幸せづくりの家ものがたり

●「樹づくり工房やない」~日々の暮らしの中で思うこと、感じたこと●

メンテナンス

2011年01月19日 | 家のこと
家はどのくらい長持ちすればいいとお考えですか?
せめて自分の寿命以上は持ってほしいですよね。

35年という長期のローンが組める時代ですが
ローンが終わらないうちに家の寿命を迎えてしまうほど
悲しいことはありません。

これまでの日本の住宅は25年前後で建て替えられてきました。
これは先進国のなかでも極めて短いんです。

そこで今、国をあげて住宅の長寿命化に取り組みだしています。
長期優良住宅制度がその一つです。

ただ、制度の認定を受けたからといって家主が何もせずに
家が長持ちするわけではありません。

どんなに優れた材料を使って建てたとしても、手入れをしないで
永久に持つものなどないのです。

意外に思われるかもしれませんが、夏の高温多湿、冬の低温乾燥と
日本の気象条件はけっこう過酷なんです。
この厳しい環境が家の寿命を縮める原因でもあります。

屋根や外壁は風雨や日射から家の骨格を守ってくれているわけで
この外殻が傷みだして放っておくと、内部まで浸透して手遅れに
なるケースもあるのです。

人間の身体と同じですね。年齢と共にあちこちガタがくるように
家も定期的に健康診断を受けて、傷口が大きくならないうちの
早期発見、早期治療が必要です。
これがメンテナンスといわれるもので、家を長持ちさせるためには
点検、修繕が必要不可欠です。

マンションにお住まいの方は修繕積立金というものを払っていますよね。
最近ではこの方式を一戸建てにも取り入れる仕組みがでてきました。

大切な我が家を子供の代にもしっかり受け継いでいけるよう
メンテナンス費用は必要経費としてお考えください。

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