万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1607 風をだに1468

2015年01月08日 | 万葉短歌

2015-0108-man1607
万葉短歌1607 風をだに1468

風をだに 恋ふるは羨し 風をだに
来むとし待たば 何か嘆かむ  鏡王女

1468     万葉短歌1607 ShuD688 2015-0108-man1607

かぜをだに こふるはともし かぜをだに
  こむとしまたば なにをかなげかむ

鏡王女(かがみの おほきみ)=01-0062歌参照。重出歌。
【編者注】題詞は「鏡王女作歌一首」。「秋相聞」三十首(08-1606~1635)の第2首。
【原文】風乎谷 恋者乏 風乎谷 将来常思待者 何如将嘆