自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

馬鈴薯の薬効

2005-12-06 15:51:45 | Weblog
「雨にもマケズ
 風にもマケズ
 雪にも夏の暑さにもマケズ 丈夫な身体をもち・・・・」
気象庁は猛烈な寒波が近づくので明日は雪と予報した。
まさか、例年より20日早いとは思ったが遅れていた馬鈴薯の収穫をした。
取り入れ成果は植えるのが遅かったので期待しなかったが
予想以上の大物が茎を引っ張るとザックザックと出てきた。
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多分昨年牡蠣打ちした後の殻を貰っていてそれを放置したのがよかっのだろう。
もう少し、馬鈴薯(又の名をジャガイモ、三度芋)について話そう。
アンデス山脈を源にしてスペイン経由でヨーロッパに広がり、
オランダによりインドネシア経由で日本もたらされたらしい。
だからジャガタラ芋→じゃが芋の名前が付いたと言う。
記憶が定かでないので正式にはと調べるとJRT(日本イモ類研究会)があり
そこでは「じゃがいもMINI白書」を出しておりこの11月に更新されていた。
良く知った振りをしていたら恥をかくところだった。
芋について知りたいことはこの白書を読めば良いのでここで止めるが
私が植えたのはキタアカリ(新品種でビタミンCが多く甘みを除くとさつま芋にも負けない味)
メークーン(馬鈴薯の代表的存在で煮物に適す)レッドアンデス(外は赤く中が黄色、
小粒だが最高にうまい)の3種。
寒く外では北風が吹いているが、ふかした熱々を食べている今、最高の幸せを感じている。
ここからは薬効を述べる。
消炎作用 軽いやけどやかぶれ、湿しんには皮をむきすりおろしてそのまま湿布する。
又スポーツ後の肩痛や肘痛、ジョギング後の膝痛にも同じ処方で良く効くが
若くない人が走って痛い言うのは身の程知らずという。
むくみは体の水分代謝が弱って起きるから茹でたり、ふかした芋を食べると良い。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎は搾り汁を飲むと良い。
文献では皮をむき薄切りにしたものを火で焼き真っ黒の炭に近いものが上記症状によいと書いてあった。

あらためて、寒いときは熱々を食べればうまいことがよく分かった。