、小生は敢えて聞かないことにしています。
鑑定とは、値段を付けることではありません。ものの本質を視ることなのです。

テレビに出たい出品者の心理を利用して、それを「見世物ショウ」にして、面白おかしくすればよいと、世の中、何か勘違いしている風潮には抵抗を感じています。
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メダカ

2010-05-25 04:32:36 | 写真
5月25日(火)、曇り。

写真は、数日前、木津のお気に入りのスパゲッティ屋さん「厨・なかむら」に行って、貰って来た「メダカ」。
鉢は3月半ばに「メダカ」を貰うことになったので、すぐさま信楽で買って来ました。
水草は「コーナン」で一束を買い、いつでも主が入居可能なようにしていました。

それから2カ月以上たって、やっと、主が入居しました。
その間、「なかむら」には、3回ほど出かけましたが、いつも急に行くので「また今度、前もって電話して貰いに来ます・・」と、先日も同様のつもりでした。

しかし、その日はピークを過ぎていたので「なかむら」マスターが、仕事中にもかかわらず「メダカ」を持って帰れるようにしてくれて、お陰さまで直ちに入居することになりました。




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風強し

2010-05-24 05:45:46 | 文章
5月24日(月)、曇り。

昨日から襖や障子が「ガタガタ」音を立てて、家の周りには強風が渦巻いているようです。
空一面は村雲。雲の塊がゆっくりと、南西から東北の方へ流れています。

6月に「象牙の水無瀬駒」が、「なんでも鑑定団」に出るとのこと。
小生の出番はありません。

明日は午後から島本町に行きます。
こちらは「水無瀬駒」で「町おこしをどうするか」の打ち合わせ。
将来を見据えての議論にしたいものです。

写真は、1輪だけ咲いた芍薬。玄関に活けました。
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駒の写真集

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