2015-0109-man1608
万葉短歌1608 秋萩の1469
秋萩の 上に置きたる 白露の
消かもしなまし 恋ひつつあらずは 弓削皇子
1469 万葉短歌1608 ShuD691 2015-0109-man1608
□あきはぎの うへにおきたる しらつゆの
けかもしなまし こひつつあらずは
○弓削皇子(ゆげの みこ)=02-0111歌参照。
【編者注】題詞は「弓削皇子御歌一首」。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第3首。「重出歌と見てはならない」。
【訓注】秋萩(あきはぎ=秋芽子)。白露(しらつゆ)。消(け)[けかも しなまし]。恋ひつつあらずは(こひつつあらずは=恋管不有者)。