富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産“高山社発祥の地”が国指定史跡に!

2009年08月17日 22時51分37秒 | 世界遺産伝道師協会
 平成21年7月23日、“高山社発祥の0地”が官報告示され、「高山社跡」として、国指定史跡になりました。このことにより、「高山社跡」は世界遺産に登録される国内条件のひとつをクリヤーしたことになり、富岡製糸場世界遺産伝道師協会の伝道師の皆さんのみならず、地元で世界遺産登録運動をすすめている「高山社を考える会」の人々もほっとすると同時に、これからの世界遺産運動こそ、本登録に向けて大切な運動になる、と気を引き締めていることと思います。

 伝道師協会の近藤会長は、上毛新聞の“視点”オピニオン21の8月7日付けで、このことを記事にし、高山社の意義についても述べています。

http://www.raijin.com/news/kikaku/opinion2009/opinion20090807.html

 今後、「荒船風穴」や「栃窪風穴」そして「上野鉄道関連遺産」などが、世界遺産の構成資産となるための、国内条件を満たしていけるように地元をはじめ、世界遺産運動を行っている関連団体も、連携して運動を進めていきたいものです。

 更に、新町屑糸紡績所や碓氷社跡、桐生市の絹産業遺産に関わる町並み、島村養蚕農家群などについても、遺産の所在する市町村が世界遺産の構成資産するように名乗りをあげていただけるよう、群馬県各地での運動が期待されています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする