自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

竹原のホタル

2015-06-14 15:41:33 | Weblog
竹原市、すでにテレビや歴史の町で有名だが
マッサンが放映されるや町は人の波が押し寄せものすごい繁栄ぶりを見せている。
その中心街から車で8分程の山の中に小梨と言う小さな集落がある。
その地域からまちおこしの依頼を受けホタルの勉強会の講師として参加した。


ホタル祭り

昔は小学校があったが閉校になり
今は運動場が公民館の横に残っているようだ


会場へ入る前にホタルの生息調査をした。


おなし名水
認定されて時間がたっていないらしい


後で聞けば近々素晴らしい水汲み設備が出来るとのこと。
ちなみに今でも水を汲み持ち帰る人がいる。
この場にはホタルもわずかに飛んでいるそうだが
周辺をホタルの飛ぶ場所にするよう推薦した。
餌が豊富・・カワニナが大量にいた。


この流れの斜面左半分に黒くなるほどいる


公民館ではスタッフが準備に忙しそう




小梨のまちづくり実行委員会は大きな看板を作り本日が除幕式


実行委員長、市議、観光協会などの人による除幕


おめでとうございます。健康ハイクのコースもわかりやすく説明してある。

祭りの開会宣言があり、挨拶や紹介の後、我が出番である。
パワーポイントで幕に映し出すがまだ明るい。
後ろからでもようやく見える画像等ではあるが始めた。
挨拶の人の了解を得ていないのでホタルの説明画像は今回は載せていない。
お客様は200人弱おられる。時間は40分前後が私の時間。

ホタルの事について基礎から
源氏と平家の話、飛び方、♂♀の区別飛び出す時期
ビオトープとは、川の生き物等の話を進め、講師が時々質問をする。
半分の人は「おなしホタルまつり」のポンガシを口に入れるのが忙しそう。
真面目に聞いてくださる人のためにためになる話もしなくては!
川岸のヨモギなどに白い泡が付いているがこれはホタルの幼虫ではない。
アワフキムシと言うセミの仲間と口説く言った。
主事さんはご主人とけんかになったが理解してもらったと喜ばれた。
結論は「アワフキムシと知っていたが嘘を言って騙してみた』と
仲の良い夫婦の会話である。
だめ押しで
この地は水が綺麗だが生活排水がでる場所、その場所ではヨシをを植えると良い。
でもすぐに増えてアシになる。
このことがことわざになって「善し悪し」と言われるようになった。
小さな笑いが見えた。

さて20時になったのでホタルを見に行こうと督促したら
今偵察隊を出して調査中と返事、
ウーン、本日の先生が20時にはホタルは光ると教えたのに
なんて慎重なのだろう。
ごうを煮やして先にホタルが飛びそうな川へカメラを持って出かけた。
山寄せの木が茂っていた川岸


15匹ぐらいが舞っている


ホタルが飛ぶピークは過ぎているのだろう、高いところへ飛ぶホタルが多く
木の葉にとどまって光るだけのホタルも多い。










この場所だけでもピーク時には100匹を越えていたと推測。

竹原から我が家は約65kmもあり、帰りを急ぐため
20時40分にはこの地を出ることに、
やきそばや唐揚げ、コロッケの美味しかった事、感謝してこの地を離れました。

温かい拍手ありがとう。


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2 コメント

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竹原市の蛍 (かなこ)
2015-06-15 10:55:25
自然を尋ねる人さん今日は。
竹原市ではホタルが飛んでいてホタル祭り開催中だったのですね。
カワニナも一杯水も綺麗とあれば今後増える期待が持てますね。

講演内容ウイットに富んで好評だったご様子何よりに思いました。
広島中でホタルが見られるようになるのも遠からずですね。
コンサルタント役ご苦労様でした。

お高いものなので返事に困ります。(笑)
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運転 (和三郎)
2015-06-15 14:25:49
コロッケや唐揚げをあてに
竹鶴が呑めませんでしたね
我家には、21BY(平成21年醸造)の竹鶴の純米酒が
6合ほど残っています
今年になって、日本酒は買いやすくなりつつある

蛍がたくさん飛ぶようになったら
竹原出身の浜田省吾さんにライブをしてもらったらいいのでは
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