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熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。270ページ。ペンクラブ大賞受賞。
残部僅少、送料込み5000円。注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

新茶

2009-05-24 08:28:18 | 文章
5月24日(日)、曇り。

今日は日曜日ということもあって、朝食開始は8時。いつもより1時間ほど遅い時間でした。

朝と晩は必ず米食。昼食は「うどん・そば」が多いのですが、そのときも少しは「巻き寿司・鯖の押し寿司(バッテラ)・稲荷寿司」をいただくことが多いです。

コーヒーは一日5~6杯。これは仕事中のみ。
朝と晩は、もっぱらお茶です。
それぞれ2杯くらいですが、今朝のお茶は、旨かった。
新鮮な香りと味。
この間、お隣から分けてもらった新茶だと気づきました。
今日から、おいしい新茶をいただける小さな喜びが増えました。

これから、仕事場に入ります。
昨日の「駒づくり教室」は、9人全員が仕事場に来てくれました。

それぞれが初めて自作した駒を持参。
「見せ合いっこ」と「反省会」。
そして、小生が日ごろ使っている道具を使った研磨とかの実演と、完成した駒、作りかけの駒などを見ていただきました。

最後に6月27日に「延長教室」を開催することを決めて、散会しました。

ーーーーーーーー
「錦旗」は、昨日に続いて研ぎ出しを進めています。
写真は、その途中。彫り跡の文字が、はっきりと分かる段階になりました。

玉将から香車までは、3回目の研ぎ出しが済んだところ。
歩兵はこれからです。

3回目の研ぎ出しが終わった分の彫り跡は、木の粉で白くなっています。
歩兵はこれから3回目の研ぎ出しに掛かるところなので、まだ前回の茶色い漆が多く混じった粉が詰まっています。
粉は、このあと刷毛で掻きとります。
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高野山で会った人ーその3

2009-05-24 05:01:29 | 文章
5月24日。

高野山ではもう一人、ある人に出会いました。


20日の昼過ぎでした。最初、普門院の廊下ですれ違ったとき、政治家だと思うのですが、誰だったか名前が出てきません。
もちろん、相手は小生のことなどは知りません。

次に見かけたのは、大盤解説を聞きに行こうと、普門院を出たところです。

著名な政治家だとは分かっているのですが、名前は確か、下の名前が「シュウ・・」何とかしか思い出せません。
でも、思い切って声をかけました。

「今日は、将棋で来られましたか」。

「ええ。昔から将棋が好きでして、今日はそのためにここに来ました。大盤解説を聞きに行きたいのですが、あなたはスタッフの方ですか」

「いいえ。スタッフではありませんが、私も大盤解説を聞きに行くところです。誠に申し訳ありません。あのう、お顔はよく知っているのですが、お名前が中々出てきません。私は熊澤リョウソンという者ですが・・」

「田中秀往です」
ここでやっと以前、細川内閣で経済企画庁長官を務められた田中秀征さんです。

「ああそうですね、田中さん。失礼しました。会場へは何だったらご案内します」
ということで、会場までの短い間、少し会話を交えながらご一緒しました。

「地元は確か、広島辺りでしたか」

「広島は、学生時代。地元は長野です。将棋は学生の頃からのファンです。将棋世界や代将棋は毎月購読していました」

「今日明日と、わざわざ名人戦のためにですか」

「そうです」
田中さんは偉ばるそぶりも無く、むしろ控えめな口調に人柄を感じました。

そして翌日。
2日目の大盤解説場でも、一般の将棋ファンに混じってじっと解説に聞き入る田中さんの姿がありました。


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駒の写真集

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