渋川市南小学校での活動報告
11月25日(金)渋川南小学校で学校キャラバンを行いました。
前日24日は思いがけずの降雪で、今日の渋川行きはどうなることかと心配でしたが、幸い朝からの晴天に救われました。
渋川南小は毎年伺っているお馴染みの学校で、校舎内は木材をふんだんに使った柔らかい雰囲気の学校です。又、教室の間仕切りはなく、全てオープンスペースで明るく開放的です。
今日は六年生14人の生徒さん対象で、齊藤校長先生のお話に依りますと、この学年は一年生の時から六年間学校一番の小人数学級だったそうで、既に11月14日富岡製糸場を見学しています。
先ず、初めの40分間でI上伝道師が世界遺産の講話をしました。現地見学の時は解説員の説明は受けずに、担任の青梅先生が解説をされたそうですが、「十分な説明はできなかったと思うので、宜しくお願いします」との事でした。
I上伝道師は現地見学をしているので却って話がし易かった様子で、子供用パネルも使って丁寧に伝道師ならではの解説をしました。
後半の40分は座繰り体験です。担当のH岡伝道師は最初から子ども扱いをせずに、積極的な指導をしました。
生徒数も少なく六年生ということもあって、両手を使っての糸引きも二巡できましたし、次々と繭付けもできました。中には網杓子を持って鍋底の蛹をすくい始める生徒さんもいました。
今日は一人の欠席者はいましたが、13人がとても和やかでまとまりが良くて楽しそうに体験して貰えましたので「皆さんも伝道師になって下さいね」と伝えました。
座繰り体験終了後の後片付けを始めますと「お手伝いします」と2~3人の生徒さんが声を掛けてくださいました。さすが六年生です
こちらの学校を訪問する時いつも感じるのですが、教室の間仕切りがないために、授業をしている脇のオープンスペースで準備をさせていただくのが気掛かりです。でも「慣れていますのでご心配いただかなくて大丈夫です」と言われます。
昨日の雪のために外の空気はとても冷たかったですが、生徒さん達との触れ合いにほっこりとした気持ちで帰路に着きました。
本日の担当はI上雄二さん、H岡誠さんとY田でした。小人数での活動大変お疲れ様でした。(S・Y記)