ポジャギアートYangja-pang

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2本立て

2006-07-15 11:58:55 | ノンジャンル


のんきに構えてたら、あわじ玉(カラクチ)が本格的に払底してきました。
ここはひとつ、一気に大量生産をかけないと。
ところがいざ作るとなると、サイズやら紐の太さやら色やら
いかに効率的に生産すべきかでハタと悩んでしまうのですね。

あわじ玉の作り方には2種類あって、
日本式(と言っていいのかいな?)は平たく編んでから成型、
韓国式は目打ちや棒に巻きつけて編んでいきます。
前者が多少時間はかかっても紐1本でできるのに対し、
後者は素早く成型できるものの道具が必要です。
電車の中や待ち合わせの時には、たいがい紐を弄っているのですが
公衆の面前で目打ちを持ち出すのは、さすがに気が引ける。
というわけで、これまではなんとなく「日本式」でやってきました。
でも家庭内生産ということであれば、これはやはり韓国式のほうが速い!
そのようなわけで、今後は2本立ていこうかと思いつつ
いまだにエンジンがかからないわ(暑いし(~_~;)

ところで上の写真は、あわじ玉ではなく「亀結び」
あわじ玉の応用編で、
何色か沿わせて丸みをつけ、中にビー玉を入れてあります。
多少は涼しそうに見えるかな?


ランダム始動…のつもりが!?

2006-07-12 19:58:07 | ポジャギ2006
私メのライフワークといえば「ランダムシリーズ」
燃え上がれ~♪ 燃え上がれ~♪…って、それはガンダム
(失礼しました(~_~;)
べつにそれほど大げさなものではなく、
要するに、今そこにある不特定多数の色を、
一見無作為、よく見ても無作為に計算・構成するという、
ただそれだけのモノなんですが、
私メにとってはこれぞポジャギの原点!なので、
できれば年に一つくらいは手がけていきたいシリーズです。

今回はチンジュサ。
地模様が織り成す独特の質感と光沢を楽しむべく
もってる分だけ目一杯遊ぶんだわ!と意気込んで始めたのですが……
             
      

ここまで進んできた段階で、なんと一つ完結してしまったんですね。
つまり、この雰囲気で拡大させて果たしていいのかどうか、
ハタと考えてしまったというわけ。
現時点ではまだ25×25cmくらいのサイズですが、
この時点でボーダーをつけてやったほうが、
この子にとっては幸せなのではないかと。
あと一回りや二回りくらいは問題ないでしょうが、
大きく育てるならここらで一度頭を切り替えないと、
先々困ったことになりそう……

収斂型のデザインにしても、拡散型のデザインにしても、
どこかに「核」を置かないことには構成できません。
その位置づけは、たぶん作者にしかわからないものだと思いますが、
幸か不幸か今の段階では、
それがうまい具合にまとまっちゃってるんですね。
だからと言って、ここで止めるのはいかにも癪!
さあ、どうしたものかな…と悩みつつ、
これまた悩めるジャイアンツ戦を眺める私メでありました。
今日も負けるのかいな(とほほ…T_T)

似て非なるもの

2006-07-10 18:48:30 | ノンジャンル
今日は私メの無知蒙昧を露呈する、お恥ずかしい一席。
相撲をご覧になる方はおわかりと思いますが、
力士が闘う土俵の上には吊り屋根があり、水引幕がかかっています。
その幕を絞っているのが、白・赤・緑・黒の結び紐、
さらに4色の房が屋根の四隅から下がっています。

この結び、私メは以前から勝手に「几帳結び」
(メドゥプでは「センチョク」)だと思い込んでいました。
ところが昨日、名古屋場所の初日をぼけ~と眺めていたところ
なんだか形状が違う!

そこで調べてみたら、やはり違っておりました。
水引幕に使われていたのは「総角(あげまき)」という結び方。
両者を並べると以下の通りです。
一見似ているようですが、並べてみると全然違うんですね。


総角(入型)                几帳

結び方を見ると、総角はどうもメドゥプの「チャムチャリ(蜻蛉)」で
羽根の部分を作る時の方法と似ているようです。
ちなみに頭の部分の「ヨンボン(蓮のつぼみ?)」は、
お洒落な釦としても利用されることの多い
「しゃか玉結び」と同じらしい……。


こちらの写真は、韓国文化保護財団『メドゥプ』より転載


さて、この総角、左右の輪の引き締め方向によって
「入」型と「人」型の2種類ができます。
なんでも「人」は武具の紐に使われていたもので、
「入」は「入る」という縁起から一般に用いられていたとのこと。
果たして相撲はどっちのほうなんでしょうか?
たぶん「入」だと思うんですが、
テレビではよく見えないんです(*_*;



またしてもチュモニ

2006-07-08 16:30:46 | ポジャギ2006
いったい何ができることやら皆目見当がつかず、
それでもひたすら繋ぎ続けていたノバンのハギレ。
当初はこういった形であったものが……



紆余曲折を経て、かくの如き6連作の額となり、
そして昨夜、その最後の一片がこのようなチュモニに化け、
すべてが無事、安住の地を得て落ち着きました。



10×10cmくらいの可愛いサイズ。
薄いブルーのスッコサを中袋および上部に使っています。
写真では見えにくいのですが、地模様がうっすら透けて
なかなか涼しそう。
なにせ小さいためマチは底側に折り返しました。
コレについてはどうもそのほうが座りがよさそう(~_~;)

ちなみに反対側はこんな感じ(どっちが前でもいいんですが)。




ノバンはふつう裏地に使われる布ですが
表舞台に立たせても十分存在感がありますね。
ところで
「最近はチュモニがブームなんですか?」と聞かれます。
べつにそういうわけじゃないんですよ。
ただ、なんとなく大物に手が出ないだけ。
そろそろ始めないといけないんですが……

今宵は七夕

2006-07-07 19:10:09 | ポジャギ2006
今宵は七夕(乞巧奠)。
古来、女子の技芸上達を願って五色の糸や布などを飾る風習があるそうですね。
風流を解さぬ我が家では、「そうめん」を食べるくらいが関の山。
(そうめんを食す由来には諸説あるらしいのですが、
その年の春にとれた麦の粉で「索餅」なるねじり棒状ものをつくり、
食べていたという説が有力なようです)
肝心の技芸のほうも3歩進んで5歩下がってるような状況。
でもまあ何とか少しずつでも進んでいきたいという思いをこめて、
笹の葉っぽい色の変形チュモニを……



モノの本には「カンルンチュモニ」と書いてあるのですが、
そのカンルンって一体何のことだかわかりません。
ご存知の方、教えてくださいませ<m(__)m>

さて、キリ番プレゼント!
お昼頃に通過した模様にもかかわらず音沙汰がなかったので、
またしても手を上げる方がいらっしゃらないかと危惧しておりましたが、
先ほどメールにてご連絡をいただきました。
今回のプレゼントはこちら↓



ミョンジュ地の鳳凰模様刺繍パーツ。
(それにしてもこの写真、激しくモアレっておりますな)
こういったパーツはかなり好き嫌いが別れるのですが、
幸い喜んでいただけたようで、ホッとしております。
次は何にしようかな♪

皆様
今後とも何卒よろしくお願いいたします。