富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

世界遺産候補・富岡製糸場の創始期の首長:ブリュナについて

2009年08月08日 09時53分51秒 | 世界遺産伝道師協会
さきにブログに載せました、フランスの文書館の資料に関して、友人から教えていただきました。

ブリュナについて先の文書の中の死亡証明書などから判明したことを少々羅列します。訳し間違えもあるかもしれませんが、とりあえずはご参考までに。

特にリンク先などはおもしろいので是非見てください。

名 前 姓:ブリュナ 名:フランソワ・ポール

住 所 パリ市 エミール・オージエ大通り48番地( 48, Boulevard Emile Augier Paris)

職 業 実業家

死 亡 年 月 日 1908年5月7日

葬    式  日時 5月9日(土) 正午
        場所 パッシーのノートルダム・デ・グラス教会(アノシアション通り) (Notre-Dame-de-Grace Passy Paris)
        会葬者 ブリュナ未亡人、娘と女婿のレオナール・ケール夫妻と孫3人、その他よくわからない係累者(下の娘の関係)と甥と姪らしい。

埋    葬  ベール・ラシューズ墓地(Cimetiere du Pere-Lachaise)   http://www.pere-lachaise.com/perelachaise.php?lang=en

 住所は死亡時のものですが、グーグルの地図にかっこ内の住所を入れるとストリートビューで白い壁の黒い扉の家が見え、48番地の住所札が張ってあります。教会も同じように名前を入れるとグーグルで検索できます。町中のあまり大きくない教会ですが、彼の教区のようですね。
 
 墓はどうも名所になっているようで上記のアドレスで墓地がよく管理されているようなのがわかります。
個人の墓地の検索もできますがブリュナーはあたりがありませんでした。

住所のストリートビューや墓地のHPは興味深いですよ
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世界遺産運動を展開している足尾銅山で「ガソリンカー祭」・足尾歴史館

2009年08月07日 09時46分13秒 | 世界遺産伝道師協会
足尾歴史館長井理事長さんからお便りをいただきました。

「伝説の機関車が いよいよ復活!!8月8日(土)→9日(日)」

時をこえ復活・・・よみがえるフォードのエンジン音

大正の末期・・足尾銅山工作課ではアメリカ・フォード社製自動車のエンジンを利用して、自力で機関車を作り上げました。銅山の資材や生活物資の運搬用トロッコや小さな客車の牽引に、馬に代わって登場したガソリン機関車は「ガソリンカー」とか「定時」とも呼ばれ、足尾の風物詩として親しまれてきました。

街中を走る姿は、昭和28年にトラックやバスに代わって廃止となりましたが、今でも懐かしい思い出として語られています。

その「ガソリンカー」が完全復活しました。

【開催場所】
足尾歴史館

【開催日】
平成21年8月8日(土曜日)・9日(日曜日)

【開催時間】
10:00~16:00

【開催予定内容】
● ガソリンカー復元記念式典 8月8日(土曜日)13:00~

● 2台のトロッコ機関車(加藤製作所4トン機関車とガソリンカー)の競演走行

● 歴史観内でガソリンカーがテーマの企画展時開催

●鉄道模型&おもちゃ鉄道の大集合

●わたらせ渓谷鉄道沿線と地元住民による「あおぞら市場」

【交通】
・わたらせ渓谷鉄道「通洞駅」下車徒歩3分
・JR日光駅・東武日光駅と通洞駅間の日光市営バスもあります。
(1日4往復、片道40分。要問合せ TEL0288-93-3113)

【入場料】
あおぞら市場は入場無料ですが、足尾歴史館の入館と足尾ガソリン軌道歴史館線の乗車には歴史館の入館券をお求めください。

※お願い※
駐車場は限られています。なるべく、わたらせ渓谷鉄道か日光市営バスをご利用下さい。

【お問い合わせ】
NPO法人 足尾歴史館(ホームページ http://www18.ocn.ne.jp/~rekisikn)
〒321-1523
栃木県日光市足尾町松原2825 TEL/FAX0288-93-0189
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「富岡製糸場と絹産業遺産群」について群馬県が世界遺産学術委員会を発足

2009年08月06日 21時12分05秒 | 世界遺産伝道師協会
「富岡製糸場と絹産業遺産群」について群馬県が「世界遺産学術委員会」を発足、7月29日第1回会議を開催しました。委員は石井寛治・東京大名誉教授、岡田保良・国士舘大イラク古代文化研究所教授(イコモス日本執行委員)、斎藤英俊・筑波大大学院教授、清水慶一・国立科学博物館産業技術史資料情報センター参事、鈴木淳・東京大大学院准教授の5人。委員長は岡田先生、副委員長は清水先生。

当日は文化庁からも三谷世界文化遺産推進室長、稲山副知事、また、ユネスコの世界遺産暫定リストに載っている「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産を有する関係市町村、さらに構成10資産には入っていないが、重要な絹産業遺産が所在する伊勢崎市、桐生市、高崎市の担当者も出席しました。学術委員会は、これから推薦書の作成に向けて大きな役割を担うことになります。

また、推薦書を作成するための業者の選定も決定しました。

平成21年度、22年度で推薦書作成の予算が県として固まっていますので、22年度までには推薦書が作成されることになります。

ユネスコ世界遺産委員会が納得する推薦書の完成を期待しています。

上毛新聞記事のURL
http://www.raijin.com/news/a/28/news04.htm
 
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◎横浜開港150周年で群馬県六合村赤岩 世界遺産応援チャリティー・コンサート

2009年08月05日 12時47分04秒 | 世界遺産伝道師協会
 開港150周年を記念し、赤岩を応援してくれているギタリスト篠崎洋子さんのつながりから、横浜で「群馬県六合村赤岩 世界遺産応援チャリティー・コンサート」が次のとおり開催されます。
 
 コンサートは、スライド・コンサートで、養蚕文化を守る人たちを訪ねた旅の記
録。横浜・群馬、蚕が繋ぐ「愛のシルクロード」パート2が披露されます。

 六合村からも、昔話を語るおばあちゃまや黒岩いちさんが参加し、赤岩に伝わる妙薬の物語「かっぱ伝説」をお話します。また、フィナーレには、赤岩賛歌を六合村の皆様、ソプラノオペラ歌手・岩田美砂さんと一緒に歌い、交流を深めます。

ぜひ皆様も、開国博Y150を見たり、中華街で食事しながら、このコンサートに
でかけてみてはいかがでしょうか。

日 時 平成21年8月16日(日) 12:30会場 13:00開演
場 所 横浜市磯子区民文化センター杉田劇場ホール
入場料 大人2000円 小学生1000円
申込先 昔の文化を伝える会 TEL045-832-9969

六合村赤岩 世界遺産応援チャリティー・コンサートHP(磯子マガジン)
http://isomaga.com/event/09_08_sinozaki_yoko.htm

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恒例の弁天ワッセでの21回目「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産活動に参加

2009年08月05日 01時41分37秒 | 世界遺産伝道師協会
 弁天ワッセでの21回目伝道活動に参加

 8月3日(月)、伝道師の集合時間の9時頃は曇っていてそれほど暑さを感じませんでした。弁天通りにある大連寺の門の脇での活動も間もなく2年になろうとしています。
 
 今日の参加者は4名(S,N、K.N、T.N、Y.I)です。S.Nさんが車で運んでくれたのぼり2組・パネルと三脚11組を手慣れた速さでセットしました。チラシ類は今回は一種類だけでした。梅雨明け宣言後の不順な天候のためか新鮮野菜売りの出店がいつもより少なくなっていました。その一角では夏休みの子供目当てにクワガタムシを売っていましたが、目立つほど子供の姿を見かけませんでした。
 
 近隣の店や出店の人たちも伝道師に「おはようございます」、「ご苦労様です」とにこやかに声をかけてくれます。伝道師が熱心に活動している姿を毎回目にして感心している様子や、親近感を込めた気持ちが伝わってきます。こちらも不思議な仲間意識のような安心感が湧いてきます。セットが完了すると間もなくパネルの前に足を止める人がいて説明とチラシの配布が始まりました。
 
 世界遺産運動にも徐々に人々の関心が高まってきていることを感じます。パネルを自分から見入る人が多くなってきました。「この遺産にはどうやって行ったらいいのか」、「候補に上がっている10箇所を全部見て回りたいが、何日位あれば全部見られるのか」、「前橋には候補になるものがないのはなぜなのか」という積極的な質問が出てくるようになりました。さらに若い女性が伝道師の活動内容を質問してきて、伝道師になりたい気持ちがあるようなので9月の養成講座を受けるよう勧めました。他にも希望する女性がいたそうです。伝道師の活動に興味・関心を持ってもらうことは本当にうれしいことです。
 
 終了時間の2時頃になると、アーケードの下で直射日光は当たらないものの、やはり8月、暑いと感じるようになりました。片付けも手早く終わり、心地よい疲れを感じながら解散しました。(Y.I記)
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【 開国博Y150 】 150年目の夢会議 「絹の道 都市間交流シンポジウム」 開催

2009年08月04日 07時16分20秒 | 世界遺産伝道師協会
近代日本への導火線となった「絹の道」。
「絹の道」はわたしたちに何を残してくれたのでしょうか、そして今、わたしたち
は次の世代に何を伝えられるのでしょうか。
横浜開港150周年を機に、沿道地域に受け継がれてきた文化や事象をもう一度掘
り起こし、さらにこれからの150年に向けた新たな交流の在り方を探るため、関
連都市が一堂に会した 『夢会議』 を横浜で開催します。

【日  時】 2009年8月10日(月)  13時30分開演 (開場13時00分)

【場  所】 横浜市開港記念会館
       みなとみらい線「日本大通り」駅 下車1分
        JR、横浜市営地下鉄「関内」駅下車10分

【内  容】 ◇第1部 地域からのプレゼンテーション「今につながる絹の道」
        ・基調講演 「横浜開港と絹の道」
              西川武臣/横浜開港資料館主任調査研究員

        ・関連各地域のプレゼンテーター
  長野県:杉本幸治/駒ヶ根市長
  群馬県:熊川 栄/嬬恋村長
  埼玉県:可児一男/川越一番街商店街町並み委
員会委員長
  八王子市:青木訓行/八王子ファッション都市
協議会委員長

       ◇第2部 シンポジウム 「地域でつなぐ未来の夢ロード」
         テーマ 「観光・環境・食と農の新たな連携」
        ・コーディネーター  森地 茂/横浜市都市計画審議会会長
                           政策研究大学大学院
特別教授
         ・パネリスト  藤本貴也/全国街道交流会議 代表理事
                 加山俊夫/相模原市長
                  花岡利幸/山梨大学名誉教授
                  清水愼一/JTB常務取締役  ※敬称


【募集数】 先着 400名

【参加費】 無料

【申込み】 ◇入場希望の方は、下記事務局まで、お申込み下さい。
  ◇先着400名の方には、シンポジウムの入場券を返送しますので、当
日、受付へお出し下さい。

【その他】 ◇当日の来場者には「開国博Y150ベイサイド入場割引券」を差し上げま
す。
       ◇先着400名にもれた方にも、「開国博Y150ベイサイド入場割
引券」を送付させて頂きます。
   ・割引内容
    (大人)  2,400円→2,000円
    (中人)  1,200円→ 800円
    (小人)   800円→ 400円
    (シニア) 1,900円→1,500円
   ・割引
     割引券はお一人様4枚お渡し致します
   ・割引券有効期間
     平成21年8月10日~平成21年8月16日
   ・割引場所
     ベイサイド会場の「入場券販売窓口」で割引券を提示し、割引を
受けて下さい。

【参加都市】 (絹の道都市間交流連携会)
        長野県、山梨県、群馬県、埼玉県、八王子市、相模原市、町田
市、横浜市 等 計 44団体

【主  催】 財団法人横浜開港150周年協会実施事務局 / tvk (テレビ神
奈川)

【特別協力】 社団法人関東建設弘済会

■ 観覧希望者からのお申込み・お問合せ
      実施事務局(tvk)
    住所  〒231-8001 横浜市中区太田町2-23
    電話 045-651-1714(平日10時~18時)
    FAX 045-664-0044
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世界遺産候補・富岡製糸場創業時の首長ブリュナの資料について

2009年08月03日 07時07分13秒 | 世界遺産伝道師協会
7月28日の本ブログにフランスの国立文書館でのブリュナ関係資料として、次のURLを紹介しましたところ

http://www.culture.gouv.fr/public/mistral/leonore_fr?ACTION=RETROUVER&FIELD_1=NOM%2cNOM2%2cNOM%2dJF%2cNOM%2dMARI&VALUE_1=brunat&NUMBER=3&GRP=0&REQ=%28%28brunat%29%20%3aNOM%2cNOM2%2cNOM%2dJF%2cNOM%2dMARI%20%29&USRNAME=nobody&USRPWD=4%24%2534P&SPEC=9&SYN=1&IMLY=&MAX1=1&MAX2=1&MAX3=100&DOM=All

ハンドルネーム、「ひいひい孫」さんから情報をいただいきました。関係資料を日本語に訳す試みをなさっていただきました。その結果の情報を次に紹介します。

<ひいひい孫さんからの情報・抜粋>

①②・・のナンバーはそれぞれの書類についている手書きの番号の通りです。

9枚のうち2枚目と9枚目の書類はナンバーが振ってなくて、
内容もたいしたものではありません。
そのため7枚の書類の内容となります。

今井先生が記者会見で発表した内容以外のものは含まれていません。
細かく言えば、死亡した住所、葬儀をした教会の名前、墓地の名前、
遺族の名前などは記されています。


①レジオンドヌール勲章事務局発行の書類

 (名前・生年月日・死亡月日等)



②ラドローム県庁からレジオンドヌール勲章総裁に宛てた手紙

 (Brunatの出生証明送付について)



③ブールドペアージュ市役所発行の出生証明書

 (名前・生年月日・場所・両親の名前等)



④レジオンドヌール勲章事務局の書類

 (誰かが事務局を訪問した時に書いた書類だと思う)



⑤パリ16区発行の死亡証明書

 (1908年5月8日発行)



⑥Brunatの葬儀案内

 (教会や墓地の名前が書かれている)



⑦フランス外務省発行の書類

 (Brunatについての情報、レジオンドヌール勲章関連)


(追伸)

番号の振っていない2枚目と9枚目の書類について、たいしたことは書きましたが、昨晩もう一度読み解いてみて(手書きですので)、検討したところ、2枚目は①の書類の回覧の記録で、9枚目は⑦の書類の続きでブリュナの仕事の履歴等が書かれていました。

内容は先日の上毛新聞記事以外のものではありませんでしたが。


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県立妙義少年自然の家「ぐんまキッズアドベンチャー」で富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産伝道活動!

2009年08月02日 10時48分21秒 | 世界遺産伝道師協会
県立妙義少年自然の家「ぐんまキッズアドベンチャー」で富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産伝道活動!

平成21年7月28日(火)、県立妙義少年自然の家で、Y.T伝道師、T.F伝道師、世界遺産推進課のM.Tさんの3名で「上州座繰り体験」などの伝道活動を行いました。

今回は、妙義少年自然の家が主催する、子ども達が長期集団宿泊による自然体験活動「平成21年度ぐんまキッズアドベンチャー」におけるプログラムの一つとして、組み入れていただきました。

対象は、県内各地から抽選で参加している県内小学4年生から中学3年生までの40人でした。

伝道師協会が担当した上州座繰り体験でことも達は、繭玉から生糸ができる様子を食い入るように見て自分の順番を待ち、できあがった生糸は自分の腕に掛けて大切そうに扱っていました。

また、繭クラフト体験は、学生ボランティアの皆さんなどが、事前に勉強して対応していただき、子ども達は、思い思いに個性的なパンダちゃんを作り上げていました。

当日は、群馬テレビの取材もあり、子ども達のボルテージも上がりっぱなしでした。

終了後は、新たな活動場所を提供していただいた妙義少年自然の家に感謝しながら、子ども達の笑顔をお土産に、帰路につきました。

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ぐんま企業立地セミナーin東京「世界遺産推進コーナー」で活動!(椿山荘)

2009年08月01日 13時10分38秒 | 世界遺産伝道師協会
群馬県に企業誘致を推進するた椿山荘(東京都文京区)で平成21年7月29日(水)に開催された「ぐんま企業立地セミナーin東京」で「世界遺産推進コーナー」で活動しました。

このセミナーの第1部では、大澤知事、亀山桐生市長などが、本県に企業を誘致するため、本県の立地条件や産業支援策、自然・文化等の魅力をトップセールスでPRしました。

そして、第2部の交流会で、各自治体などのPRコーナーとともに「世界遺産推進
コーナー」を設置させていただき、伝道活動を行いました。

第2部での開会挨拶の中で、大澤知事から「富岡製糸場と絹産業遺産群」のコーナー
をご覧ください」と紹介していただきました。また、近藤会長からは、本県の世界遺産登録運動の趣旨や概要を簡潔に説明いただき、その支援を訴えていただきました。

交流会の時間中、会場の方々には途切れずコーナーを訪れていただき、あっという
間に終了を迎えました。「繭」の2個セットは好評で、喜んで受け取っていただけました。昔の思い出を懐かしんでおられた方もいました。

短い時間ではありましたが、出席した企業者や群馬県出身の関係者、群馬大学工学
部長など、普段はなかなかお会いできない方々に直接お話しができた貴重な機会となりました。
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