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自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

あきの堂々川

2017-11-07 10:52:59 | Weblog
11月7日立冬。72節季では「山茶始開」(ツバキはじめてひらく)という。
要するに冬が来た。紅葉がきれいだということ。


赤く色ずく堂々公園の木々

上流淀ケ池の朝もや


しばらくすると池に映る水かがみの紅葉が美しく光る。



しかしキレイキレイとおだててはいけない。


不法投棄という美もある(車のへッドライト?)


先日福井県南越前町赤谷川【アカタンシンポ】に参加した写真を載せたが
その再版、改めて堂々川と比較。




2年も草を除去していない


石の積み方、砂防堰堤の構造、はたまたごみや草もない、ここに大きな違いがある。

これを見て堂々川の代表は発奮して指令を出したらしい。


まず砂留の草を除去しよう。
砂留(福山藩は砂防堰堤を砂留といった)の石にかかっているごみを拾おう。



ごみを拾う

草を取る


この6番砂留は記録が残っていないが1700年代の早い時期に基礎部が作られている。
よく見ると古墳の石の可能性もある。
さらに水が上から落ちている部分には水が作った穴がある。


6番砂留の穴
1800年代嵩上げした時代の石に穴がある


6番砂留の中央あたりに数個あり、5番砂留にも水が落下するところにある。


水が落ちるあたりにあるが危険である近づかないこと


もう少し作業が残っているがボランティア作業のためこのあたりでやめておく。


清掃が済んですっきりした日本トップレベルの砂留


紅葉に負けない堂々川の砂留堰堤は日本登録有形文化財
11日には神辺町観光協会の史跡めぐりのコースに入っている。