自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

香りのある部屋

2005-11-23 21:18:03 | Weblog
小春日和!
ポカポカ、
最高のお出かけ日和か勤労感謝の日。
日頃の疲れを取るために、名残惜しい紅葉で楽しむも良し、
又磯で魚釣りも良しだったがそろそろ、成果が話題になる頃だ。
そんな中に香りが入ると人の心はより和み、ストレス解消には最高だ。
この効果を広義に解釈すれば、胃潰瘍、胃がんをはじめ数々の病の予防効果と言う。
少し期待が大きくなったがストレスは万病の源だと理解して次に進もう。
その香りだがドラッグストアーに出向けば沢山あって選択に迷う。
何を選ぶか、選び方を研究しよう。
○化学系 安くて品種が多い。ハーブ系、柑橘系とかいろいろだが自然のものは皆無に近い。
自然の品は品質が一定にならないから量産には向かない。
まず無いと思うが薬害も予想しておかないと石綿のようなこともある。
○御香系 お線香や香木を焚きこんで香りを出すがどうしてもお葬式の香りを思い出すのは私だけか。
○自然の草木を焙じる系 自分だけの好きなものを選べるメリットはあるが案外手間隙がかかる。
○生け花系 「花の命は短くて」とあるように寿命が短かく、花代等費用がかかる。
○果実を置く系 部屋の中にりんご、かんきつ類、フェイジョア、カリン、マルメロ他
を置くとよい香がして日持ちもする。
この5つの中から選ぶとすると私が勧めるのはカリンだ。
カリンは強くも弱くも無いかぐわしい香りを1ヶ月は保障してくれて、
黄色い実は置物にしても悪くは無い。
ここまで来れば今日のおばあちゃんの民間薬はカリンに決めた。
生食は苦味があり硬いので向かないが
りんご酸、クエン酸を含むから疲労回復には最適である。
利用方法はホワイトリカー35%、1.8リットルに
果実1kgを輪切りにして砂糖300グラム漬け込み、約10ヶ月以降から飲み始める。
咳止めには乾燥した果実を10g、約500ccの水から半分くらい迄煎じて1日3回に分けて飲む。
そのほかにつわりの嘔吐に効くと文献にはある。
最後に
砂糖漬けが名産品として販売されているがこれはほとんどが近似種の
マルメロである。薬効は同じと思って差し支えない。