検証「安倍政権」(1)―総裁選にみる「終わりの始まり」―
自民党の総裁を決める総裁選が9月20に投開票が行われました。立候補者は現職の安倍晋三氏と石破茂氏でした。
投票は国会議員票と全国の党員票がそれぞれ405票ずつ、計810票です。
安倍政権側は、勝つことは当然、目標は大勝することだ、と強気の発言をしていました。
メディアも、石破氏の得票は議員票が50前後、党員による地方票を含めても200票を超えるかどうかが一つの判
断基準だ、と報じていました。200を超えれば、石破氏は今後、ある程度の影響力を保持できる、という意味です。
しかし、蓋を開けてみると、政権側もメディアも、石破陣営さえ予想をしなかった結果でした。
た。
議員票 地方票 計
安倍晋三 329(81.2%) 224(55.3%) 553(68.3%)
石破 茂 73(18.0%) 181(44.7% 254(31.4%)
これらの数字を見る限り、安倍氏は大差で石破氏を破ったといえそうです。
麻生蔵相は、安倍氏が全体の7割もとっており、しかも議員票は2012年の時より増えている、石破氏が善戦した、
などとは言えないとコメントしています。もちろんこれは、予想が裏切られたことのショックと危機感の裏返しです。
まず、議員票の329票ですが、派閥単位で相当締め付けが強く、事前調査では343票は固めたはずなのに、実際
にはそれより十数票も少なかったのです。
これは安倍陣営にとって深刻です。というのも国会議員の中には、選挙の際に、公認をもらえたから当選した人も多
いのです。しかも、首相と官邸は公認を決める実質上の権限をもっています。
もし、総裁選で石破氏に投票したら、次回の選挙で公認をもらえないかもしれない議員はたくさんいます。公認をも
らえないということは、事実上、議員としては“即死”で、ただの“おじさん”と“おばさん”になってしまうこと
を意味します。
国会議員にたいしては派閥の締め付けと、議員個人の議員として生き残るための保身動機の両面から、安倍支持は堅
いとみられていたのです。
それでも十数人の取りこぼしがでたのは、根底には「安倍一強」と傲慢さに対する潜在的な不信と拒否的心情がかな
り強かったことの現れと理解すべきでしょう。
その現れが、例の圧力問題です。斎藤健農林水産相は14日、総裁選で安倍晋三首相を支持する国会議員から「内閣
にいるんだろ。石破茂元幹事長を応援するなら、辞表を書いてからやれ」と圧力を受けたことを明らかにしました。
ただし議員の名前は明らかにしていません。
これにたいして斎藤氏は「ふざけるな。(首相は)石破派と分かってて大臣にした。俺が辞めるのではなく、クビを
切ってくれ」と反論したという。その上で「首相の発想と思わないが、そういう空気が蔓延(まんえん)しているの
を打破したい」とも語りまし(注1)。
齋藤氏のこの曝露発言は、他の議員や党員に、安倍政権に対する強い悪感情をもたらしたはずです。彼は、この発言
で一躍「ヒーロー」となりました。
こうした発言が公然と語られたということは、もう政権の締め付けや圧力を恐れる必要はない、という自民党議員の
中に秘められた感情の現れで、首相と官邸は、内心、かなり衝撃を受けたと思います。
20日夜のテレビ朝日の「報道ステーション」に出演した安倍首相はこの点を聞かれて、「自民党議員に聞いたとこ
ろ、皆、そんなことはありえないと答えた。もし本当なら、その人物の名前を明らかにして欲しい」と、反論してい
ます。
しかし、これほどのことを齋藤氏が作り話として発言するとは思いません。それと、安倍首相は、本当に安倍支持の
国会議員に聞いたのでしょうか?安倍氏お得意の、その場しのぎの言い訳なのでしょうか?
次に、地方票は、安倍氏が70%は取れると踏んでいたのに、実際には55%強、と大きく事前の読みを下回ったこ
とです。
しかも、地方党員にたいても露骨な“恫喝”が行われていたことが明らかになりました。
自民党所属の神戸市議が、自分のフェイスブックで、官邸の幹部でもある、ある国会議員から露骨な恫喝、脅迫を自
分たち地方議員が受けており、もはや地方議員の人格否定ともいえる状態になったため、兵庫県議員有志は、石破候
補を応援する決意をかためました、と書きこみました。圧力をかけたのは、兵庫県9区選出の西村官房服長官だと言
われています(注2)。
西村氏はインタビューで、自分は断じて言っていない、と否定していますが、この市議は、ありもしないことを、誰
でも見ることができるフェイスブックで公表するでしょうか?
安倍氏は37都道府県で石破氏の得票を上回りましたが、10県では石破氏が上回り、13都県では得票率が10%
以内の接戦でした。
安倍陣営が、裏でそんなに“汚い”手を使っているのか、という印象を広く自民党議員や党員の間に与えてことは確
かです。
それだけ、安倍陣営に「一強のおごり」があり、同時に「焦り」があったと思われます。
地方票が伸びなかったことにたいして、安倍陣営では「地方の反乱だ」との声も上がりましが、まだ、問題の本質を
理解していないようです。
参考までに、石破氏が上回った県とは、山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎でした。
地方票はある程度、国民一般の評価を反映していると言われています。これを考えると、議員票の82%と、地方票
の55%とのギャップは、議員票の異常さと、政権と国民との大きな乖離を示しています。
ところで、私は、今回の総裁選を通じて、安倍政権の「終わりの始まり」という思いを強くもちました。その理由は
いくつかあります。
まず、石破氏が立候補を表明しても、安倍首相は告示日ぎりぎりまで立候補を表明しませんでした。もし早く表明し
ていたら、当然、石破氏との公開の論戦を行うことは避けられない。しかし、公開討論では、石破氏に論戦に勝つ自
信がない、だから“逃げた”としか考えられません。
さらに、告示後も、北海道地震の対策と、ロシア訪問を理由に、論戦の機会を極力減らしまた。これも、いかにも
“逃げている”、“ずるい”、と言う印象を与えました。
安倍陣営は、論戦を避けたことで、うまく切り抜けたと思ったのでしょうが、これが逆に不信感を与えることになっ
てしまいました。
次に、安倍首相の任期は、あと3年である、つまり、終りの年月を切られている、という意味で、「終わりの始まり」
です。まだ3年、あるとも言えますが、あと3年しかないとも言えます。すると、多くの国会議員は、もう3年待てば、
安倍首相もいなくなる人、と考えるでしょう。つまり、新しい政権の発足は、即「終りの始まり」でもあるのです」。
もう一つは、自民党内部においてさえ、安倍支持と求心力が低下した、と言う意味で、「終わりの始まり」です。
私が、もっとも強く、安倍政権の終わりを感じたのは、安倍政権の母体である細田派の中堅の「昨年の衆院選の時も、
支持者の半分くらいは首相を信用できない。これが党の現状」という言葉です。
また、派閥の意向で首相に投じた岸田派の衆議院議員は「次の選挙を安倍首相で戦いたい人はいない。かなりしんどい
と思う」と新聞記者に語っています(『朝日新聞』2018年9月21日)。
これは、安倍氏にとっては致命的な言葉です。なぜなら、安倍氏が何とか自民党内でリーダーシップを維持できたのは、
「選挙に強い」という評価があったからです。
しかし、この二つのコメントを見ても、まず、自民党内で、首相が信用されていないこと、そして、もう「選挙の顔」
としては受け入れられないことが、明らかです。
いまは、権力があるのでおとなしくしているけれど、“もう、うんざり”、というのが自民党の議員の中に確実に浸透
しつつあるようです。
一旦、「終わりの始まり」の兆候が現れると、権力は「レイムダック化」(死に体化)してしまいます。
今回の戦況で首相の支持に回った議員には、そのことによって、何か甘い汁をすうことができのでは、と期待していた
かも知れませんが、80%以上の議員が安倍支持に動いたのでは、彼らに論功行賞は回ってこないでしょう。これも、
また彼らの不満を呼びそうです。
安倍首相は、モリ・カケ問題、財務省の文書改ざん問題などは、一応、乗り切ったとの判断でしょうが、自民党支持者
の中でさえ、首相の対応に納得している割合は多くありません。
とりわけ、「丁寧に 真摯に説明する」と言いながら、一度もそのように説明したことはありません。それどころか、
「はぐらかし」が常態化し、自分への批判には、激しく攻撃するという態度が、どれほど国民の不信と怒りを買ってい
るかに気が付いていません。
来年の統一地方選挙と参議院選で自民党が低調だと、安倍政権はさらに政権運営が難しくなるでしょう。
しかし、石破陣営にしても、今回の結果が自分たちに対する支持であると考えるとしたら、少し甘いし、事態を見誤っ
ていると思います。
確かに、石破氏への地方票は安倍氏に肉薄しており、国民一般の声をある程度反映していると思います。しかし、今回
の“善戦”は必ずしも石破氏の政治理念や政策を支持しているとは、限らないからです。
つまり、安倍政権に対する反発の矛先として石破氏しか選択肢がなかった、という面もあるのです。
しかも、石破氏は憲法問題に関して、戦力の不保持を定めた9条2項を削除して、確固たる軍事力の保持を掲げる改憲
論者でもあります。
石破氏を評価する場合、彼の政治理念の全体にも注意を払う必要があります。
(注1)『産経ニュース』(2018年9月14日)
https://www.sankei.com/politics/news/180914/plt1809140098-n1.html
Share News Japan(2018年9月15日)snjpn.net/archives/67899">https://snjpn.net/archives/67899
(注2)Yhoo ニュース (2018年9月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000023-kobenext-l28
PRESIDENT Online (2018年9月19日)
https://president.jp/articles/-/26216
自民党の総裁を決める総裁選が9月20に投開票が行われました。立候補者は現職の安倍晋三氏と石破茂氏でした。
投票は国会議員票と全国の党員票がそれぞれ405票ずつ、計810票です。
安倍政権側は、勝つことは当然、目標は大勝することだ、と強気の発言をしていました。
メディアも、石破氏の得票は議員票が50前後、党員による地方票を含めても200票を超えるかどうかが一つの判
断基準だ、と報じていました。200を超えれば、石破氏は今後、ある程度の影響力を保持できる、という意味です。
しかし、蓋を開けてみると、政権側もメディアも、石破陣営さえ予想をしなかった結果でした。
た。
議員票 地方票 計
安倍晋三 329(81.2%) 224(55.3%) 553(68.3%)
石破 茂 73(18.0%) 181(44.7% 254(31.4%)
これらの数字を見る限り、安倍氏は大差で石破氏を破ったといえそうです。
麻生蔵相は、安倍氏が全体の7割もとっており、しかも議員票は2012年の時より増えている、石破氏が善戦した、
などとは言えないとコメントしています。もちろんこれは、予想が裏切られたことのショックと危機感の裏返しです。
まず、議員票の329票ですが、派閥単位で相当締め付けが強く、事前調査では343票は固めたはずなのに、実際
にはそれより十数票も少なかったのです。
これは安倍陣営にとって深刻です。というのも国会議員の中には、選挙の際に、公認をもらえたから当選した人も多
いのです。しかも、首相と官邸は公認を決める実質上の権限をもっています。
もし、総裁選で石破氏に投票したら、次回の選挙で公認をもらえないかもしれない議員はたくさんいます。公認をも
らえないということは、事実上、議員としては“即死”で、ただの“おじさん”と“おばさん”になってしまうこと
を意味します。
国会議員にたいしては派閥の締め付けと、議員個人の議員として生き残るための保身動機の両面から、安倍支持は堅
いとみられていたのです。
それでも十数人の取りこぼしがでたのは、根底には「安倍一強」と傲慢さに対する潜在的な不信と拒否的心情がかな
り強かったことの現れと理解すべきでしょう。
その現れが、例の圧力問題です。斎藤健農林水産相は14日、総裁選で安倍晋三首相を支持する国会議員から「内閣
にいるんだろ。石破茂元幹事長を応援するなら、辞表を書いてからやれ」と圧力を受けたことを明らかにしました。
ただし議員の名前は明らかにしていません。
これにたいして斎藤氏は「ふざけるな。(首相は)石破派と分かってて大臣にした。俺が辞めるのではなく、クビを
切ってくれ」と反論したという。その上で「首相の発想と思わないが、そういう空気が蔓延(まんえん)しているの
を打破したい」とも語りまし(注1)。
齋藤氏のこの曝露発言は、他の議員や党員に、安倍政権に対する強い悪感情をもたらしたはずです。彼は、この発言
で一躍「ヒーロー」となりました。
こうした発言が公然と語られたということは、もう政権の締め付けや圧力を恐れる必要はない、という自民党議員の
中に秘められた感情の現れで、首相と官邸は、内心、かなり衝撃を受けたと思います。
20日夜のテレビ朝日の「報道ステーション」に出演した安倍首相はこの点を聞かれて、「自民党議員に聞いたとこ
ろ、皆、そんなことはありえないと答えた。もし本当なら、その人物の名前を明らかにして欲しい」と、反論してい
ます。
しかし、これほどのことを齋藤氏が作り話として発言するとは思いません。それと、安倍首相は、本当に安倍支持の
国会議員に聞いたのでしょうか?安倍氏お得意の、その場しのぎの言い訳なのでしょうか?
次に、地方票は、安倍氏が70%は取れると踏んでいたのに、実際には55%強、と大きく事前の読みを下回ったこ
とです。
しかも、地方党員にたいても露骨な“恫喝”が行われていたことが明らかになりました。
自民党所属の神戸市議が、自分のフェイスブックで、官邸の幹部でもある、ある国会議員から露骨な恫喝、脅迫を自
分たち地方議員が受けており、もはや地方議員の人格否定ともいえる状態になったため、兵庫県議員有志は、石破候
補を応援する決意をかためました、と書きこみました。圧力をかけたのは、兵庫県9区選出の西村官房服長官だと言
われています(注2)。
西村氏はインタビューで、自分は断じて言っていない、と否定していますが、この市議は、ありもしないことを、誰
でも見ることができるフェイスブックで公表するでしょうか?
安倍氏は37都道府県で石破氏の得票を上回りましたが、10県では石破氏が上回り、13都県では得票率が10%
以内の接戦でした。
安倍陣営が、裏でそんなに“汚い”手を使っているのか、という印象を広く自民党議員や党員の間に与えてことは確
かです。
それだけ、安倍陣営に「一強のおごり」があり、同時に「焦り」があったと思われます。
地方票が伸びなかったことにたいして、安倍陣営では「地方の反乱だ」との声も上がりましが、まだ、問題の本質を
理解していないようです。
参考までに、石破氏が上回った県とは、山形、茨城、群馬、富山、三重、鳥取、島根、徳島、高知、宮崎でした。
地方票はある程度、国民一般の評価を反映していると言われています。これを考えると、議員票の82%と、地方票
の55%とのギャップは、議員票の異常さと、政権と国民との大きな乖離を示しています。
ところで、私は、今回の総裁選を通じて、安倍政権の「終わりの始まり」という思いを強くもちました。その理由は
いくつかあります。
まず、石破氏が立候補を表明しても、安倍首相は告示日ぎりぎりまで立候補を表明しませんでした。もし早く表明し
ていたら、当然、石破氏との公開の論戦を行うことは避けられない。しかし、公開討論では、石破氏に論戦に勝つ自
信がない、だから“逃げた”としか考えられません。
さらに、告示後も、北海道地震の対策と、ロシア訪問を理由に、論戦の機会を極力減らしまた。これも、いかにも
“逃げている”、“ずるい”、と言う印象を与えました。
安倍陣営は、論戦を避けたことで、うまく切り抜けたと思ったのでしょうが、これが逆に不信感を与えることになっ
てしまいました。
次に、安倍首相の任期は、あと3年である、つまり、終りの年月を切られている、という意味で、「終わりの始まり」
です。まだ3年、あるとも言えますが、あと3年しかないとも言えます。すると、多くの国会議員は、もう3年待てば、
安倍首相もいなくなる人、と考えるでしょう。つまり、新しい政権の発足は、即「終りの始まり」でもあるのです」。
もう一つは、自民党内部においてさえ、安倍支持と求心力が低下した、と言う意味で、「終わりの始まり」です。
私が、もっとも強く、安倍政権の終わりを感じたのは、安倍政権の母体である細田派の中堅の「昨年の衆院選の時も、
支持者の半分くらいは首相を信用できない。これが党の現状」という言葉です。
また、派閥の意向で首相に投じた岸田派の衆議院議員は「次の選挙を安倍首相で戦いたい人はいない。かなりしんどい
と思う」と新聞記者に語っています(『朝日新聞』2018年9月21日)。
これは、安倍氏にとっては致命的な言葉です。なぜなら、安倍氏が何とか自民党内でリーダーシップを維持できたのは、
「選挙に強い」という評価があったからです。
しかし、この二つのコメントを見ても、まず、自民党内で、首相が信用されていないこと、そして、もう「選挙の顔」
としては受け入れられないことが、明らかです。
いまは、権力があるのでおとなしくしているけれど、“もう、うんざり”、というのが自民党の議員の中に確実に浸透
しつつあるようです。
一旦、「終わりの始まり」の兆候が現れると、権力は「レイムダック化」(死に体化)してしまいます。
今回の戦況で首相の支持に回った議員には、そのことによって、何か甘い汁をすうことができのでは、と期待していた
かも知れませんが、80%以上の議員が安倍支持に動いたのでは、彼らに論功行賞は回ってこないでしょう。これも、
また彼らの不満を呼びそうです。
安倍首相は、モリ・カケ問題、財務省の文書改ざん問題などは、一応、乗り切ったとの判断でしょうが、自民党支持者
の中でさえ、首相の対応に納得している割合は多くありません。
とりわけ、「丁寧に 真摯に説明する」と言いながら、一度もそのように説明したことはありません。それどころか、
「はぐらかし」が常態化し、自分への批判には、激しく攻撃するという態度が、どれほど国民の不信と怒りを買ってい
るかに気が付いていません。
来年の統一地方選挙と参議院選で自民党が低調だと、安倍政権はさらに政権運営が難しくなるでしょう。
しかし、石破陣営にしても、今回の結果が自分たちに対する支持であると考えるとしたら、少し甘いし、事態を見誤っ
ていると思います。
確かに、石破氏への地方票は安倍氏に肉薄しており、国民一般の声をある程度反映していると思います。しかし、今回
の“善戦”は必ずしも石破氏の政治理念や政策を支持しているとは、限らないからです。
つまり、安倍政権に対する反発の矛先として石破氏しか選択肢がなかった、という面もあるのです。
しかも、石破氏は憲法問題に関して、戦力の不保持を定めた9条2項を削除して、確固たる軍事力の保持を掲げる改憲
論者でもあります。
石破氏を評価する場合、彼の政治理念の全体にも注意を払う必要があります。
(注1)『産経ニュース』(2018年9月14日)
https://www.sankei.com/politics/news/180914/plt1809140098-n1.html
Share News Japan(2018年9月15日)snjpn.net/archives/67899">https://snjpn.net/archives/67899
(注2)Yhoo ニュース (2018年9月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180911-00000023-kobenext-l28
PRESIDENT Online (2018年9月19日)
https://president.jp/articles/-/26216