山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌64-vol.10(中島記)

2018-06-11 20:49:52 | 練習日誌
 山響の、定期と酒田定期の合間の、わずか1日の休日。

 ゆっくりと寝て疲れを取る、気分転換にアウトドアでバーベキュー、南のリゾートの海辺で青いカクテルのグラスを傾ける、アラスカで涼みながらオーロラを眺める…

…夢は広がりますが、夢は夢。ふと気づけばいつものコミュニティセンターの研修室。もちろん今日も元気に山形Qのリハーサルです。

 18年もの年月を共に過ごして来た、ハイドンとの別れが近づいています。南国に行っている場合ではないのです。

 ということで「作品20」から。若い頃の、やんちゃなハイドン。難しい。

 次に「皇帝」。晩年の円熟したハイドン。素晴らしい。

 そして「作品50」。中期の、意欲が溢れすぎているハイドン。これも難しい。

 どれも素敵だなと、あらためて思います。これまで18年ものあいだ、「難しい前プロ」として、当たり前のように日常のそこにあったハイドンです。彼の全作品を演奏するなかで、文字通り「苦楽を共にして来た」感じがするのです。

 別れの時が来て、ハイドンの全作品とともに、私たちのこれまでも、まるで走馬灯のように…。

 感傷に浸るのはまだ早い。どれも全然、仕上がってません。

 各自、忙しさに負けず、個人練習をして次回に臨みましょう。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま43箇所 

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