山形弦楽四重奏団 ブログ

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街なかコンサート

2014-02-22 16:06:15 | 演奏活動
 気温が低くて風は冷たいながらも、天気の良い週末になりました。こんな時は買い物がてらに中心街をぶらぶらと散策するのが吉です。街なかで、ふと目をとめた演奏会の案内にひかれて、ほんのひととき、室内楽などを楽しむ・・・おしゃれな過ごし方ではありませんか。

 というコンセプトなのかどうかはわかりませんが、先ほど、山形市の中心街である七日町の楽器やさん「富岡本店」で、山形Qによる「街なかコンサート」が終了しました。

 店内のショールームで20~30人を前にして、さらに商店街に聞こえるように外にもマイクで演奏を流します。30分のステージを2回。街の活性化にはどれほど貢献できたかわかりませんが、足を止めて下さった方々は熱心に聴いてくれました。


 実は本番前に、作曲を習っている子供たちのために、レクチャーも行いました。「演奏会で取りあげる曲のアナリーゼをお願いします」と。ヤマハの系列の楽器店なので、そういうコースもあるんですね。

 しかし「アナリーゼ」ってなんですか?お恥ずかしい事ですが、私は音楽に関する学歴が低いので、その手の話になると尻込みしてしまいます。国語や算数の授業ならできますが、作曲はちょっと・・・どうせなら母親に教わっておけばよかった。

 ということで、山形Qが誇る「2高」、Vcの茂木の出番でございます。高身長・高学歴。残念ながら我々の仲間なので「高収入」は無理ですが、音楽で大学院まで出た逸材です。・・・任せたっ!

 集まった小さな作曲家たちは17人。小学校中学年が主体ですが、後ろで親が見ているせいか、みんな真剣にレクチャーを聴いていました。題材は「クラリネット五重奏曲」の第1楽章ですが、確かにこんな感じで間に実演を入れながらやると、飽きずに聴けるのかも知れません。なかなか良い試みだったのではないでしょうか。


 そしてその後、二回の本番も和やかに終了。この企画は、今までにも他の団体で何度か催されているようですが、出入り自由な気楽な街かどで、クラシックのコンサートが聴ける街というのは、本当に素晴らしいと思います。主催の関係各位に感謝しつつ、ぜひ、続いてゆくことを願っております。

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