これから、ほぼ時系列でKBFの内容をご紹介していきたいと思います。
あまり興味をひかれない内容もあるかと思われますが、そこはスルーしてくださいね。
また、今回日本からのプログラム参加者は私1人だったので
(注:作品展への出品者はほかにもおられますが)
英語が聞き取れなかったための誤りも多々あろうかと思われます。
そのへんは、どうかご容赦のほど^_^;
さて! 8月24日13:00、会場のRAON Hotelにて
オーガナイザーであるChungie Lee氏による開会の辞に続き、レクチャーが始まりました。
写真左より、Chungie Lee、司会進行役のVictoria Gail-White
そして、
Dr.Hur Dongwha(絲田刺繍博物館館長)
Jukka Savolainen(ヘルシンキ美術館ディレクター)
Okhyun Kim(同徳女子大学名誉教授)
Akiko Kotani(Slippery Rock Univ.名誉教授)
2日目からは場所を移したために撮りにくくなってしまい、
レクチャラーのまともな写真があるのは初日だけですが^_^;
まあ、こんな感じで連日3時間ほぼぶっ続けのレクチャーが展開されます。
許東華氏のお話はとくに目新しいものではありませんでしたが(←おいっ!)
イケメンのSavolainen氏は、インダストリアルデザインとアートの融合について
Okhyun Kim氏はセクトンおよび五方色の歴史について、
日系アメリカ人アーティストのA.Kotani氏は、“Atavism”(隔世遺伝)をキーワードに
過去の記憶や伝統を現代アートにいかに持続させるかについて。
初日から脳内疲労がどどっ…と(@_@;)
その疲労を回復させる間もなく、
16:00からJeoji Artist Villageでの作品展“Bojagi & Beyond”巡りが始まります。
Jeoji Artist Village(楮旨文化芸術人村)とは、済州現代美術館を中心に
30棟以上ものスタジオ及びギャラリーを擁する広大なスペース。
今回KBFは、そのうち5つのギャラリーで作品展を開催しています。
原生林と草原のど真ん中と言ってしまうと、ミもフタもありませんが
場所だけは十分にあります。しかし、それだけに歩きでが……
それをたった2時間で廻れって、どういうことよっ(ー_ー)!!と怒りつつも
何はともあれ、オープニングの光景(らしきもの)をひとつ。
草田キルト博物館のキム・スンヒ館長のお姿もありますね。
ここでまた延々とご挨拶が続きます(時間がないのにぃ~)
私メは早く作品たちを見たくて気もそぞろ……
オープニング会場でもあった「Gueuloreumjip」(Gyudang Gallery)
(たぶん…すみません、建物の写真が行方不明なんです)には、
絲田刺繍博物館の所蔵品やアンティークを復刻した作品も含め、
伝統的な様相の濃いものが飾られている
……という話なんですが、中にはそうでもないのもあり、
ここらへんのセレクションはいささか謎です。
でもまあ、それはともかく個人的にはこういった作品が大好きだし、
(許東華氏のコレクションです)
レクチャラーの1人であるLeland M. Hill氏によるこのようなセンスにも惹かれるし
精緻な刺繍でアンティークを復刻したポジャギにも釘づけだけれど
やっぱり圧巻は、プログラムにも採用されているJoungsook Lee氏の作品でしょう。
この方は、先日ローマ教皇が訪韓されたとき、
朴大統領が贈られた繍褓を作られたんだそうです。お友達情報によると、
まだ詳細は不明ながら、10月に東京の韓国文化院でも見られるらしい(*^_^*)
出入り口に近い通路のようなところに飾ってあったので
私が行ったときは人の頭がなかなか途切れず、退いて撮れませんでしたが
びっちり刺繍が施された小パーツが84枚、中央の大パーツが4枚接ぎ合わされています。
これと似た模様は木版で見たことはありますけど、まさか刺繍とは(@_@;)
いや~、それにしてもすごい作品だったわ。
いささかくたびれてきたので、今日はこのへんで。
作品展レポはまだまだ続きますよ*\(^o^)/*
※KBFは基本的にすべて撮影OKだったので、
写真はずいぶん撮りましたが
弱小なれどもオープンなブログゆえ、写真掲載には気を使う必要があります。
したがって掲載できるものが限られるとは思いますが
できるだけ雰囲気がわかるよう努力する所存です。何卒ご容赦のほど^_^;
あまり興味をひかれない内容もあるかと思われますが、そこはスルーしてくださいね。
また、今回日本からのプログラム参加者は私1人だったので
(注:作品展への出品者はほかにもおられますが)
英語が聞き取れなかったための誤りも多々あろうかと思われます。
そのへんは、どうかご容赦のほど^_^;
さて! 8月24日13:00、会場のRAON Hotelにて
オーガナイザーであるChungie Lee氏による開会の辞に続き、レクチャーが始まりました。
写真左より、Chungie Lee、司会進行役のVictoria Gail-White
そして、
Dr.Hur Dongwha(絲田刺繍博物館館長)
Jukka Savolainen(ヘルシンキ美術館ディレクター)
Okhyun Kim(同徳女子大学名誉教授)
Akiko Kotani(Slippery Rock Univ.名誉教授)
2日目からは場所を移したために撮りにくくなってしまい、
レクチャラーのまともな写真があるのは初日だけですが^_^;
まあ、こんな感じで連日3時間ほぼぶっ続けのレクチャーが展開されます。
許東華氏のお話はとくに目新しいものではありませんでしたが(←おいっ!)
イケメンのSavolainen氏は、インダストリアルデザインとアートの融合について
Okhyun Kim氏はセクトンおよび五方色の歴史について、
日系アメリカ人アーティストのA.Kotani氏は、“Atavism”(隔世遺伝)をキーワードに
過去の記憶や伝統を現代アートにいかに持続させるかについて。
初日から脳内疲労がどどっ…と(@_@;)
その疲労を回復させる間もなく、
16:00からJeoji Artist Villageでの作品展“Bojagi & Beyond”巡りが始まります。
Jeoji Artist Village(楮旨文化芸術人村)とは、済州現代美術館を中心に
30棟以上ものスタジオ及びギャラリーを擁する広大なスペース。
今回KBFは、そのうち5つのギャラリーで作品展を開催しています。
原生林と草原のど真ん中と言ってしまうと、ミもフタもありませんが
場所だけは十分にあります。しかし、それだけに歩きでが……
それをたった2時間で廻れって、どういうことよっ(ー_ー)!!と怒りつつも
何はともあれ、オープニングの光景(らしきもの)をひとつ。
草田キルト博物館のキム・スンヒ館長のお姿もありますね。
ここでまた延々とご挨拶が続きます(時間がないのにぃ~)
私メは早く作品たちを見たくて気もそぞろ……
オープニング会場でもあった「Gueuloreumjip」(Gyudang Gallery)
(たぶん…すみません、建物の写真が行方不明なんです)には、
絲田刺繍博物館の所蔵品やアンティークを復刻した作品も含め、
伝統的な様相の濃いものが飾られている
……という話なんですが、中にはそうでもないのもあり、
ここらへんのセレクションはいささか謎です。
でもまあ、それはともかく個人的にはこういった作品が大好きだし、
(許東華氏のコレクションです)
レクチャラーの1人であるLeland M. Hill氏によるこのようなセンスにも惹かれるし
精緻な刺繍でアンティークを復刻したポジャギにも釘づけだけれど
やっぱり圧巻は、プログラムにも採用されているJoungsook Lee氏の作品でしょう。
この方は、先日ローマ教皇が訪韓されたとき、
朴大統領が贈られた繍褓を作られたんだそうです。お友達情報によると、
まだ詳細は不明ながら、10月に東京の韓国文化院でも見られるらしい(*^_^*)
出入り口に近い通路のようなところに飾ってあったので
私が行ったときは人の頭がなかなか途切れず、退いて撮れませんでしたが
びっちり刺繍が施された小パーツが84枚、中央の大パーツが4枚接ぎ合わされています。
これと似た模様は木版で見たことはありますけど、まさか刺繍とは(@_@;)
いや~、それにしてもすごい作品だったわ。
いささかくたびれてきたので、今日はこのへんで。
作品展レポはまだまだ続きますよ*\(^o^)/*
※KBFは基本的にすべて撮影OKだったので、
写真はずいぶん撮りましたが
弱小なれどもオープンなブログゆえ、写真掲載には気を使う必要があります。
したがって掲載できるものが限られるとは思いますが
できるだけ雰囲気がわかるよう努力する所存です。何卒ご容赦のほど^_^;
私たちは4時間以上かかって、次の待ち合わせまでに時間がなくなってお昼ご飯を抜いたぐらいでした(笑)。
李貞淑(イ・ジョンスク)先生のスーポは圧巻でしたね。
私たちは会場で偶然、先生のお宅の隣に住んでいる方とお会いして、その方が先生に電話してくださって、ウリチングがお話したんですが、「10月7日から東京の韓国文化院で個展を開くから見に来てくださいね」とおっしゃっていました。
今年の5月~6月にかけてソウルで開いた展覧会に出品したものをかなり持ってくるらしくて、すごいものになりそうですよ。必見ですね!
まだ機会はあるだろうとタカをくくっていたんですが、
甘かったです。次回への教訓としよう…。
李貞淑さんの刺繍をもっと見れるのは楽しみですね。
できればご本人にもお会いしたいなあ。
きわめてオーソドックスな手法の方ですが、
伝統がモダンに通じることの、まさに見本ですね。