A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

サドメルの一番のお気に入り盤。だけど日本盤をジャケ買いする人はいなかっただろう。

2007-04-13 | Thad Jones & Mel Lewis & VJO
Thad Jones & Mel Lewis Live at the Village Vanguard

自分の好きなJazzアルバムを、あまりターンテーブルに乗ることもなくなったアナログLPを聴き返す為にもはじめてみたこのブログ。
特に自慢する稀少盤を持っている訳でもなく、中身の演奏や購入したときの経緯などを思い出しながら自分の頭の中の整理を兼ねて書き綴っている。

特に思い入れのあるアルバムに関しては、せっかくだから何か旨く紹介できればと思うのが災いして反対になかなかきっかけが掴めなかったりしている。

ここのところ、BIG BANDが続いているが、そうなると、どうしてもサドメルが気になる。
これまでも、何枚かは紹介しているが、やはり本命は、VILLAGE VANGUARDのライブの一作目。これがサドメルの原点だろう。
これは、自分の好きなアルバムでベスト5を上げれば必ず入る。
BIG BAND好きになったのも、このLIVEアルバムの印象と日本に初めて来た時のライブ演奏を肌で感じながら聴いた体験が、合い前後して一致した時からだ。

なかなか本場アメリカでのライブの様子をレコードで聴けても映像で観る機会は少ない。さらに実際にその場で生を聴ける体験となるとそれは無理な望みでもあったのだが。
それを日本で体験できたとは。とにかく強烈な印象だった。

先日、大学生の息子から声を掛けられた。
「JAZZのアルバムのジャケットってどうしてカッコいいのかな?」と。
以前から音楽好きではあったが、以前はJAZZには関心を示さなかったのに。そういえば、最近、自分のCD棚から時々持ち出している気配はあったが。
しばらく、ジャケット談義をしたが、自分の息子とジャケ買い話ができるようになったとは嬉しいものだ。
その時、オリジナル盤と日本盤のデザインの違いで、日本盤では全く中身のイメージが沸かないアルバムのひとつが、このサドメルのアルバムであることを思い浮かべていた。
好きなアルバムのジャケットのデザインが今一だと、何か残念な気がしてならない。素顔がきれいな女性が、変な化粧をいたようなもので。
オリジナル盤のデザインは悪くは無いのだが。



もちろん、演奏の中身はアルバムのイメージからは想像できない、ホットな演奏が続くのだが。

中身について語ると終わりそうもないので改めてにしよう。
ジャケット紹介で、このアルバムのことを書くとは思わなかった。
このアルバムは、もちろんCD盤も持っているが、7曲目以降のbonus Trackも嬉しいおまけだ。

1 Little Pixie Jones 10:34
2 A-That's Freedom Jones 7:01
3 Bachafillen Brown 7:08
4 Don't Git Sassy Jones 7:22
5 Willow Tree Waller, Razaf 5:04
6 Samba Con Getchu Brookmeyer 12:17
7 Quietude [*] Jones 4:48
8 Second Race [*] Jones 9:37
9 Lover Man [*] Sherman, Ramirez, Davis 4:53

Jerome Richardson (as)
Jerry Dodgion (as)
Eddie Daniels (ts)
Joe Farrell (ts)
Pepper Adams (bs)
Thad Jones (flh)
Snooky Young (tp)
Jimmy Nottingham (tp)
Richard Williams (tp)
Marvin Stamm (tp)
Bill Berry (tp)
Bob Brookmeyer (vtb)
Garnett Brown (tb)
Tom Mcintosh (tb)
Cliff Heather (btb)
Roland Hanna (p)
Sam Herman(g,shaker)
Richard Davis (b)
Mel Lewis (ds)

Recorded live at Village Vanguard April 28,1967
コメント
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