A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

「天は二物を与えず」とよくいわれるが、時には「三物」を与えることも稀にはある。

2007-04-16 | MY FAVORITE ALBUM
SAMMY DAVIS Jr. & BUDDY RICH / The Sounds of ‘66

サミーデイビスジュニアの本職は何だろうか。
俳優であり、歌手であり、そして最高のエンターテイナーであり。それぞれがすべて一流。
一流の彼が、一流のホテルで、一流のバンドをバックに、一流のショーを・・・・。
何をとっても一流尽くしのアルバムがこの一枚。

1966年、ラスベガスのSandsホテルでのライブだ。
ここでは、この年シナトラ自身がベイシーをバックにライブを録音しているが、同じホテルで今度はサミーデイビスとバディーリッチの競演。
さすがシナトラ自身のホテル。絢爛豪華なショーが連日繰り広げられていたものだ。
デイビスは、50年代のシナトラに見出されてからの付き合い。
シナトラ一家の一員なので、ここはホームグラウンドのようなものだろう。


バディーリッチはこの年に自己のBANDを立ち上げたばかり。
9月にはファーストアルバムをLAでライブ録音しているので、その後にLAS VEGAS デビューをしたのだろうか?
元気一杯でバックを努めている。歯切れの良さと、独特のドライブ感のドラミングは、時に、あたかもデイビスと掛け合いデュエットをしているような感じを受けることもある。

古いスタンダードからバートバカラックの曲まで一気に歌い上げている。
きっと、本物のステージは、エンターテイナーとしての彼の一面も楽しめたのであろう。
ライブを一度は見たかったものだ。

Introduction by Sammy Davis, Jr.
"Come Back to Me" (Burton Lane, Alan Jay Lerner) – 4:12
"Birth of the Blues" (Lew Brown, Buddy DeSylva, Ray Henderson)
"I Know a Place" (Tony Hatch) – 2:27
"What Did I Have That I Don't Have?" (Burton Lane, Alan Jay Lerner) – 3:43
"What the World Needs Now Is Love" (Burt Bacharach, Hal David) – 3:04
"Once in Love With Amy"(Frank Loesser) – 2:45
"Ding-Dong! The Witch Is Dead" (Harold Arlen, Yip Harburg) – 1:48
"What Now My Love?" (Gilbert Bécaud, Pierre Delanoë, Carl Sigman) – 3:07
"What Kind of Fool Am I?" (Leslie Bricusse, Anthony Newley) – 3:07
"If It's the Last Thing I Do" (Sammy Cahn, Saul Chaplin) – 3:24
Closing remarks by Sammy Davis, Jr.
"Please Don't Talk About Me When I'm Gone" (Sidney Clare, Sam H. Palmer) – 3:26

SAMMY DAVIS Jr. with the BUDDY RICH ORCHESTRA
Recorded December 1966, Sands Hotel, Las Vegas:
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