「群馬の絹」活性化研究会が主催する第13回「蚕糸絹業新年の集い」がは平成25年1月17日(木)群馬ロイヤルホテルで100人ほどが参加して開催されました。
主催者挨拶として「群馬の絹」活性化研究会の副会長があいさつし、来賓祝辞は群馬県知事(代理藤井副部長)、財団法人大日本蚕糸会木 賢会頭理事、群馬シルク研究会 浜名 敏白会長がお祝いを述べましたが、国産絹の直面している重たい課題が延べられるとともに、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録が目前になったこと、今年はデパートでの振袖の売り上げが10パーセント伸びたことなどにも触れて、明るい話題の語られました。
アトラクションに高橋榮志氏の剣舞も披露され、見事な演技でした。
参加した関係者がこれからの蚕糸絹業について語り合っていました。
富岡製糸場世界遺産伝道師協会からは近藤会長をはじめ4名の会員が伝道師協会員として参加しました。他団体名で出席した人も多く、伝道師活動でおなじみの顔が多く見受けられました。
群馬県の養蚕農家が200戸に近づくような減少をもたらしている現在、世界遺産登録と養蚕製糸の技術の継承は重大な課題になってきました。
世界遺産登録の実現と養蚕製糸の技術の伝承は官民共同で推進していかなければならない課題だと思います。