富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「買場紗綾市」で日本遺産・絹遺産普及広報活動

2017年03月11日 22時07分05秒 | 世界遺産伝道師協会

「買場紗綾市」で活動

 

  3月4日(土)、桐生市東久方町の、普段は駐車場として利用されている催し物会場で再開2回目の広報活動を行いました。

  ここは、かつて織物業を営んでいた齋藤嘉吉(かきち)氏の旧敷地で、趣のある住居も存在し十字路脇にあるので「四辻の齋嘉」と呼ばれています。

  活動場所は前回の本部付近から、会場入り口に続く通りに替わりました。会場に入る人々が必ず通るので、活動には最適な場所です。ただ道幅が広くない上に車がすれ違う場面も多いので、解説しながら気も使いました。

  開始の9時までに、ノボリ・パネル・パンフレット(メインと子供向け)を準備しました。

  パネルは桐生市にある6件の日本遺産を始め世界遺産を含む8枚です。

  暖かく穏やかな陽気に誘われ、たくさんの人出で賑やかな一日でした。

  桐生天満宮と本町三丁目には関東三大骨董市と呼ばれる古民具市が開かれ、広く県内外から多くの人が訪れます。そこから回って来る人もいれば、骨董市の場所を尋ねる人もいました。

  日本遺産のパネルには珍しそうに多くの人が近寄って来ます。世界遺産が4資産あることを知らない人がいまだに多く、まして日本遺産を知らない人は桐生の住民でも結構いました。解説中、白瀧姫の伝説などに大変興味を持って聞いてくれました。

 桐生から富岡製糸場に行ったことのある人は大分いました。島村も近いので行ったという人も少なからずいました。桐生や伊勢崎の織物工場で働いていたという女性からは体験談を伺うことができました。桐生の市内をガイドしているという男性が、日本遺産のパネルが実に良く出来ていると感心しながら見入っていました。解体業だという男性は、県内の古民家を見て回るのが趣味だそうで主な大型養蚕農家をよく知っていました。

 富山、東京、埼玉、栃木などの県外、そして県内では桐生の周辺の市からと広範囲から来場されました。

パンフレットの受け取りも良く、持参したものが活動終了予定の15時より1時間半ほど早く終わり、あとはパネルでの解説だけになりました。

熱心に聴いていただけたので、参加伝道師は充実した気分で帰路に就くことができました。

今回の参加者はK下部、T比地、S條、I上雄の4名でした。 

最後に、活動場所等に配慮くださった森寿作会長を始め関係の方々に感謝いたします。

             (Y.I記)

 

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東武「北千住駅」で2回目の世界遺産キャラバン

2017年03月11日 21時53分29秒 | 世界遺産伝道師協会

東武「北千住駅」で2回目のキャラバン

 

2017年3月9日(木)13時から、東武鉄道北千住駅構内で昨年3月10日に続く、2回目のキャラバンを行いました。

北千住駅はJR・東武・つくばエクスプレス・東京メトロの4社5路線が乗り入れ、新宿、池袋、大阪梅田、渋谷、横浜駅に続く6番目に一日乗降客が多く160万人を超えます。活動場所は前回と同じJRと東武・東京メトロの乗り換え通路の中央改札口周辺のフロアです。

参加者はI上雄二、F縄宗一、N木多恵子、T平和子、K下部の5名で、K谷美千代さんが体調不良のため不参加となったのは残念でした。

活動に先立ち、今回は神宮外苑内にある聖徳記念絵画館を見学しました。同絵画館は明治天皇のご生誕から崩御までの出来事を年代順に、大壁画(縦3M,横2,5~2,7M)の日本画40枚、洋画40枚を展示しており、日本画28番の荒井寛方筆「明治6年6月24日富岡製糸場行啓」が見学目的です。

実物を見るのは初めてでその迫力に感激、これも本日の活動の源になったのではないかと思います。

活動は16時までの3時間でメインパンフレット1000枚の配布です。

12時50分前に東武鉄道北関東営業支社(館林)I倉直人様と面会でき、参加5名の紹介と挨拶を済ませ早速活動を開始しました。I倉様から“法被を着て一緒にチラシ配りを手伝います”との思いがけない申し出に、生憎人数分しか持参せず、これまで以上の協力姿勢にびっくり、法被無しで協力いただき毛ました。

 前回は8名で16時を延長して完了しましたが、途中I倉様から“無理しないで休憩してください。16時過ぎてもOKです。”と声をかけていただき、各人飲み物休憩を入れながら、それでも今回は15:30分頃に全て配り終えました。

I倉様に御礼と終了挨拶を済ませた後、5名でコーヒータイムを取りました。

皆さんから聞いた本日の反応、反響は以下のようです。

●“行きました。”という方が結構いました。しかし聞くと殆どが富岡製糸場だけ。

●“行ってみたいと思っていたので、今度行きます”。という方が何人もいた。

●電車での行き方の質問が随分あった。

●I上さんからは、反応がこれ迄活動した中で一番良かった。知り合いの分も下さいという人が4名いた。

●通り過ぎてからパンフを貰いに戻る方が何人もいた。中には群馬フェアをしていると思い「焼きまんじゅう」の売り場を聞きに戻る群馬出身の夫婦もいた。

●帰りに貰います、と言って本当に帰りに貰いに来てくれ嬉しかった。

●機械が動いていないのが不満、という人が数人いた。

●富岡に二回行ったが解説が同じ内容、中身もつまらなかった、という女性連れ。

●小学生時に熊谷工場を見学した。大人になったら製糸工場に勤めたいと思ったがしかし既にそういう時代ではなくなっていた、と話した女性がいた。

●80歳の女性が、社員と知り合いで子供の頃に風呂に入ったり、工場の庭で遊んだり、蛹も食べたことがあった。味はカッパえびせんのようだった。

●前回の浅草駅に比べ今日は外国人が少なかった。

●今回はメインパンフレットだけだったが、少し子供用もあった方が良かった。

活動途中でI倉様から東武北千住駅長・東武北千住駅管区長K藤哲也様に挨拶する機会をいただきました。

浅草駅で2回、北千住駅で2回目となりますが、回を増す毎に今回もI倉様を始め東武社員の皆様の温かいご配慮・ご支援をいただき、楽しく活動することができ、改めて御礼を申し上げます。

 参加伝道師の皆様には遠方まで出向いての活動、本当にお疲れ様でした。

(k。K 記)

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