万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1605 高円の1466

2015年01月06日 | 万葉短歌

2015-0106-man1605
万葉短歌1605 高円の1466

高円の 野辺の秋萩 このころの
暁露に 咲きにけむかも  大伴家持

1466     万葉短歌1605 ShuD685 2015-0106-man1605

たかまとの のへのあきはぎ このころの
  あかときつゆに さきにけむかも

大伴家持(おほともの やかもち)=原文は「大伴宿祢家持」。03-0403歌参照。
【編者注】題詞は「大伴宿祢家持歌一首」。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第95首。
【訓注】高円(たかまと)。野辺の秋萩(のへのあきはぎ=野辺乃秋芽子)。このころ(此日)。暁露(あかときつゆ)。咲きにけむ(さきにけむ=開兼)。

--秋雑歌(08-1511~1605 九十五首) 終--