自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ただの恨み

2010-01-11 21:29:21 | Weblog
井原線のワンコインデー。
10時に神辺駅へ。そろそろお客様が増えだした。



ディゼル機働車が到着するが満員にはまだなっていない。




神辺に来られた観光客の皆様に不慣れを解消するための観光案内を始めた。
その時、年の頃なら70歳代のおばチャマが絡んできた。
「ここではチラシにあったタダのぜんざいが無いがどうしてか」
「駅ではなく菅茶山が開いた日本最初の学校廉塾でやっているよ」
「よそはただのバスが出ようるがここはそれはないのか」
「悪いなー、歩いて15分弱だから健康のためにも歩いてな」
「ぶつぶつ」
どこから乗っても100円という安い運賃で神辺まで来られるのに
ここまで来てタダの生姜湯を飲んだ後、タダのぜんざいを所望するとは?
昔は、かなりかわいい人だと思うが時代がそうさせたのかなー。
お昼で生姜湯がすべてなくなったので引き揚げることにした。
そして本陣、廉塾を視察した。


神辺本陣前
タダのサービスするものが無い場所には人は来ない

廉塾前


廉塾ではぜんざいをいただいた。現在約200人ぐらいが来られたとか。
お昼現在、駅で600人分が完売、ここでは約200人。
15分の歩きは2/3の人をあきらめさせたようだ。

神辺駅で言われた言葉かなりショックだった。
ならば他所の地区はどうなのか。よせばよいのに旅に出た。

県境を越えて高屋駅へ


岡山県と広島県の境石
数年前車がバックして壊したので新しい標になっていた

中国地方の子守唄発祥の地高屋

駅前から「嫁いらずの観音様」まで無料バスが出る


井原駅


ホームは300人を超えた人、ひと

おしくらまんじゅうをしてホームはからに
上り、下りと機動車は出ていく


駅やその周辺は


駅の中、ジーンズのふるさとなのだが高いからお客様はいない

駅前はイベント開催で多くの人が

バスはただ
長い行列が出来ている


ところで恨み重なるぜんざい問答


100円と張り紙がしてある


きれいな人が販売しているがお客様は少ない。

恨みさえ覚えた、「ただ」のたった一言をマジになって調べてみたら
不景気と言う見えない現象があそこでもここでもいたるところうごめいていた。
タダより怖いものはないを実感した。
明日の新聞に参加者の数が載るだろうが
推定井原線利用者10,000人
昨年より少し少ない予想をしておく。